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CATEGORY
■ 2016/3/5 AMAスーパークロス第9戦/450SX第9戦/250SXイースト第2戦
フロリダ州デイトナビーチ/インターナショナルスピードウェイ
天気 気温 観客
晴れ 日中21度〜深夜10度 不明

450SX トマックがデイトナで初優勝!





デイトナ・バイク・ウィークの一環として、この地で初めてスーパークロスが開催されたのは、1972年のことだった。トライオーバル型スピードウェイの本コースとピットレーンの間に土を搬入し、人工的に作られたセクションで行われたモトクロスは好評を博し、やがて球技用スタジアムでも開催されるようになった。デイトナがスーパークロス発祥の聖地として崇められるのは、そんな歴史があるからだ。

近年、スーパークロスのコース作りは、ダートワークスのリッチ・ウィンクラーが設計から造成まで担当しているが、デイトナだけは事情が異なっている。前任のゲイリー・ベイリーに代わって、2008年からはリッキー・カーマイケルがデザイン、マーク・バーネットが重機のオペレーターを担うようになった。

今年はピットレーンに土を盛ってスターティングゲートを設置し、メインスタンドに向かってスタートが切られるレイアウトが復活。元来のサンドと搬入された粘土とのミックスによって、ところどころ表情の異なるコースが出来上がった。全長は昨年よりも少し短く、890メートルに設定された。

タイムアタックを兼ねた公式練習では、イーライ・トマック(カワサキ)が1分04秒584で450SXのトップ。250SXではジャスティン・ヒル(KTM)が、1分05秒822でポールポジションを獲得した。また、プライベートで今季初参戦を果たしたジョシュ・グラント(スズキ)は、1分06秒840で13位。予選ヒートでは、前戦でカムバックしたジェイムズ・スチュワート(スズキ)が、転倒リタイアするハプニングがあった。スチュワートはその後、セミファイナルへの出走を見合わせた。

450SXのメインレース(20周)は、通常のスーパークロスであれば21時30分からなのだが、コースが長いデイトナでは独自のタイムスケジュールが組まれ、22時スタートとなっている。ホールショットを取ったのはライアン・ダンジー(KTM)だったが、オープニングラップ前半のうちにトマックが先頭に躍り出た。3位以下にはマービン・ムスキャン(KTM)、フィル・ニコレッティ(ヤマハ)、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)が続いた。

トップを快走するトマックを、ダンジーが1秒強のビハインドで追いかける。決勝で1分04秒台に入れたのはこの2人だけで、そのハイペースが3位以下を引き離していった。中盤12周目には、両者の差が0.8秒まで詰まったが、ダンジーの接近がトマックをスパートさせるきっかけとなった。終盤はダンジーとの間隔を広げたトマックが、2秒ほど差をつけてフィニッシュ。今シーズン初優勝を聖地デイトナで記録した。


250SX マーティンが今シーズン1勝目を挙げる!



250SXのメインレース(15周)では、マルコム・スチュワート(ホンダ)がホールショットをゲットした。ジェレミー・マーティン(ヤマハ)、マーティン・ダバロス(ハスクバーナ)、ダコタ・アリックス(KTM)、マット・ビシェリア(スズキ)と続く。タイムドプラクティス1位だったヒルは、スタート6位につけた。

序盤はスチュワートvsマーティンが熱いトップ争いを展開。6周目にはマーティンが前に出たが、すぐにスチュワートが抜き返すという激しさだった。中盤8周目あたりから、3位に浮上したヒル、4位ダバロスを含めたトップ4台が接近。まれに見る4ウェイバトルを繰り広げた。だが軟質路面にはワダチが刻まれ、左〜右とスイッチバックするコーナーでは、レースラインが1本に限定されるため、なかなかパッシングポイントがなかった。

それでも13周目に、マーティンがスチュワートを抜き去ってトップの座を奪取。14周目にはヒルが2位に浮上した。迎えたファイナルラップでは、スチュワートvsダバロスの3位争いが白熱したが、フィニッシュの2個手前のコーナーでスチュワートがエンストを喫し、ダバロスに先行を許してしまう。こうしてマーティンの今季初優勝、ヒルの2位入賞、ダバロスの3位が確定した。

翌、日曜〜月曜の2日間にわたり、デイトナではリッキー・カーマイケル・アマチュア・スーパークロスが開催されたが、スーパーミニ(12-15)クラスで、下田丈(KTM)が見事初勝利を挙げた。アメリカにチャレンジする日本人ライダーの今後の活躍が楽しみだ。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 22:09.070 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +02.160 DUNLOP user
3 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +20.177 DUNLOP user
4 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +36.164 DUNLOP user
5 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki +38.579 DUNLOP user
6 41 T・カナード Team Honda HRC Honda +52.598 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 17:25.668 DUNLOP user
2 36 J・ヒル Troy Lee Designs Red Bull KTM +01.663 DUNLOP user
3 49 M・ダバロス Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +05.184 DUNLOP user
4 50 M・スチュワート Geico Honda Honda +11.367 DUNLOP user
5 23 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha +28.261 DUNLOP user
6 66 A・トヌス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +33.515 DUNLOP user

AMAスーパークロス第9戦/450SX第9戦/250SXイースト第2戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 213 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 174 DUNLOP user
3 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 163 DUNLOP user
4 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 154 DUNLOP user
5 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda 145 DUNLOP user
6 22 C・リード Monster Energy Yamaha Yamaha 141 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 49 M・ダバロス Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 45 DUNLOP user
2 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 43 DUNLOP user
3 50 M・スチュワート Geico Honda Honda 40 DUNLOP user
4 36 J・ヒル Troy Lee Designs Red Bull KTM 38 DUNLOP user
5 23 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha 36 DUNLOP user
6 31 R・ハンプシャー Geico Honda Honda 29 DUNLOP user