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CATEGORY
■ 2016/1/9 AMAスーパークロス第1戦/450SX第1戦/250SXウエスト第1戦
カリフォルニア州アナハイム/エンジェル・スタジアム
天気 気温 観客
曇り 日中16度〜深夜11度 45,050人

450SX 2016年キックオフでアンダーソンが初優勝を飾る!





モンスターエナジーをシリーズスポンサーに冠する、AMAスーパークロス世界選手権が開幕した。今年は3月最終週のイースターホリデーを除き、5月7日まで全17戦が毎週行われる。今季のスケジュールには、サンディエゴでのダブル開催(第2戦/第6戦)、フェニックスの会場変更(チェイス・フィールド→ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム)など、新たな試みが盛り込まれているが、26年ぶりに復活したフォックスボロ(1990年サリバン・スタジアム/2016年ジレット・スタジアム)も、レースカレンダーにアクセントを与えることになりそうだ。

昨年は開幕戦の直前に異常気象に襲われ、交通マヒを起こす積雪がニュースとなったが、今年もカリフォルニアらしくない空模様だった。アナハイムでは火曜と木曜に降雨があり、ビニールシートで覆われたコースの上には、相当量の水たまりができていた。レース当日の土曜は、今にも雨が降り出しそうな雲の下でスケジュールが進行したが、コースにはほぼドライコンディションが実現。ジャンプの谷間など低地にソフトな部分を残すのみだった。

開幕戦の傾向として、コースレイアウトの難易度はそれほど高くはなかったが、スタート地点の中央にテーブルトップジャンプが設けられ、ゲートが左右に分断されたため、グリッド選びが重要だった。またスリバチ状のコーナーなどでは、比較的ハードな路面に削られた土の細かい粒子がたまっていたので、トラクションの変化に注意が必要だった。

日中に行われたタイムドプラクティスでは、トレイ・カナード(ホンダ)が、1分00秒999で450SXのトップ。250SXではクーパー・ウェブ(ヤマハ)が、1分02秒180で最速だった。

450SXのメインレース(20周)は、2周目にライアン・ダンジー(KTM)と接触して転倒したジェイムズ・スチュワート(スズキ)を救うため、赤旗が振られて中断となった。
医務室に運ばれたスチュワートを除き、21台によって切られた再スタートでは、オープニングからコール・シーリー(ホンダ)がトップに立ち、ジャスティン・バーシア(ヤマハ)、イーライ・トマック(カワサキ)、ダンジー、カナードが続いた。

テクニックの差が出にくいコース設定だったためか、レース前半は上位数台が散らばらずに混戦模様だった。しかし、ダンジーの転倒やバーシアのペースダウンと入れ替わるように、カナードとジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)が台頭してくると、様相が変わってくる。
7周目にはカナードが2位に浮上したが、9周目にアンダーソンが前に出た。

この時点でリーダーのシーリーには5秒ほどの貯金があったが、アンダーソンの猛追がマージンを少しずつ削り取っていく。2年前の開幕戦アナハイムでは、フィニッシュ目前までリーダーだったシーリーを逆転し、アンダーソンが250SXのウィナーとなったが、あの逆転劇を彷彿とさせる展開だった。多くが期待した通り、14周目にはアンダーソンがシーリーを攻略。終盤は独走態勢を保って、450SX初優勝を遂げた。2位には一時7位まで後退したダンジーが、最終ラップでシーリーをかわして入賞した。


250SX ディフェンディングチャンピオンのウェブが開幕ウィン!



250SXのメインレース(15周)では、正式なファクトリーサポートチームに昇格した、トロイ・リー・デザインズのエース、ジェシー・ネルソン(KTM)がホールショットを奪た。その後に続くのは、ジョーダン・スミス(ホンダ)、アレックス・マーティン(ヤマハ)、ウェブ、ザック・オズボーン(ハスクバーナ)。3周目には、6位争いをしていたジョーイ・サバッチー(カワサキ)とクリスチャン・クレイグ(ホンダ)が接触して脱落。 そしてリーダーの背後にはウェブが迫った。

レース前半はネルソンが3〜4秒のリードを保っていたが、中盤に差しかかるとペースが衰えてウェブの接近を許してしまう。ネルソンは昨年の開幕ウィナーだ。
1年前のアナハイムでは独走逃げ切りで勝ったが、今回はディフェンディングチャンピオンのウェブに背後を取られ、しっかりとロックオンされていた。
徐々に間隔を詰めたウェブは、満を持して11周目にネルソンを攻略。 トップに躍り出ると、レースをほぼ掌握した。

終盤はウェブが独走し、2位ネルソン、3位オズボーンも各々単独走行。 4位にはスタート8位からポジションアップしてきた、ジミー・デコティス(ホンダ)。5位には同じくガイコのスミスが、中盤の転倒を乗り越えて健闘していた。

昨年の開幕戦はネルソンのサプライズウィンが印象的だったが、今年はディフェンディングチャンピオンのウェブが圧勝。 タイムドプラクティス、予選ヒート、メインレースと全てを制した文句なしの1勝だった。 ポイントリーダーを示すレッドナンバープレートは、次戦でもウェブのマシンに装着されることになる。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 20:57.823 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +04.243 DUNLOP user
3 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda +05.942 DUNLOP user
4 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki +09.435 DUNLOP user
5 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki +12.371 DUNLOP user
6 22 C・リード Monster Energy Yamaha Yamaha +18.987 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 15:43.670 DUNLOP user
2 13 J・ネルソン Troy Lee Designs Red Bull KTM +06.799 DUNLOP user
3 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +19.837 DUNLOP user
4 58 J・デコティス Geico Honda Honda +25.475 DUNLOP user
5 39 J・スミス Geico Honda Honda +29.252 DUNLOP user
6 26 A・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha +41.000 DUNLOP user

AMAスーパークロス第1戦/450SX第1戦/250SXウエスト第1戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 25 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 22 DUNLOP user
3 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda 20 DUNLOP user
4 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 18 DUNLOP user
5 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 16 DUNLOP user
6 22 C・リード Monster Energy Yamaha Yamaha 15 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 25 DUNLOP user
2 13 J・ネルソン Troy Lee Designs Red Bull KTM 22 DUNLOP user
3 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 20 DUNLOP user
4 58 J・デコティス Geico Honda Honda 18 DUNLOP user
5 39 J・スミス Geico Honda Honda 16 DUNLOP user
6 26 A・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 15 DUNLOP user