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CATEGORY
■ 2016/4/30 AMAスーパークロス第16戦/450SX第16戦/250SXイースト第8戦
ニュージャージー州イーストラザフォード/メットライフ・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中17度〜深夜10度 59,311人

450SX ダンジーが3度目のチャンピオンに! ダンロップ7連覇達成!





ニュージャージー州イーストラザフォードにあるメットライフ・スタジアムは、州境を挟んで隣接するニューヨークのフットボールチーム、ジャイアンツとジェッツが共有する本拠地。一帯にはアリーナや競馬場もあり、メドウランズと呼ばれるスポーツコンプレックスの中心的存在になっている。

当地での開催にはブランク(1987〜91年、2014〜15年開催)があるが、これはスーパークロスが大都市では成功しにくいという定説を覆せなかったからである。ニューヨーク(全米人口ランキング1位)以外では、ロサンジェルス(2位)、シカゴ(3位)、ヒューストン(4位)でも開催例があるが、いずれも今年のカレンダーからは外れている。対照的に中規模都市のアトランタ(40位)やセントルイス(58位)では、毎年6〜7万人の集客があり、興行として最も成功している。

このところTV放送に対応した日中開催が、セントルイス、フォックスボロと2戦続いたが、今大会からは通常のナイターとなる。オープンエア構造のメットライフ・スタジアムでは、悪天候を見越した対策が恒例となっているが、今年はコース設営が月曜から始まった。金曜夜には小雨が降ったが、早めに完成したコースはプラスチックシートで守られていた。

プラクティス開始直後には湿った路面もあったが、時の経過とともにコンディションはドライになった。コーナーの出口など加速ポイントにはワダチができて、ライン取りにバリエーションを与えた。ショートスタートに始まり、減速を強いられるウォール、オールドスクールの立体交差などを取り入れたコースレイアウトはやや短め。タイムアタックの結果、450SXではマービン・ムスキャン(KTM)=45秒868、250SXではジェレミー・マーティン(ヤマハ)=47秒713が最速だった。

450SXのメインレース(20周)では、ケン・ロクスン(スズキ)がホールショットを奪取。コール・シーリー(ホンダ)、ジャスティン・ブレイトン(KTM)、チャド・リード(ヤマハ)を挟んで、ライアン・ダンジー(KTM)が5位につけた。

ダンジーは14位以上のリザルトでチャンピオンに確定する状況だったが、攻める姿勢を崩さず8周目には3位に浮上。トップを行くロクスンは10秒以上の独走状態だったが、シーリーとダンジーの2位争いが過熱する。やがてダンジーの背後には、スタート7位から追い上げてきたイーライ・トマック(カワサキ)が迫り、2位争いは三つ巴となった。

このバトルを制したのはトマック。独走で5勝目を挙げたロクスンの後方で、トマック、シーリー、ダンジーがチェッカーを受けた。この結果、ダンジーが2年連続、3度目のチャンピオンシップを獲得。ダンロップとしては7連覇となるタイトルが確定した。


250SX スチュワートが今シーズン2勝目! 初タイトルに王手!



250SXのメインレース(15周)では、ダコタ・アリックス(KTM)がホールショットを取った。だがオープニングラップの争いが激しく、マーティン・ダバロス(ハスクバーナ)、タイラー・バウワーズ(カワサキ)、マルコム・スチュワート(ホンダ)らの先行を許した。ポイントリーダーのスチュワートに対し、5点ビハインドのアーロン・プレシンジャー(ヤマハ)は、スタートに失敗して1周目15位、14点ビハインドのマーティンは5位からの追撃を開始した。

序盤からアグレッシブに攻めるスチュワートは、バウワーズとダバロスを立て続けにかわし、3周目にはトップに躍り出た。ダバロスも食い下がるが、スチュワートは1周につき0.2〜0.3秒ずつのペースでマージンを広げていった。5周目には、RJ・ハンプシャー(ホンダ)とダリン・デュラム(ヤマハ)の転倒もあって、プレシンジャーが7位までジャンプアップ。チャンピオン争いの当事者を巡るポイント計算が慌ただしくなった。

レース後半になるとマーティンが3位に浮上し、先頭を行くスチュワート、ダバロスに対し宣戦布告。しかしトップ3は、各々2〜3秒間隔を保ちながら一進一退のまま15周を消化した。今大会のウィナーは、シーズン2勝目を挙げたスチュワート。2位ダバロス、3位マーティン、4位シェイン・マケラス(KTM)、5位プレシンジャーと続けてチャッカーを受けた。

250SXイーストの中間ランキングは、首位スチュワート、2位プレシンジャー(-14点)、3位マーティン(-19点)となった。次週行われる最終戦ラスベガスでは、混走で行われる250SXメインレースで東西のチャンピオンが決定する。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 15:13.858 DUNLOP user
2 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki +19.687 DUNLOP user
3 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda +21.318 DUNLOP user
4 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +23.201 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン BTOSports KTM +23.769 DUNLOP user
6 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +24.645 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 50 M・スチュワート Geico Honda Honda 11:42.330 DUNLOP user
2 49 M・ダバロス Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +04.986 DUNLOP user
3 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha +08.916 DUNLOP user
4 30 S・マケラス Troy Lee Designs Red Bull KTM +12.558 DUNLOP user
5 23 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha +17.039 DUNLOP user
6 53 T・バウワーズ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +20.620 DUNLOP user

AMAスーパークロス第16戦/450SX第16戦/250SXイースト第8戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 366 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 330 DUNLOP user
3 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 293 DUNLOP user
4 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 270 DUNLOP user
5 22 C・リード Monster Energy Yamaha Yamaha 232 DUNLOP user
6 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 213 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 50 M・スチュワート Geico Honda Honda 160 DUNLOP user
2 23 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha 146 DUNLOP user
3 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 141 DUNLOP user
4 49 M・ダバロス Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 130 DUNLOP user
5 30 S・マケラス Troy Lee Designs Red Bull KTM 109 DUNLOP user
6 53 T・バウワーズ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 108 DUNLOP user