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CATEGORY
■ 2017/1/28 AMAスーパークロス第4戦/450SX第4戦/250SXウエスト第4戦
アリゾナ州フェニックス/ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中18度〜深夜7度 54,274人

450SX トマックが今季初勝利をゲット! チャンピオン争いに名乗りを上げる!





 郊外のグレンデールにあるユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアムで、昨年の初開催に続く2度目のスーパークロスが行われた。リトラクタブルルーフを備えたフットボール用のスタジアムは、シリーズ序盤に多い野球場とは異なり、長方形のコースレイアウトが可能になるので、趣がぐっと変わるラウンドになっている。

 このスタジアムは札幌ドームのように、屋外で育てた天然芝のピッチを出し入れする仕組みになっていて、観客席の仮設部を取り除けばエンドゾーンの外側にもスペースが生まれる。今回はこの搬出入路も含めた広い床面積を生かして、今季最長となるスタート&ストレートが設置された。

 今シーズンは開幕以来、コース作りが雨に翻弄されてきたが、4戦目にしてようやく好条件に恵まれ、本格的なレイアウトが実現した。30年以上前に流行ったトルネード(タイトに270°回って立体交差する)を再現したセクションには、深いサンドが追加されてルーストを浴びる難所となった。大きなジャンプが連なるリズムセクション、谷が深いフープスなどもテクニックの優劣が出る部分。路面はドライだが、造成時の水分の含有量が多いところでは、ラインが掘れて形状が変わりやすかった。

 日中のセッションはショートカットされることなく、フリープラクティス8分、タイムドプラクティス10分×2本が実施され、しのぎを削るアタックが繰り広げられた。450SXではブレイク・バゲット(KTM)=59秒615、250SXではジャスティン・ヒル(カワサキ)=1分00秒783が最速だった。

 450SXのメインレース(20分+1周)では、イーライ・トマック(カワサキ)がホールショットを取り、オープニングラップから独走に入った。2位につけたジャスティン・ブレイトン(ホンダ)は徐々に後退し、コール・シーリー(ホンダ)、ライアン・ダンジー(KTM)、チャド・リード(ヤマハ)らが2〜4位に浮上したが、わずか5周でトマックは10秒ものリードを積み重ねていた。

 レース中盤になると、セカンドグループの間隔が詰まり、三つ巴の接近戦が始まる。ダンジーとシーリーがラインを交錯させてポジションが前後すると、スパートしたリードが一気に2台をかわして2位に浮上。12周目以降はリードが単独でトップを追いかけたが、トマックは18秒も先を走っていて、逆転できる状況ではなかった。

 こうしてトマックがスタートトゥフィニッシュを決め、今シーズン初優勝を達成。2位リード、3位ダンジーの順でチェッカーとなった。シリーズ序盤のアクセントなることが多いフェニックス戦で、トマックが迷いを断ち切る快勝を挙げた。


250SX ヒルが2連勝! リーダーのマケラスをロックオン!



  250SXのメインレース(15分+1周)では、オースティン・フォークナー(カワサキ)が2戦連続でホールショット。好調なスタートから序盤のリーダーとなった。2位以下にはシェイン・マケラス(KTM)、ポールシッターのヒル、ジミー・デコティス(ホンダ)、マーティン・ダバロス(ハスクバーナ)らが続いた。

 4周目にマケラスがトップに躍進すると、フォークナーとヒルを引き離し、セーフティリードを築く。だが7周目にヒルが2位に浮上すると、マージンは徐々に削り取られていった。フォークナーの後方には、スタート9位と出遅れたアーロン・プレシンジャー(ヤマハ)が接近したが、フォークナーは持ちこたえていた。

 レース後半になるとマケラスのペースが衰え、対照的にスパートしたヒルが、ベストラップに近いスピードで急接近。スタートから15分を経過する頃には、テールトゥノーズのバトルに発展したが、15周目にヒルがマケラス攻略に成功。接戦に終止符を打った。

 第1〜2戦の勝者マケラス、第3〜4戦の勝者ヒル。星取りはイーブンとなったが、ポイントランキングは、依然としてマケラスが首位。2位に浮上したヒルが4点差に迫っている。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 21:23.734 DUNLOP user
2 22 C・リード Monster Energy Yamaha Yamaha +11.817 DUNLOP user
3 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +16.429 DUNLOP user
4 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda +22.876 DUNLOP user
5 18 D・ミルサップス Rocky Mountain ATV/MC KTM +23.268 DUNLOP user
6 10 J・ブレイトン Smartop Motoconcepts Honda +28.851 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 46 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 16:48.273 DUNLOP user
2 38 S・マケラス Troy Lee Designs Red Bull KTM +00.446 DUNLOP user
3 24 A・フォークナー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +06.007 DUNLOP user
4 23 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha +08.334 DUNLOP user
5 30 M・ダバロス Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +25.371 DUNLOP user
6 122 D・リアドン Yamalube Star Racing Yamaha +29.806 DUNLOP user

AMAスーパークロス第4戦/450SX第4戦/250SXウエスト第4戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 89 DUNLOP user
2 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 74 DUNLOP user
3 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 69 DUNLOP user
4 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda 69 DUNLOP user
5 18 D・ミルサップス Rocky Mountain ATV/MC KTM 55 DUNLOP user
6 94 K・ロクスン Team Honda HRC Honda 51 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 38 S・マケラス Troy Lee Designs Red Bull KTM 92 DUNLOP user
2 46 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 88 DUNLOP user
3 23 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha 82 DUNLOP user
4 30 M・ダバロス Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 70 DUNLOP user
5 24 A・フォークナー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 67 DUNLOP user
6 57 J・デコティス Geico Honda Honda 55 DUNLOP user