RIDERS NAVI

FIMロードレース世界選手権
全日本ロードレース選手権
全日本モトクロス選手権
全日本トライアル選手権
アジアロードレース選手権
FIM世界耐久選手権
モトクロス世界選手権
トライアル世界選手権
英国スーパーバイク選手権
AMAスーパーバイク
AMAスーパークロス/ナショナルモトクロス
CATEGORY
■ 2017/2/11 AMAスーパークロス第6戦/450SX第6戦/250SXウエスト第6戦
テキサス州ダラス/AT&Tスタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中28度〜深夜18度 57,807人

450SX ムスキャンが450初優勝をゲット!





 ダラスとフォートワースの中間に位置するアーリントン市にある、AT&Tスタジアムが今週の会場。ダラス・カウボーイズが本拠地としていた旧テキサス・スタジアムに代わって、2009年にオープンした最新鋭の競技場だ。リトラクタブル(開閉式)ルーフの下には、世界最大のオーロラビジョン、通常のコンフィギュレーションで8万人を収容できる座席を備えている。今年はヒューストンがNFLスーパーボウルの開催地となった関係もあり、テキサス州でスーパークロスが行われるのは今回のダラスのみとなる。

 コースレイアウトは、180度ターンを多用したタイトなものだったが、短いストレートの途中から曲がる1コーナーがユニークだった。このショートカット部分はスタート直後にしか通らないので、プラクティスセッション中に練習することができない。しかもアウト側にバンクが設けられていないため、フラットな路面における効率的なライン取りが鍵だった。

 かつてはコンクリート並みに硬くなる粘土が難物として恐れられていたが、近年は屋内に移ったこともあり土質は改善されてきた。とは言え時間の経過とともに荒れてくるギャップや、硬くて滑りやすいラインが随所にできて、トラクションの確保が難しい路面となった。

 前週と同じように日中開催のスケジュールが採用された今大会、午前中から始まったタイムドプラクティスでは、両クラスとも47秒台に突入した。比較的短いコースなので、周回数が増えることが見込まれた。

 450SXのメインレース(20分+1周)では、1コーナーでクラッシュが発生したため、赤旗リスタートとなった。ストレートが短いショートスタートなので、差が付かないまま殺到する1コーナーでは多重クラッシュが起こりやすい。好スタートを切ったクーパー・ウェブ(ヤマハ)にとっては、幻のホールショットになった。

 再スタートではマービン・ムスキャン(KTM)が飛び出し、ジャスティン・ボーグル(スズキ)、ウェブ、コール・シーリー(ホンダ)が続いた。レース序盤はムスキャンが2〜3秒先行する展開。ボーグルと入れ替わるように、ウェブ、シーリー、さらにスタート7位から浮上してきたイーライ・トマック(カワサキ)を交えた2位争いが激しくなる。

 ところがスタートから数分しか経過していない段階で、ウェブ、トマックが相次いでピットイン。上位のライダーに異変が起きた。レース中盤以降は、ムスキャンがシーリーに対するリードを広げ、独走でフィニッシュ。初優勝の喜びをヒールクリッカーで表すムスキャンだった。3位にはジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)。珍しく表彰台を逃し、4位にとどまったライアン・ダンジー(KTM)が、ランキング首位を守っている。


250SX ヒルが4連勝で首位固めに成功!



 250SXのメインレース(15分+1周)では、タイトル争い中の2人が揃って好スタート。シェイン・マケラス(KTM)、ジャスティン・ヒル(カワサキ)が飛び出し、オースティン・フォークナー(カワサキ)、ジミー・デコティス(ホンダ)が続いた。

 マケラスは徐々にヒルを引き離し、3〜4秒のセーフティリードを蓄えた。ところがレース後半に差しかかり、ヒルの追撃が激しくなってきたところで、マケラスがマシントラブルでスローダウン。ピットイン後コースに復帰したマケラスだったが、ペースが上がらないまま周遅れとなった。

 レースは16周目からトップに立ったヒルが制し、これで第3戦からの4連勝。2位フォークナー、3位にはスタート12位から挽回したアーロン・プレシンジャー(ヤマハ)が入賞した。マケラスの脱落もあって、ヒルが単独首位の座を固めた。

 250SXは次週ミネアポリスからイーストシリーズに移るため、ウエストシリーズは4月8日にシアトルで再開されるまで一時中断する。ここまで参戦してきたウエストのライダーには7週間のインターバルとなるが、その期間を休養と練習に当てるのか、レース勘を保つためにイーストの450SXに参戦するのか、あるいは5月に開幕するアウトドアシリーズ用のマシンテストに着手するのか、いろいろな選択肢がある。

 チャンピオン争いの当事者は、首位のヒルに対し2位プレシンジャーが21ポイント差、3位に後退したマケラスが25ポイント差となっている。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 21:24.324 DUNLOP user
2 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda +05.332 DUNLOP user
3 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +09.449 DUNLOP user
4 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +16.327 DUNLOP user
5 15 D・ウィルソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +23.512 DUNLOP user
6 20 B・ティックル RCH Yoshimura Suzuki Factory Suzuki +33.881 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 46 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 16:34.457 DUNLOP user
2 24 A・フォークナー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +02.005 DUNLOP user
3 23 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha +06.939 DUNLOP user
4 57 J・デコティス Geico Honda Honda +17.434 DUNLOP user
5 122 D・リアドン Yamalube Star Racing Yamaha +20.668 DUNLOP user
6 6 J・マーティン Geico Honda Honda +25.661 DUNLOP user

AMAスーパークロス第6戦/450SX第6戦/250SXウエスト第6戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 129 DUNLOP user
2 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 111 DUNLOP user
3 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda 107 DUNLOP user
4 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 100 DUNLOP user
5 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 85 DUNLOP user
6 18 D・ミルサップス Rocky Mountain ATV/MC KTM 83 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 46 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 138 DUNLOP user
2 23 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha 117 DUNLOP user
3 38 S・マケラス Troy Lee Designs Red Bull KTM 113 DUNLOP user
4 30 M・ダバロス Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 106 DUNLOP user
5 57 J・デコティス Geico Honda Honda 91 DUNLOP user
6 24 A・フォークナー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 90 DUNLOP user