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CATEGORY
■ 2009/4/12 第1戦 カタール ドーハ
天気 気温 観客
曇り、雨 24度 6,500人

250CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 H.Barbera Pepe World Team Aprilia '26.50.940 DUNLOP user
2位 J.Cluzel Matteoni Racing Aprilia '26.51.766 DUNLOP user
3位 M.De.Meglio Mapfre Aspar Team 250cc Aprilia '26.57.121 DUNLOP user
4位 青山博一 Scot Racing Team 250cc Honda '26.57.549 DUNLOP user
12位 富沢祥也 CIP Moto-GP250 Honda '27.19.342 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 A.Iannone Ongetta Team I.S.P.A. Aprilia '8.37.245 DUNLOP user
2位 J.Simon Bancaja Aspar Team 125cc Aprilia '8.37.425 DUNLOP user
3位 A.Cortese Ajo Motorsports Derbi '8.42.456 DUNLOP user
20位 中上貴晶 Ongetta Team I.S.P.A. Aprilia '8.53.660 DUNLOP user
27位 小山知良 Loncin Racing Loncin '9.05.789 DUNLOP user

第1戦終了時点

250CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 H.Barbera Pepe World Team Aprilia 25 DUNLOP user
2位 J.Cluzel Matteoni Racing Aprilia 20 DUNLOP user
3位 M.De.Meglio Mapfre Aspar Team 250cc Aprilia 16 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 A.Iannone Ongetta Team I.S.P.A. Aprilia 12.5 DUNLOP user
2位 J.Simon Bancaja Aspar Team 125cc Aprilia 10 DUNLOP user
3位 A.Cortese Ajo Motorsports Derbi 8 DUNLOP user

バルベラ選手が開幕優勝を果たす

2009シーズンは昨年より約1ヶ月遅れて、中東カタールで始まった。今年もまた、年に1度のナイトレースとなる。
今年から金曜日は午後のフリー走行のみとなり、予選は土曜日の1セッションだけに変更された。走行時間が短縮されたため、セッティング能力がさらに問われることとなる。
金曜日の初日からナイト走行が順調に行なわれていったが、2日目、250クラスの予選が始まる前に、雨が落ち始めた。ナイト走行の雨は初めてだったため、視界などをオフィシャルが確認した後、予選が始まった。


雨がぱらつき、強風が吹くという悪コンディションだったが、A・バウティスタ選手(アプリリア)は終盤トップタイムをマーク。開幕戦でさい先のいいポールポジションを獲得した。
「ポールでシーズンが始まるなんて最高だね。今日は雨、風と大変だったが、いいセッティングができてタイムを出せたよ。明日はいいコンディションだといいね」とバウティスタ選手。
2番手は、KTMからホンダのマシンに乗り換えた青山博一選手(ホンダ)。「チームも替わって初レースでフロントローになれてうれしいです。いいセッティングができたから、いいレースができると思う」と青山選手はコメントした。
続いて、昨年の125クラスチャンピオンで、250クラスにステップアップしたM・デ・メグリオ選手(アプリリア)が3位。昨年、もてぎで腰に大ケガを負ったH・バルベラ選手(アプリリア)が、復活の走りを見せて4位フロントローをつかんだ。


また、初のフル参戦に臨んでいる富沢祥也選手(ホンダ)は16位。「コース状況が変わっていったので難しかった。まだフロントの感触がよくないので、修正したい。レースでは、とにかく前のライダーについて行っていいタイムを出したいです」と語っていた。
一方、昨年のチャンピオン、M・シモンチェリ選手(ジレラ)は、1週間前にモトクロスでトレーニングしていたときに右手首を骨折。フリー走行は参加したものの、痛みがひどいために今回は欠場することになった。


スタート直前の降雨のためにスタート時刻が遅らされ、周回数は予定の18周から13周に変更された。雨は止み、ほぼドライコンディションの中で、決勝はスタート。青山選手がホールショットを決めるが、1コーナーのブレーキングミスで遅れてしまう。すぐにバルベラ選手がトップに上がり、A・デボン選手(アプリリア)、G・タルマクシ選手(アプリリア)、J・クルーゼル選手(アプリリア)、青山選手、R・ウィライロー選手(ホンダ)などが僅差で続く。雨上がりの滑りやすいコンディションの中で、先頭集団は激しい順位争いを演じていった。2周目には一旦デボン選手が前に出た。
そして、4周目にトップに浮上したバルベラ選手がすぐに後続を引き離しにかかり、クルーゼル選手がついていく。


3位以下のデボン選手、タルマクシ選手、ウィライロー選手、青山選手、R・デ・ロサ選手、デ・メグリオ選手、T・ルティ選手(アプリリア)などは、中盤に入っても混戦を続けていく。また、スタート直後に遅れをとっていたバウティスタ選手も3位争いの集団に追い付いていった。終盤に入ると、この中からデ・ロサ選手が徐々に抜け出して単独3位を走行していく。
レース終盤、トップ争いではクルーゼル選手が一旦前にでる場面もあったが、すぐにバルベラ選手がトップを奪回。そのままクルーゼル選手を抑えたバルベラ選手が開幕優勝を決めた。
「優勝できたなんて、これもスタッフやフィジカル・トレーナーのおかげだ。あまりにもうれしくて、何と言っていいか分からないよ」とケガから復活したバルベラ選手は語った。
続いて、20歳のフランス人、クルーゼル選手が初の表彰台2位を獲得した。
「まさか表彰台に上がれるとは思っていなかった。今年はいいチームに入れてうれしい。次もいい結果を出したいね」とクルーゼル選手。
一方、3位争いは終盤に入っても激戦が続いた。デ・ロサ選手に、デ・メグリオ選手、ルティ選手、青山選手、バウティスタ選手が追い付き、5台の戦いとなる。


そして最終ラップ、デ・メグリオ選手はデ・ロサ選手を捕らえると、250クラスデビューレースで3位表彰台をつかんた。
「厳しいレースだった。最後にアタックして3位になれて、本当にうれしい。チームに感謝しているよ」とデ・メグリオ選手は話していた。
続いて、最後に追い上げた青山選手が4位でゴールラインを通過した。「コース状況が変わって、いいフィーリングで走れなかった。残念です。序盤はうまく走れず、終盤になってやっと追い上げることができたけど、遅かった。日本ではいいレースしたいです」と青山選手。
ポールシッターのバウティスタ選手は結局7位に終った。
また、富沢選手は初の海外ラウンドながら12位ポイント圏内でゴールしている。


雨で赤旗終了となった開幕戦でイアンノネ選手が優勝を決める

125クラスの予選も、土曜日の1セッションのみとなった。
予選は無事にドライコンディションで行なわれ、250クラスから転向したJ・シモン選手(アプリリア)が初のポールポジションを獲得した。
「事前テストで出ていたチャタリングの問題を解決することができた。でも、風が強くて路面が汚れていて大変だったよ。レースタイヤはまだ決めかねているけど、明日の状況を見て決めるよ」とシモン選手は語った。


続いて、昨年のポールシッター、B・スミス選手(アプリリア)が入り、アスパーチームが1、2位を独占。続いてA・イアンノネ選手(アプリリア)、N・テロール選手(アプリリア)の3台がフロントローに並ぶ。
また、中上貴晶選手(アプリリア)は16位。「予選後半、セッティングが詰め切れずにタイムを上げられなかった」と中上選手。中国のロンシンチームに移籍し、ロンシンのマシンを走らせる小山知良選手は、エンジントラブルのためにペースが上がらず、27位となっている。


今年最初のレースとして行なわれた125クラスの決勝は、ドライコンディションで始まった。ホールショットを決めたのは、イアンノネ選手で、後ろからテロール選手、ルーキーのJ・フォルガー選手(アプリリア)、M・マルケス選手(KTM)、シモン選手などが続く。
トップのイアンノネ選手はすぐに引き離しにかかり、シモン選手が2位争いから抜け出して、トップのイアンノネ選手を追いかける。2周目にはイアンノネ選手とシモン選手がトップ争いを開始。その後方で、マルケス選手、テロール選手、フォルガー選手、S・コルテス選手(デルビ)、P・エスパルガロ選手(デルビ)が3位争いを演じていく。
2台のトップ争いは激化していくが、3周目に入ったころから雨がぱらつき始める。ナイトレースで雨が降るという難しいコンディションの中、3位争いをリードしていたマルケス選手がハイサイド転倒。テロール選手もコースアウトして遅れるというアクシデントが発生する。


5周目に入るとさらに雨が強まり、赤旗が提示された。その後、さらに雨が強まったために、125クラスのレースは4周終了時の通過順位がリザルトになり、ハーフポイントが与えられることになった。
4周目に入ったとき、トップに立っていたイアンノネ選手が開幕優勝を達成した。
「変なレースだった。いい形の優勝とは言えないけど、優勝は優勝だから。シモン選手とバトルになって、最後まで戦いになると思っていた。とにかく、開幕戦で勝ててうれしいです」とイアンノネ選手は語った。


わずかの差でシモン選手が2位。赤旗が提示された後に転倒したが、すぐにピットに戻ることができた。
「表彰台に戻れてうれしいよ。最後はイアンノネ選手を抜いたのにカウントされなかった。だけど、2位でもうれしいよ」とシモン選手。3位争いをリードしていたコルテス選手が初の3位表彰台をゲットした。「雨が降ってきたときは慎重に走った。マルケス選手も転倒していたからね。変なレースだったけど、表彰台で終ってうれしいです」とコルテス選手は語った。


また、中上選手は20位、小山選手は27位となっている。「エンジンがひどかったので、最後までもたなかっただろうから、4周で終ってよかった。完走にはなったから。次はもう少しなんとかしたいです」と小山選手は語った。