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CATEGORY
■ 2016/2/6 AMAスーパークロス第5戦/450SX第5戦/250SXウエスト第5戦
アリゾナ州フェニックス/ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中23度〜深夜12度 53,055人

450SX ロクスンが今シーズン1勝目をゲット!





フェニックスSXの開催地は、これまでサンデビル・スタジアム、チェイス・フィールドと移り変わってきたが、今年から郊外のグレンデールにあるユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアムが新会場となる。2006年にオープンしたこのスタジアムは、NFLアリゾナ・カージナルスのホームで、リトラクタブルルーフを備えている。

西海岸ラウンドには野球場が多いが、このようにフットボール場が加わることによって、シーズン序盤の流れに変化が生まれるのではないかと期待された。扇形よりも長方形の方が、直線を長めに配置できたり、180度ターンの数を増やせるからである。実際に今大会のコースレイアウトは、フィールドの長辺を最大限に利用した長いストレートが採用され、ライダーが体感するスピードは史上最速ではないかと言われていた。また、天然芝のフィールドを搬出入する開口部を利用して、スタジアムの外に出て戻って来るコースレイアウトが採用されたため、公式練習でのベストラップタイムは、450SXが1分01秒、250SXが1分02秒という長めのコースになった。

土質はドライで硬く、深めのフープスが崩れにくかったり、リズムセクションの山が尖っていたりという難しさだった。コーナーなどではハードパックの表面にパウダー状の土が浮き、またベストラインを外れるとマーブル状の土が転がっていて、トラクションの良さと滑りやすい部分が混在するコンディションだった。

450SXのメインレース(20周)スタート直後のランニングオーダーは、ケン・ロクスン(スズキ)、デイビー・ミルサップス(KTM)、イーライ・トマック(カワサキ)、マイク・アレッシ(ホンダ)、コール・シーリー(ホンダ)…。この中からミルサップスとアレッシが後退し、トマックが2位、シーリーが3位に浮上する。ロクスンは2〜3秒のセーフティリードを保ちながら、トップを快走した。

6周目にはシーリーがエンストで脱落。替わって3位には、スタート8位から挽回してきたライアン・ダンジー(KTM)が浮上。その背後には、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)も控えていた。レース中盤になると、ロクスンとトマックの差が2秒を切り、昨年のフェニックス(トマックがロクスンを破った第2戦)を彷彿とさせた。トマックにとっては地元コロラド州から近いこともあって、フェニックスはホームと見なせるラウンド。昨年とは違うスタジアムだが、ロクスンとトマックの接戦を覚えている観衆の興奮がマックスとなった。

だがレース終盤、一瞬バランスを崩したことがきっかけとなり、トマックがペースダウン。その隙を突いて、16周目にはダンジーが2位に上がる。それでもロクスンは5秒前後のリードを守り切り、今シーズン初優勝を遂げた。3位にはトマックがポディアム初登壇。ダンジーのランキング首位は、依然として安泰だ。


250SX クレイグがキャリア初優勝!



250SXのメインレース(15周)では、ジミー・デコティス(ホンダ)がホールショットを獲得。その直後につけたクリスチャン・クレイグ(ホンダ)が、1周目トップに躍り出た。ガイコ・ホンダ1-2に続いて、ミッチェル・オールデンバーグ(KTM)、クリス・オールドレッジ(カワサキ)、クーパー・ウェブ(ヤマハ)、ジョーイ・サバッチー(カワサキ)がトップグループを形成。この中からウェブが着々とポジションを上げ、4周目には2位となった。

レース中盤は第3戦アナハイム2の再現かと思わせる、クレイグvsウェブの一騎討ちとなった。難所のフープスで差が詰まったり開いたりしながら、ハーフウェイポイントの8周目には両者が0.7秒まで急接近。ところが優勢に見えたウェブが、10周目に勝負を急いで転倒。この自滅によって、クレイグはレースの主導権を握った。終盤はクレイグ、ウェブ、サバッチー、オールデンバーグが各々数秒差で単独走行を続け、ポジションに変動がないままフィニッシュ。クレイグがキャリア初優勝を飾った。

前戦のサバッチーに続き、クレイグが勝ったことで、ディフェンディングチャンピオンのウェブには2週連続で土が付いた。250SXウエストのポイントランキングでは、ウェブとサバッチーが同点首位。11ポイントのビハインドでクレイグがつけているが、チャンピオン争いはこの3人に絞られてきたようだ。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 21:06.141 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +04.540 DUNLOP user
3 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki +13.076 DUNLOP user
4 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +19.952 DUNLOP user
5 18 D・ミルサップス BTOSports KTM +21.944  
6 22 C・リード Monster Energy Yamaha Yamaha +25.514 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 38 C・クレイグ Geico Honda Honda 16:06.892 DUNLOP user
2 1 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha +02.830 DUNLOP user
3 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +11.675 DUNLOP user
4 42 M・オールデンバーグ Troy Lee Designs Red Bull KTM +18.001 DUNLOP user
5 69 C・ニコルス Cycle Trader Rock River Yamaha +20.610 DUNLOP user
6 35 C・オールドレッジ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +26.273 DUNLOP user

AMAスーパークロス第5戦/450SX第5戦/250SXウエスト第5戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 119 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 98 DUNLOP user
3 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 93 DUNLOP user
4 22 C・リード Monster Energy Yamaha Yamaha 90 DUNLOP user
5 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 88 DUNLOP user
6 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda 83 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 98 DUNLOP user
2 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 98 DUNLOP user
3 38 C・クレイグ Geico Honda Honda 87 DUNLOP user
4 69 C・ニコルス Cycle Trader Rock River Yamaha 81 DUNLOP user
5 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 74 DUNLOP user
6 58 J・デコティス Geico Honda Honda 71 DUNLOP user