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CATEGORY
■ 2016/2/13 AMAスーパークロス第7戦/450SX第7戦/250SXウエスト第7戦
テキサス州ダラス/AT&Tスタジアム
天気 気温 観客
曇り 日中25度〜深夜20度 57,755人

450SX ロクスンがダンジーを振り切り、2勝目をゲット!





ダラス近郊のアーリントン市にある、AT&Tスタジアム。このカウボーイズの本拠地でスーパークロスが開催されるのは7回目だが、ウエストシリーズを迎えるのは今回が初めてである。アメリカ中央部に位置するダラスやヒューストンは、東西シリーズの開催数を均等にするために少ない方に組み入れられるものだが、今年は東部にトロントやフォックスボロが復活した影響で、ダラスがイーストからウエストに押し出される形となったからだ。250SXウエストのライダーにとっては、サンディエゴまでの連戦にダラスが加わるので、例年とは違う遠征がちょっとしたアクセントになっていた。

リトラクタブル(開閉式)ルーフの下に設けられたコースは、ショートスタートに象徴されるようにコーナー間が短く、タイトに凝縮されたものだった。最も長いセクションはフープスだが、途中にウォールがあり減速を強いられるポイントになっていた。またコーナーの向きに変化を付けるため、立体交差が採用されていた。

ダラスと言えばコンクリート状の硬い路面が名物だったが、近年は土質改善が行われてきた。特に昨年導入された粒子の粗い土は食い付きが良く、コーナーなどにはワダチが掘れるほどソフトなところがあった。走行開始前には水分の含有量が多い土だったが、時間が経過すると乾燥した部分と適度に湿った部分が混在する路面となった。

公式練習におけるタイムアタックでは、排気量差があまり反映されず、かなり接近した結果になった。450SXではライアン・ダンジー(KTM)の50秒385を筆頭に、50秒台が6人。250SXではジョーイ・サバッチー(カワサキ)が、50秒631でポールポジションを獲得した。

450SXのメインレース(20周)では、ケン・ロクスン(スズキ)がショートスタートを制し、見事なホールショットを奪った。オープニングラップから激しいトップ争いが繰り広げられ、ダンジーに先行を許すこともあったが、2周目にはロクスンがリーダーに返り咲いた。3位以下にはジャスティン・ボーグル(ホンダ)、コール・シーリー(ホンダ)、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)、イーライ・トマック(カワサキ)らが続く。

ロクスンとダンジーはテールトゥノーズ状態で、1秒を切る僅差のまま周回を続けた。やがて3位に上がったシーリーも徐々に離され、トップ2台からは10秒以上のビハインドとなる。終盤になると、逆転の機をうかがうダンジーのアタックが激しくなったが、ロクスンが僅差のまま逃げ切り優勝。今シーズン2勝目を挙げた。3位には15周目にシーリーを攻略したアンダーソンが入賞。また、スタート直後の転倒で最後尾に落ちながらも、6位まで挽回したマービン・ムスキャン(KTM)の走りが光っていた。


250SX ウェブが4勝目を挙げ、チャンピオンに王手!



250SXのメインレース(15周)では、ホールショットのクリスチャン・クレイグ(ホンダ)と、レッドナンバープレートを着けるサバッチーがオープニングラップからバトルを展開。1周目のコントロールラインでは、サバッチー、クレイグ、クーパー・ウェブ(ヤマハ)、ザック・オズボーン(ハスクバーナ)、コルト・ニコルス(ヤマハ)というオーダーだった。

異変が起きたのは2周目。前に出たクレイグと接触して、サバッチーが転倒。このアクシデントによって、最後尾までポジションを下げてしまった。これで上位陣はクレイグ、ウェブ、オズボーンとなり、1〜2秒間隔で走行が続いた。

ハーフウェイポイントを過ぎた8周目あたりから、ウェブがスパートを開始する。トップとの差を少しずつ切り詰めたウェブは、12周目にクレイグを攻略し、先頭に躍り出た。ウェブは残る周回で後続を突き放し、第3戦アナハイム以来となる優勝をゲット。最後尾から追い上げたサバッチーは、10位でフィニッシュした。

250SXは次週アトランタからイーストシリーズに移行するため、ウエストシリーズは4月2日にサンタクララで行われる第8戦まで4週間中断となる。チャンピオン争いの当事者2人のポジションは、今大会で逆転した。首位ウェブと2位サバッチーの差は、11ポイントとなっている。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 17:09.208 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +01.410 DUNLOP user
3 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +19.457 DUNLOP user
4 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda +22.380 DUNLOP user
5 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki +27.185 DUNLOP user
6 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +30.293 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 13:07.204 DUNLOP user
2 38 C・クレイグ Geico Honda Honda +01.964 DUNLOP user
3 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +06.599 DUNLOP user
4 69 C・ニコルス Cycle Trader Rock River Yamaha +08.327 DUNLOP user
5 42 M・オールデンバーグ Troy Lee Designs Red Bull KTM +19.164 DUNLOP user
6 26 A・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha +24.204 DUNLOP user

AMAスーパークロス第6戦/450SX第6戦/250SXウエスト第6戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 166 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 143 DUNLOP user
3 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 131 DUNLOP user
4 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda 123 DUNLOP user
5 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 119 DUNLOP user
6 22 C・リード Monster Energy Yamaha Yamaha 112 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 145 DUNLOP user
2 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 134 DUNLOP user
3 38 C・クレイグ Geico Honda Honda 129 DUNLOP user
4 69 C・ニコルス Cycle Trader Rock River Yamaha 117 DUNLOP user
5 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 110 DUNLOP user
6 58 J・デコティス Geico Honda Honda 99 DUNLOP user