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CATEGORY
■ 2016/3/19 AMAスーパークロス第11戦/450SX第11戦/250SXイースト第4戦
ミシガン州デトロイト/フォード・フィールド
天気 気温 観客
晴れ 日中3度〜深夜マイナス2度 46,259人

450SX トップのダンジーがペナルティで3位! 2位アンダーソンが繰り上げ優勝!





自動車産業の都市、通称モータウンと呼ばれるデトロイト。その中心街にある野球場、コメリカ・パークに隣接して建造された屋内スタジアム、フォード・フィールドで6度目のスーパークロスが催された。この会場が完成する以前は、郊外のポンティアックにあるシルバードームが舞台だったが、土日開催のダブルヘッダー、観客席を利用したアップダウンセクション、そしてワダチの出来やすい軟質土などが特徴だった。

フォード・フィールド開場当初(2006〜2008)は、ポンティアック用の土でコースが造成されていたが、最近(2014〜2016)は乾いた硬い土が使用されている。これは保管や搬入時に雨や雪の影響を受けなかったためでもある。コースレイアウトとしては、ポンティアックへのオマージュとして定着した、観客席に土を盛ったセクションが第一の特徴だが、今回はヘアピンではなく大きめのスイープターンが設置された。砂利混じりの乾いた路面はトラクションを得るのが難しく、長いフープスとともに攻略ポイントとなっていた。

ヒートレースのグリッドが競われるタイム予選、450SXではマービン・ムスキャン(KTM)が46秒402でトップだった。今大会からウィル・ハーンの代役として、モンスターエナジー・カワサキに抜擢されたジョシュ・グラントは、46秒982で予選6位に食い込んだ。250SXではマルコム・スチュワート(ホンダ)が、47秒513でポールポジションを獲得した。2本目のタイムドプラクティス中に、前戦ウィナーのジャスティン・ヒル(KTM)が転倒したが、ヒートレース以降のナイトプログラムへの出走を見合わせる事態となった。

450SXのメインレース(20周)では、ライアン・ダンジー(KTM)がホールショットを取った。オープニングラップ中にムスキャンが前に出たが、2周目にダンジーがリーダーの座を奪回。3位以下にはジャスティン・ブレイトン(KTM)、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)、チャド・リード(ヤマハ)と続いた。

中盤までにダンジーは2〜3秒のセーフティリードを確保。ムスキャンの背後にはアンダーソンが接近し、後半になるとホットな2位争いが展開された。ラスト2周でムスキャンが転倒し、アンダーソンが2位に浮上したが、ダンジーが6秒差で逃げ切りフィニッシュ。2位アンダーソン、3位ムスキャンの順でチェッカーが振られた。

レース後の審査で、赤十字フラッグ提示中にジャンプしたダンジーに対し、2ポジションダウンの罰則が与えられた。これにより正式リザルトは優勝アンダーソン、2位ムスキャン、3位ダンジーと改められた。ダンジーのフィニッシュタイムは、表記上ムスキャンと同時とされている。


250SX スチュワートが今季初優勝! ポイントリーダーに浮上!



250SXのメインレース(15周)では、アーヌー・トヌス(カワサキ)がホールショット。その後にアーロン・プレシンジャー(ヤマハ)、スチュワート、シェイン・マケラス(KTM)がつけた。長いストレートエンドにある1コーナーでは、ジェレミー・マーティン(ヤマハ)とタイラー・バウワーズ(カワサキ)が転倒。マーティンにとっては、2戦連続で最後尾から再スタートするハンディキャップを負ってしまった。

4周目にはスチュワートがトップに躍り出る。2位に下がったトヌスは、5周目に転倒リタイア。優勝争いはスチュワートvsプレシンジャーの一騎討ちとなった。レース前半は1秒前後の僅差だったが、8周すぎからプレシンジャーのペースが衰え、スチュワートのリードが5秒以上に広がった。

こうしてスチュワートが独走優勝。2位プレシンジャー、3位マケラスが表彰台に立った。前戦トロントを欠場した、マーティン・ダバロス(ハスクバーナ)は5位。ポイントリーダーだったマーティンは、最後尾から追い上げ中に再度転倒。ピットピンもあって、周遅れの13位にとどまった。

250SXイーストシリーズを4戦消化した今、ダバロス、マーティン、ヒル、スチュワートと4人のウィナーが誕生した。しかもダバロスが第3戦を欠場、今回はヒルがタイムドプラクティス中の転倒でレースへの出走を取り止めるなど、有力ライダーがトラブルに襲われる連鎖が続いている。

来週はイースターホリデー、再来週はウエスト第8戦サンタクララという日程のため、イーストシリーズは2週ブランクになる。この日程のあやがハプニングを断ち切るきっかけとなるのか、あるいは不運の連鎖はまだまだ続くのか、タイトル争いの行方は予断を許さない。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 15:53.440 DUNLOP user
2 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +01.687 DUNLOP user
3 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +01.687 DUNLOP user
4 22 C・リード Monster Energy Yamaha Yamaha +10.733 DUNLOP user
5 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki +13.773 DUNLOP user
6 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki +24.278 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 50 M・スチュワート Geico Honda Honda 12:11.210 DUNLOP user
2 23 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha +05.987 DUNLOP user
3 30 S・マケラス Troy Lee Designs Red Bull KTM +13.789 DUNLOP user
4 53 T・バウワーズ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +19.245 DUNLOP user
5 49 M・ダバロス Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +24.564 DUNLOP user
6 61 G・オーデット Kissimmee Motorsports Kawasaki +30.924 DUNLOP user

AMAスーパークロス第11戦/450SX第11戦/250SXイースト第4戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 253 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 214 DUNLOP user
3 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 200 DUNLOP user
4 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 186 DUNLOP user
5 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 178 DUNLOP user
6 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda 173 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 50 M・スチュワート Geico Honda Honda 80 DUNLOP user
2 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 73 DUNLOP user
3 23 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha 67 DUNLOP user
4 36 J・ヒル Troy Lee Designs Red Bull KTM 63 DUNLOP user
5 49 M・ダバロス Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 61 DUNLOP user
6 53 T・バウワーズ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 53 DUNLOP user