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CATEGORY
■ 2008/4/13 第3戦 ポルトガル エストリル
天気 気温 観客
曇り 18度 41,840人

250CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 A.Bautista Mapfre Aspar Team Aprilia '44.34.257 DUNLOP user
2位 M.Simoncelli Metis Gilira Aprilia '44.41.307 DUNLOP user
3位 M.Kallio Red Bull KTM 250 KTM '44.41.320 DUNLOP user
5位 青山博一 Red Bull KTM 250 KTM '44.48.923 DUNLOP user
6位 高橋裕紀 JiR Team Scot250 Honda '44.52.755 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 S.Corsi Jack & Jones WRB Aprilia '40.56.168 DUNLOP user
2位 J.Olive Belson Derbi Derbi '40.56.467 DUNLOP user
3位 N.Terol Jack & Jones WRB Aprilia '41.02.523 DUNLOP user
16位 小山知良 ISPA KTM Aran KTM '41.30.170 DUNLOP user
19位 中上貴晶 I.C.Team Aprilia '41.47.847 DUNLOP user

第3戦終了時点

250CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 M.Kallio Red Bull KTM 250 KTM 57 DUNLOP user
2位 M.Pasini Polaris World Aprilia 45 DUNLOP user
3位 H.Barbera Team Toth Aprilia Aprilia 39 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 S.Corsi Jack & Jones WRB Aprilia 59 DUNLOP user
2位 N.Terol Jack & Jones WRB Aprilia 42 DUNLOP user
3位 J.Olive Belson Derbi Derbi 40 DUNLOP user

バウティスタ選手が独走で今季初優勝を飾る

第3戦は、スペインの西隣に位置するポルトガル・エストリルで行なわれた。毎年強風や天候不順に悩まされているが、今年も初日の午前中は雨に見舞われていた。2日目は、晴天となりドライコンディションでタイムアタックが行なわれた。


250クラスでは、前回惜しくも優勝を逃したM・シモンチェリ選手(アプリリア)が250クラスで初のポールポジションを獲得した。「ヘレスは残念な結果だったけど、今回も初日から調子はいい。決勝レースはいい順位でフィニッシュしたいね」とシモンチェリ選手。
続いて、同じく前回ヘレスでシモンチェリ選手とトップを争いながら転倒したA・バウティスタ選手(アプリリア)が2番手につける。「いいリズムで走れている。ここでは過去2年勝っているし、自信を持っているんだ。シモンチェリ選手は速いけど、いい結果をだせると思う」とバウティスタ選手。
続いて、M・パシーニ選手(アプリリア)、M・カリオ選手(KTM)がフロントローに並んだ。
また、高橋裕紀選手は5位。「昨日は転倒があったけど、今日は天気もよくてセッティングを進めることができた。明日は雨でも晴れでもいいレースができると思う」と高橋選手はコメント。
続いて青山博一選手(KTM)が6位につける。「今日は午前と午後でセッティングを変えた。そしたら1秒以上タイムを詰めることができた。明日の朝のウォームアップでもう少し調整してレースに臨みます」と語っていた。


決勝日の早朝に雨が降り、朝のウォームアップ走行はウェットコンディションだったが、決勝レースはドライで行なわれた。
好スタートを切ったのはシモンチェリ選手で、すぐにバウティスタ選手がトップを奪いレースをリードしていく。
後ろからシモンチェリ選手、A・デボン選手(アプリリア)、パシーニ選手、カリオ選手、高橋選手、青山選手と続く。


前戦と同じようにバウティスタ選手、シモンチェリ選手が後続を離してトップ争いを開始する。2位集団は、パシーニ選手、カリオ選手、高橋選手、青山選手の4台が接近戦を展開。デボン選手は4周目に転倒した。
中盤に向けてトップのバウティスタ選手は着実にシモンチェリ選手を離していき、10周目には5秒以上のリードを奪う。シモンチェリ選手は単独2位になっていく。
レース後半に入ると、3位争いからカリオ選手が抜け出していき、パシーニ選手、青山選手、高橋選手の3台に後方からT・ルティ選手(アプリリア)、J・シモン選手(KTM)が近づいていく。ルティ選手はめざましい追い上げを見せてこの集団の先頭に立ち、逃げ切りを図る。
高橋選手、青山選手、パシーニ選手の3台が5位争いとなり、パシーニ選手と青山選手が接触して、パシーニ選手は転倒リタイアしてしまった。


レース終盤、バウティスタ選手は完全に独走体制。パーフェクトなレース展開で今季初優勝を果たす。
「125クラス、250クラスとここで3年連続して勝っている。ここにはスペインからいっぱいファンも来てくれてサポートしてくれるんだ。今日は路面が少し難しかったが、ミスなく走れたよ」とバウティスタ選手。
2位争いは、終盤カリオ選手がシモンチェリ選手に追い付いてテールトゥノーズとなるが、辛くもシモンチェリ選手が逃げ切って初の表彰台2位をつかんだ。「タイヤの選択を間違えて、今日はバウティスタ選手についていけなかった。でも、初めて表彰台に上がって2位だからうれしいです」とシモンチェリ選手。
3位のカリオ選手は、「固いタイヤを選んだので前半はプッシュできなくて、徐々にペースを上げていった。最後はもう少しで2位になれるところだったね」とコメント。この結果、カリオ選手は初めて首位に浮上した。
カリオ選手に続いて、ルティ選手が4位。さらに、青山選手は5位、高橋選手6位でゴールした。


「スタートはよくて、トップ集団についていきたかったけど、無理だった。徐々にペースをつかんで、追い上げようとしていったけど、今日はこれが精一杯でした」と青山選手は語った。
高橋選手は「今回はいい走りができたと思う。でも、もっといい結果を期待していたので残念です。終盤、ルティ選手が抜いていったけど、彼のペースについていくことはできなかった。」と語った。


コルシ選手が2連勝を決める

125クラスでは、前回のウィナーで、目下ランキングトップに立つS・コルシ選手(アプリリア)が初のポールポジションを獲得する。「やっとポールポジションを獲得することができた。今日はチームと一緒にいい仕事ができたと思う。マシンはすごく調子がいい。明日は混戦になると思うけど、ベストを尽くしてがんばるよ」とコルシ選手。


続いて、アメリカ人の18歳、S・ボンセイ選手(アプリリア)が自己最高の2位フロントローをつかんだ。「アタックしているとき、遅いライダーにひっかかった。でも、フロントローになれてうれしいよ。表彰台で終わりたいです」とボンセイ選手。
さらに、前回2位に入ったN・テロール選手(アプリリア)、D・ウェブ選手(アプリリア)がフロントローに並んだ。
また、小山選手は11位。「昨日転倒があったけど、ケガはなかった。もう少しいいポジションにつけたかったけど、エンジンも厳しかった。明日は、行けるところまで勢いをつけていきたい」と語った。
中上貴晶選手(アプリリア)は24位。「コースの経験もなくて、まだいい方向に進んでいない。とにかく明日に向けて、少しでも状態をよくしたいです」と中上選手は語った。


決勝レースはテロール選手のホールショットで始まった。後ろからウェブ選手、コルシ選手、スミス選手、ファン・オリーブ選手(アプリリア)などが続く。
レース序盤は、テロール選手、オリーブ選手、コルシ選手、スミス選手の4台がトップ集団を形成し、僅差の戦いを演じていく。好ダッシュを見せていたウェブ選手は、序盤にコーナーでアウトにはらみ、遅れてしまう。
中盤に入っても4台の戦いは続くが、13周目にスミス選手がハイサイド転倒。すぐ後ろについていたテロール選手が遅れて、トップ争いはオリーブ選手とコルシ選手の2台に絞られる。テロール選手は単独3位を走行していく。
一方、レース後半に入ると、4位以下の集団が注目されていく。単独4位のG・タルマクシ選手(アプリリア)に後方からボンセイ選手、ウェブ選手、ステファン・ブラドル選手(アプリリア)という若手ライダーが接近。激しい4位争いを始めていた。


レース終盤、トップを争う2台、コルシ選手とオリーブ選手はデッドヒートを続けていくが、17周目から前にでていたコルシ選手が最後まで逃げ切って2連勝。首位を守った。
「ポールを取って優勝して、パーフェクトだった。レースのペースはかなり速かった。残り5周を待って、前にでて逃げたかったが無理だった。でも、最後は集中して走ったよ」とコルシ選手。


僅差でオリーブ選手が2位でチェッカーを受けた。
「勝ちたかったけど、無理だったね。ラストラップで勝負したかったけど、できなかった。もう少しうまく走れるようになりたい」とオリーブ選手。
続いて、テロール選手が単独3位でゴールした。「スミス選手の後ろにいて遅れてしまった。前に追い付きたかったけど無理だったよ。でも3位だから、うれしいです」とテロール選手は語った。
また、4位争いは最後まで大激戦だったが、ボンセイ選手がバトルを制して自己最高の4位でチェッカー。ウェブ選手が5位に入っている。


また、小山選手は惜しくもポイント圏内を逃して16位。「アプリリアのマシンはすごく速くて、ブレーキングを遅らせたりしてついていこうと必死に走った。それでもポイントを取れず残念です」と小山選手。
中上選手は19位でゴールしている。「予選のときからタイムを上げることはできなかった。マシンにちょっと問題があるので、データを見て、次の中国ではなんとかしたいです」と中上選手はコメントしていた。