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■ 2015/8/23 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦 MOTEGI 2&4 RACE
天気 気温 観客
曇り 26.1度 15,000人

高橋選手が失格の波乱。スポット参戦の長島選手が優勝を決める






鈴鹿8耐をはさみ2ヶ月近いインターバルを経て、全日本選手権は後半戦第5戦もてぎを迎えた。今回は4輪のスーパーフォーミュラの併催となり、J-GP2クラスのみが行われた。
今シーズン、J-GP2クラスは3戦開催され、ディフェンディング・チャンピオンの高橋裕紀選手(MORIWAKI)が3戦全勝を果たしている。しかし、高橋選手は8月上旬に行われた筑波テストで転倒し、肋骨を骨折。まだ完治していない状況で第5戦を迎えていた。
曇り空、ドライコンディションで行われた予選。高橋選手は速さを披露して、ラストラップでアタック。今季開幕以来4戦連続のポールポジションを獲得した。
「四輪レースの併催で路面コンディションが難しかった。タイム的には満足していないがポールを取れたことはよかったと思うが、もっと差を広げなくてはいけないと思う。決勝用のセッティングは決まっているので、集中してミスなく走りたい」と高橋選手。
続いて、井筒仁康選手(KAWASAKI)は2位、渥美心選手(TSR)5位、スポット参戦した長島哲太選手(KALEX)6位、岩田悟選手(NTS)は8位、岩崎哲朗選手(KAWASAKI)9位、山元聖選手(SUZUKI)10位、日浦大治朗選手(MORIWAKI)11位、大木崇行選手(HONDA)12位、長尾健吾選(SUZUKI)13位につけた。

決勝レースは、雨降りの悪天候に見舞われる。ウェット宣言が出されると22周のレースは17周に減算された。
レースがスタートすると高橋選手がホールショット。高橋選手を先頭に、井筒選手、生形秀之選手(SUZUKI)などが続く。
高橋選手はペースが上がらず、1コーナーでオーバーランするミスもあり3位に後退。井筒選手がトップに立つ。
ところが、6周目にコース上に転倒車両が横たわったために赤旗が出される。
この頃、雨は止んでいたが、ウェットコンディションでレース2を迎える。
5周目終了時点の順位でグリッドに並び、レースは残り8周で再スタートされる。
高橋選手は好ダッシュを決めるとトップに立って、レースをリードしていく。しかし、3周目の1コーナーでオーバーランすると生形選手に抜かれて2位となる。
一方、7番手からスタートしていた長島選手は、井筒選手、渥美選手、岩田選手を抜いていくと単独3位に浮上する。
レース後半に向けて、高橋選手は生形選手を猛追。最終ラップについにテールトゥノーズ。そして、ラストコーナーで高橋選手は生形選手のインをつくが、接触して2台とも転倒。高橋選手はすぐに再スタートしてトップでチェッカーを受ける。生形選手は軽い脳震盪を起こしていたが、再スタートして12位でゴール。総合タイムで11位となる。
高橋選手の優勝として表彰式は行われたが、セレモニーの後、高橋選手には妨害行為による失格とペナルティポイント5ポイントの罰則が科せらた。
高橋選手はノーポイントとなり、次戦の予選のベスト5タイムが抹消されることになった。
この結果、長島選手が優勝、2位の関口太郎選手(HONDA)に続いて、岩田選手が3位となった。
ポイントテーブルでは、生形選手がトップに立ち、高橋選手は1点差の2位に後退している。

●レース後のコメント

優勝 長島哲太選手
「タナボタの優勝ですね。内容的にはまだまだな部分が多かったと思う。ドライでは、決勝日朝のウォームアップ走行で自己ベストを更新できて、徐々によくなっていた。KALEXのマシンで雨の決勝を走るのは初めてだったので、不安要素があったが赤旗中断でマシンをアジャストして、いい方向に修正できた。今回の経験をCEV(FIM CEV Repsol Moto2ヨーロッパ選手権)の後半戦に生かしたい」

3位 岩田悟選手
「今回は、思った以上にタイムが出ずに苦戦した。予選ではアタックのタイミングを逃し3列目となった。レースでも序盤に4コーナーでハイサイド気味になりコースアウトして遅れてしまった。赤旗のおかげで帳消しになったが、再スタートしてからも思うようにペースを上げられず耐えのレースだった。その中で3位という結果自体はよかったと思うが、内容はよくなかったと思う。次戦は、攻めのレースができるようにしたい」

失格 高橋裕紀選手
「赤旗中断の後、リアのセッティングを少し変更した。問題に対する走り方を変えて、レース1よりも良い走りができた。2番手に後退してから攻めの走りでトップに追いついた。最終ラップで追いつき、最後は生形選手のインが空いていたので入った。そのままクロスラインで抜き返されて2位になったら仕方ないと思っていたが、生形選手と接触、転倒してしまった。自分としてはインが空いていたので入ったつもりだが、自分だけの思い込みだとしたら申し訳ないと思い真っ先に生形選手のピットに向かった。(失格とペナルティの裁定は)正直厳しいとは思います。でも、裁定は裁定として受け入れ、気持ちを切り替えて次戦に臨みます。次戦の筑波は予選のベスト5のタイムが抹消されるが、それでもポールポジション獲得できる速さを見せられるよう頑張ります」



順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 長島 哲太 Teluru TSR KALEX '16.50.166 DUNLOP user
2位 関口 太郎 MISTRESA with HARC-PRO. HARC-Pro. '16.52.509  
3位 岩田 悟 NTST.ProProject NTS '16.54.097 DUNLOP user
4位 渥美 心 au&テルル・KoharaRT TSR '16.54.893 DUNLOP user
7位 長尾 健吾 ミクニ テリーアンドカリー SUZUKI '17.10.271 DUNLOP user
8位 大木 崇行 MOTO BUM HONDA HONDA '17.12.970 DUNLOP user
9位 山元 聖 Team KAGAYAMA SUZUKI '17.17.884 DUNLOP user
10位 井筒 仁康 WILL-RAISERACINGRS-ITOH KAWASAKI '17.22.535 DUNLOP user

第5戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 生形 秀之 エスパルスドリームレーシング SUZUKI 76  
2位 高橋 裕紀 MORIWAKI RACING MORIWAKI 75 DUNLOP user
3位 関口 太郎 MISTRESA with HARC-PRO. HARC-Pro. 65  
4位 岩田 悟 NTST.ProProject NTS 58 DUNLOP user
5位 渥美 心 au & テルル・Kohara RT TSR 55 DUNLOP user
6位 日浦 大治朗 MORIWAKI RACING MORIWAKI 54 DUNLOP user