RIDERS NAVI

FIMロードレース世界選手権
全日本ロードレース選手権
全日本モトクロス選手権
全日本トライアル選手権
アジアロードレース選手権
FIM世界耐久選手権
モトクロス世界選手権
トライアル世界選手権
英国スーパーバイク選手権
AMAスーパーバイク
AMAスーパークロス/ナショナルモトクロス
CATEGORY
■ 2018/1/6 AMAスーパークロス第1戦/450SX第1戦/250SXウエスト第1戦
カリフォルニア州アナハイム/エンジェル・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中21度〜深夜15度 45,050人

450SX 大改革が行われたニューシーズンの開幕戦をムスキャンが制す!





 モンスターエナジーAMAスーパークロスのキックオフが、聖地アナハイムのエンジェル・スタジアムで行われ、注目の'18シーズンが開幕した。スーパークロスでは、常にスケジュールやレギュレーションが改正されてきたが、今季は比較的ドラスティックな変更を受けてのシーズンインとなった。

 まずはレースフォーマットだが、ヒート〜セミファイナル〜ラストチャンス〜メインという流れの中から、セミファイナルが廃止され、450SXと250SXが同一フォーマットになった。さらに第3戦、第9戦、第14戦に限り、トリプルクラウンと呼ばれる方式で、メインが3レースずつ(450SX=8分+1周、12分+1周、15分+1周、250SX=6分+1周、10分+1周、12分+1周)行われる。各クラスのリザルトは、3レースの順位を総合して決定される。

 次にポイントスケールの改訂も、シリーズランキングの行方に影響を及ぼす変更となる。1位26点、2位23点、3位21点、4位19点、5位18点…以下1ポイント刻みで…22位1点。トリプルクラウン方式では、総合順位に対してポイントが与えられる。また、250SXにおけるイースト&ウエストの混走レースが、最終戦ラスベガスに加えてインディアナポリスでも行われることになった。

 ダンロップとしての注目点は、スタート地点に金網のパッドが設置されたことが挙げられる。これは昨年のMXGPに導入されて好評を得たもので、土質や路面状況の差を解消し、どのグリッドでもイコールコンディションが実現できるようになった。ライダーたちのインプレッションとしては、スタートパッドによるトラクションの向上は歓迎だが、ワダチが掘れないためにシートが高めになるという声が多かった。

 アナハイムのコース設営には、毎年プールされている同じ土を使用してきたが、今回は事前にふるいをかける作業が入念に行なわれた。このため砂利などの異物が除去され、非常に目の細かい土となり、硬く締まったトラクションの良い路面が実現。ジャンプやフープスなども崩れにくく、本来の形状が保たれていた。

 450SXのメインレース(20分+1周)では、イーライ・トマック(カワサキ)がホールショットを取った。すぐ後ろには、ジャスティン・バーシア(ヤマハ)、ジェレミー・マーティン(ホンダ)、ウェストン・パイク(スズキ)らが続く。昨シーズンの負傷欠場から復帰したケン・ロクスン(ホンダ)は、スタートに失敗してオープニングラップ12位からポジションアップを図るレースとなった。

 快調に飛ばすトマックは、バーシアに対するマージンを5秒弱まで広げたが、8周目に転倒を喫し、トップの座を譲ってしまった。バーシアはそこから3周ほどリーダーを務めたが、背後にはスタート5位のマービン・ムスキャン(KTM)が接近。11周目にはトップが入れ替わった。終盤になると、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)が2〜3秒差に迫ってきたが、ムスキャンが逃げきって今季初優勝。3位バーシアの8秒ほど後ろで、ロクスンが4位のチェッカーを受けた。


250SX マケラスが昨年に続きキックオフウィン!



 250SXのメインレース(15分+1周)では、昨年のキックオフウィナーだったシェイン・マケラス(KTM)が、好スタートを決めてトップに立った。2位以下には、アレックス・マーティン(KTM)、クリスチャン・クレイグ(ホンダ)、アーロン・プレシンガー(ヤマハ)が控えていた。TLD KTMのワンツー態勢は長く続かず、マーティンの後退もあって、2位のスポットはクレイグ、そしてプレシンガーと入れ替わった。

 リーダーのマケラスは前半で5〜6秒の貯金を蓄え、レースの主導権を握った。セカンドグループには、アダム・シアンサルーロ(カワサキ)、ジョーイ・サバッチー(カワサキ)、ジャスティン・ヒル(スズキ)といった有力候補たちが迫り、接戦が繰り広げられる。この競り合いでクレイグが脱落し、中盤になるとマケラス、プレシンガー、シアンサルーロのトップ3がほぼ固まった。

 終盤に入っても安定したハイペースを保ったマケラスは、アドバンテージを生かして逃げきり、スタートトゥフィニッシュ。2位プレシンガーの追撃を退けた勝ち方は、昨年の初優勝を思わせるパターンだったが、マケラスは2年連続で開幕戦のウィナーとなった。

 今シーズンの250SXウエストは、実力者が集結して混戦になることは必至。ディフェンディングチャンピオンのヒルが、今回は7位にとどまっているが、巻き返しを図ってくることは確実だろう。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 21:20.367 DUNLOP user
2 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +02.579 DUNLOP user
3 51 J・バーシア Monster Energy Yamaha Yamaha +04.629 DUNLOP user
4 94 K・ロクスン Team Honda HRC Honda +12.826 DUNLOP user
5 34 W・パイク Autotrader JGR Yoshimura Suzuki +15.694 DUNLOP user
6 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda +18.772 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 28 S・マケラス Troy Lee Designs Red Bull KTM 16:01.193 DUNLOP user
2 23 A・プレシンガー Yamalube Star Racing Yamaha +02.521 DUNLOP user
3 92 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +04.609 DUNLOP user
4 17 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +08.508 DUNLOP user
5 32 C・クレイグ Geico Honda Honda +16.061 DUNLOP user
6 52 M・オールデンバーグ Yamalube Star Racing Yamaha +22.859 DUNLOP user

AMAスーパークロス第1戦/450SX第1戦/250SXウエスト第1戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 26 DUNLOP user
2 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 23 DUNLOP user
3 51 J・バーシア Monster Energy Yamaha Yamaha 21 DUNLOP user
4 94 K・ロクスン Team Honda HRC Honda 19 DUNLOP user
5 34 W・パイク Autotrader JGR Yoshimura Suzuki 18 DUNLOP user
6 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda 17 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 28 S・マケラス Troy Lee Designs Red Bull KTM 26 DUNLOP user
2 23 A・プレシンガー Yamalube Star Racing Yamaha 23 DUNLOP user
3 92 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 21 DUNLOP user
4 17 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 19 DUNLOP user
5 32 C・クレイグ Geico Honda Honda 18 DUNLOP user
6 52 M・オールデンバーグ Yamalube Star Racing Yamaha 17 DUNLOP user