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CATEGORY
■ 2017/3/4 AMAスーパークロス第9戦/450SX第9戦/250SXイースト第3戦
カナダ・トロント/ロジャース・センター
天気 気温 観客
晴れ 日中マイナス6度〜深夜マイナス10度 49,020人

450SX トマックが4勝目をゲット! ランキング2位に浮上!





 今年は第9戦となったトロントは、AMAスーパークロス全17戦のちょうど折り返し点に位置している。シリーズ前半戦からは4人のウィナーが生まれたが、果たして今大会を境に戦況が変わるのか、あるいはこのまま接戦が続くのか興味深いラウンドである。また、地理的にはダラス〜ミネアポリス〜アトランタ〜トロント〜デイトナと南北に移動が続く中、氷点下となる気温が重要なファクターとなることもある。

 ロジャース・センターはリトラクタブル式ルーフを備えたスタジアムだが、以前はコース造成用に搬入される土が凍結していることが多く、ウェット路面になることもあった。近年は乾燥した土を確保できるようになったため、ドライコンディションが実現している。今大会でも走行セッションの間に小まめな撒水が行われるほどだった。

 土質はソフトで表面が崩れやすく、コーナーなどにはワダチや掘れて粒状になった土が散乱している部分があった。また前戦アトランタでは、サンドセクション手前に設置された急角度のウォールの評判が悪かったので、今大会では緩いジャンプに改められた。

 コースレイアウト的には、フィールドの広さを生かした長めのストレートと、その先に待ち構える1〜2コーナーが特徴。左90度+右180度の複合コーナーなので、ホールショットを取れればベストラインを通れるが、少しでも出遅れると蓋をされてしまうリスクがあった。

 19時からのナイトレースに進む40台を決めるタイムドプラクティスでは、両クラスとも順当な結果となった。450SXではイーライ・トマック(カワサキ)=55秒729、250SXではザック・オズボーン(ハスクバーナ)=56秒531。ジャンプが連続するリズムセクションのこなし方が、ポールポジションにつながった。

 450SXのメインレース(20分+1周)では、ブレイク・バゲット(KTM)がホールショットを決めたが、1周目のリズムセクションでスピードの差を見せたトマックがトップに躍り出た。3位以下にはブロック・ティックル(スズキ)、デイビー・ミルサップス(KTM)、マルコム・スチュワート(スズキ)が控えていた。

 オープニングラップ中にラインの交錯や接触があり、有力ライダーの出遅れが目立った。6位チャド・リード(ヤマハ)の後ろに、コール・シーリー(ホンダ)、マービン・ムスキャン(KTM)、ライアン・ダンジー(KTM)らが続き、第2集団が激戦となる。

 5周目にバゲットが転倒し、ティックルが2位に浮上したが、この段階でトマックは8秒のリードを蓄えてレースを掌握していた。中盤以降になると、混戦をくぐり抜けてきたダンジーが3位まで浮上。17周目にティックルをかわして2位を得たが、トマックは15秒以上先を独走していた。

 こうしてトマック、ダンジー、ティックルの順でフィニッシュ。今回は13位と低迷したムスキャンに替わって、4勝目を挙げたトマックがポイントランキング2位にアップした。



250SX オズボーン2連勝! ポイントリードを広げる!



 250SXのメインレース(15分+1周)では、AMAチャレンジを開始したばかりのフレンチライダー、ディラン・フェランディス(ヤマハ)がホールショット。1周目からジョーイ・サバッチー(カワサキ)と抜きつ抜かれつのトップ争いを演じた。その直後では今回からレッドナンバープレートを付けるオズボーン、アダム・シアンサルーロ(カワサキ)、コルト・ニコルス(ヤマハ)、クリスチャン・クレイグ(ホンダ)が続く。

 序盤4周目まではフェランディスがリーダーを務めたが、サバッチー、オズボーンのアタックを受けてダウン。転倒もあってフェランディスは6位まで後退した。ミネアポリスの勝者とアトランタの勝者によるトップ争いは、テールトゥノーズになったが長くは続かず、7周目にオズボーンがサバッチーをかわして決着がつく。

 レース後半はサバッチーのラップタイムが1分以上まで衰え、オズボーンが6〜7秒のリードを確保。このまま2位でゴールできそうなサバッチーだったが、15周目に転倒を喫してポジションを6位まで下げてしまった。ライバルの自滅で独走状態となったオズボーンは、余裕で2連勝をマーク。その後にシアンサルーロ、クレイグが続き、ポディアム登壇を果たした。

 この結果、首位オズボーンのポイントリードは12点に拡大。次戦デイトナはスピードウェイで行われる屋外のレースなので、タイトルは争いは異なる条件下で繰り広げられることになる。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 21:42.314 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +14.264 DUNLOP user
3 20 B・ティックル RCH Yoshimura Suzuki Factory Suzuki +16.111 DUNLOP user
4 22 C・リード Monster Energy Yamaha Yamaha +17.836 DUNLOP user
5 4 B・バゲット Rocky Mountain ATV/MC KTM +28.445 DUNLOP user
6 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda +34.075 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 16:57.275 DUNLOP user
2 36 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +09.159 DUNLOP user
3 48 C・クレイグ Geico Honda Honda +11.757 DUNLOP user
4 39 C・ニコルス Yamalube Star Racing Yamaha +13.135 DUNLOP user
5 108 D・フェランディス Yamalube Star Racing Yamaha +24.964 DUNLOP user
6 17 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +28.087 DUNLOP user

AMAスーパークロス第9戦/450SX第9戦/250SXイースト第3戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 196 DUNLOP user
2 3 E・トマック Monster Energy Kawasaki Kawasaki 172 DUNLOP user
3 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 157 DUNLOP user
4 14 C・シーリー Team Honda HRC Honda 153 DUNLOP user
5 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 123 DUNLOP user
6 18 D・ミルサップス Rocky Mountain ATV/MC KTM 112 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 70 DUNLOP user
2 17 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 58 DUNLOP user
3 44 J・スミス Troy Lee Designs Red Bull KTM 52 DUNLOP user
4 36 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 52 DUNLOP user
5 39 C・ニコルス Yamalube Star Racing Yamaha 49 DUNLOP user
6 56 K・ピータース Autotrader JGR Suzuki Suzuki 37 DUNLOP user