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CATEGORY
■ 2016/5/7 AMAスーパークロス第17戦/450SX第17戦/250SXイースト第9戦/250SXウエスト第9戦
ネバダ州ラスベガス/サムボイド・スタジアム
天気 気温 観客
雨のち曇り 日中23度〜深夜16度 36,714人

450SX ゲリラ豪雨によるマディコンディションをダンジーが制す!





スーパークロスシリーズのファイナルラウンドとして、独特のフォーマットが適用されているラスベガス。450SXは開幕から17レース目となる最終戦だが、250SXクラスでは別々のシリーズを戦ってきた東西のトップライダーが一堂に会す、イーストウエスト・シュートアウトが行われる。以前はオールスター的なレースだったが、今年からルールが変わり、シリーズポイントが付与されることになった。言い換えればイーストとウエストの最終戦が混走で行われる形なので、今年のようにタイトル争いが持ち越された場合、ここラスベガスの1レースで2人のチャンピオンが誕生することになる。

ラスベガスのユニークな演出は、コースレイアウトにもある。これまでにも会場の狭さを補うため、スタジアムの外にスタート地点などが設けられてきたが、今年はインフィールドにスターティングゲートを戻し、スポンサー名を冠したオーバルセクション「モンスターアレー」だけが、スコアボード裏に残された。コース作りの目玉としては、ドラゴンズバックを3個連続で配置したことが挙げられる。超硬質土で山が崩れないことから考えると、ここが難関になりそうだった。

ところが午後2時頃、一帯は集中豪雨に襲われる。砂漠的な土地柄のラスベガスにはあり得ない雨量が短時間で降り、コースは山の上部を残して完全に水没してしまった。水位は最深部でヒザ上まで浸かるほどに達した。ちょうど250SX〜450SXグループAの計時予選が終了したタイミングだったため、主催者は以降のセッションをすべてキャンセルし、排水とコース修復に全力を尽くすことになった。予選を走れなかったグループもあったが、フリープラクティス時の計測データが予選タイムとして採用された。

18時30分の開会式までに排水は完了したが、コースコンディションは全周にわたってマディ。予選レースが進行すると、走行ラインの部分だけは泥がはけたりしたが、同時にワダチが深くなるなど難易度は増すばかりだった。そのため、予選ヒートやセミファイナルは1周ずつカット。決勝は450SXが20→16周、250SXが15→12周に短縮された。

450SXのメインレース(16周)では、ライアン・ダンジー(KTM)がホールショットを取り、ケン・ロクスン(スズキ)、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)が続いた。6周目にはロクスンがトップに立ったが、その直後に転倒してしまい、ダンジーも避けきれずにクラッシュ。先に立ち上がったダンジーがリーダーに返り咲いたが、ロクスンはピットイン後リタイアした。

終盤になると、2位アンダーソンが3秒差に詰めてきたが、ダンジーが逃げ切ってフィニッシュ。今季9勝目となる優勝で、フィナーレを飾った。


250SX スチュワートがイーストチャンピオン! ウェブがウエストチャンピオンに決定!



250SXの決勝レース(12周)イーストウエスト・シュートアウトには、混走となる両地区のチャンピオン争いがかかっていた。イーストの候補者は、首位マルコム・スチュワート(ホンダ)、2位アーロン・プレシンジャー(14点差/ヤマハ)、3位ジェレミー・マーティン(19点差/ヤマハ)。一方のウエストでは、首位クーパー・ウェブ(ヤマハ)、2位ジョーイ・サバッチー(16点差/カワサキ)、3位クリスチャン・クレイグ(23点差/ホンダ)。この6人のポジションが絡み合う、複雑なタイトル決定戦だ。

ホールショットを取ったサバッチーの直後に、クリス・オールドレッジ(カワサキ)、スチュワート、ウェブ、コルト・ニコルス(ヤマハ)が続いた。両地区のポイントリーダーにとってはまずまずの出だしと思われたが、ウェブが2コーナー出口で転倒して12位、プレシンジャーが13位、さらにマーティンが1コーナーで転倒後スタックして最後尾になってしまう。

2周目にはリーダーがニコルスに入れ替わったが、3周目に再浮上したサバッチーが以後トップの座をキープする。タイトル争いを整理してみると、イーストは安定して3位を走るスチュワートに対し、プレシンジャーとマーティンの自滅によってほぼ決まり。だがウエストの争いは、トップのサバッチーと12位を走るウェブが一時的に同ポイントとなり、俄然ヒートアップしてきた。

レースはサバッチーが独走の末に優勝、2位にはスタート11位から追い上げたザック・オズボーン(ハスクバーナ)、そして3位にスチュワート。注目のウェブは11位でフィニッシュした。この結果、スチュワートが初のイーストチャンピオン、ウェブが2年連続でウエストチャンピオンに確定。最終的なウェブとサバッチーのマージンは、わずか1ポイント差という接戦だった。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 21:00.243 DUNLOP user
2 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +11.927 DUNLOP user
3 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki +35.924 DUNLOP user
4 22 C・リード Monster Energy Yamaha Yamaha +54.031 DUNLOP user
5 4 B・バゲット Yoshimura Suzuki Suzuki +58.530 DUNLOP user
6 20 B・ティックル RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki +1:11.383 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 17:46.707 DUNLOP user
2 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +06.862 DUNLOP user
3 50 M・スチュワート Geico Honda Honda +14.336 DUNLOP user
4 23 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha +14.559 DUNLOP user
5 61 G・オーデット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +26.138 DUNLOP user
6 69 C・ニコルス Cycle Trader Rock River Yamaha +28.516 DUNLOP user

AMAスーパークロス第17戦/450SX第17戦/250SXイースト第9戦/250SXウエスト第9戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 391 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 331 DUNLOP user
3 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 315 DUNLOP user
4 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 290 DUNLOP user
5 22 C・リード Monster Energy Yamaha Yamaha 250 DUNLOP user
6 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda 219 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 50 M・スチュワート Geico Honda Honda 180 DUNLOP user
2 23 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha 164 DUNLOP user
3 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 147 DUNLOP user
4 49 M・ダバロス Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 141 DUNLOP user
5 53 T・バウワーズ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 122 DUNLOP user
6 61 G・オーデット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 121 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 180 DUNLOP user
2 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 179 DUNLOP user
3 38 C・クレイグ Geico Honda Honda 160 DUNLOP user
4 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 154 DUNLOP user
5 69 C・ニコルス Cycle Trader Rock River Yamaha 147 DUNLOP user
6 42 M・オールデンバーグ Troy Lee Designs Red Bull KTM 122 DUNLOP user