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CATEGORY
■ 2009/5/3 第3戦 スペイン ヘレス
天気 気温 観客
晴れ 27度 123,340人

250CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 青山博一 Scot Racing Team 250cc Honda '45.08.805 DUNLOP user
2位 A.Bautista Mapfre Aspar Team Aprilia '45.08.937 DUNLOP user
3位 M.Simoncelli Metis Gilera Gilera '45.11.511 DUNLOP user
12位 富沢祥也 CIP Moto-GP250 Honda '45.43.046 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 B.Smith Bancaja Aspar Team 125cc Aprilia '41.49.556 DUNLOP user
2位 S.Gadea Bancaja Aspar Team 125cc Aprilia '42.03.080 DUNLOP user
3位 M.Marquez Red Bull KTM Motosport KTM '42.03.109 DUNLOP user
16位 中上貴晶 Ongetta Team I.S.P.A. Aprilia '42.34.294 DUNLOP user
リタイア 小山知良 Loncin Racing Loncin '38.41.494 DUNLOP user

第3戦終了時点

250CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 青山博一 Scot Racing Team 250cc Honda 58 DUNLOP user
2位 A.Bautista Mapfre Aspar Team Aprilia 54 DUNLOP user
3位 H.Barbera Pepe World Team Aprilia 43 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 A.Iannone Ongetta Team I.S.P.A. Aprilia 37.5 DUNLOP user
2位 B.Smith Bancaja Aspar Team 125cc Aprilia 36.5 DUNLOP user
3位 P.Espargaro Derbi Racing Team Derbi 31.5 DUNLOP user

青山選手が今季初優勝をゲット

日本GPの翌週、舞台をヨーロッパに移してスペイン・ヘレスで第3戦が行なわれた。
第2戦まで悪天候に悩まされてきたが、ヘレスでは初日から晴天に恵まれた。
250クラスの予選では、地元スペインのベテラン、A・デボン選手(アプリリア)がポールポジションを獲得する。
「とにかくうれしいよ。今年はまた参戦するのか分からなくて、ようやくこのプロジェクトに参加してGPにエントリーすることができたんだ。サポートしてくれた人々に感謝しているよ。明日もいいレースがしたいね」とデボン選手。


2番手もスペイン人ライダー、H・バルベラ選手(アプリリア)がつける。「昨日はエンジントラブルがあって大変だった。地元だし、レースもがんばるよ」とバルベラ選手。
ディフェンディング・チャンピオンのM・シモンチェリ選手(アプリリア)は予選終盤に転倒したが、3番手を死守。4番手にA・バウティスタ選手(アプリリア)が続き、フロントローに3人のスペイン人が並んだ。
一方、青山選手は6番手2列目となった。「風が強くて大変だった。他のライダーの方が、このコンディションにうまく対応したね」と青山選手。
富沢祥也選手(ホンダ)は、17位となっている。「風が強くて、自分のラインを守るのも難しかった。ヘレスを走るのは2度目なので、データも少なくて厳しかった」と富沢選手はコメントした。


決勝当日も晴天に恵まれた。ホールショットを決めたのはデボン選手で、後ろからバルベラ選手、シモンチェリ選手、バウティスタ選手、J・クルーゼル選手(アプリリア)、青山選手と続く。
序盤から、シモンチェリ選手、バウティスタ、バルベラ選手、青山選手の4台がトップ争いを開始。すぐに5位以下を離して激しい順位争いを繰り広げていく。
序盤はシモンチェリ選手が前に出ていたが、バウティスタ選手が何度も先頭に出る。さらに、青山選手もアグレッシブな走りを見せて、ラテン系の走りを見せる2人に食らいつき、バルベラ選手は必死に前の3台についていくという展開となる。


一方、ポールシッターのデボン選手は6位につけていたが、10周目にクラッシュ。そのままリタイアしてしまった。
そして、11周目になると青山選手がついにトップに浮上。バウティスタ選手、シモンチェリ選手、バルベラ選手も離されずについていく。
終盤に入っても、4台は息詰まるような激戦を展開。何度も順位を替えていくドッグファイトを繰り広げ、サーキットにつめかけた10万人以上の大観衆を魅了していく。


残り4周になると、地元の大声援を受けるバウティスタ選手が再びトップに奪回し、青山選手が続く。シモンチェリ選手は遅れをとり、最後はバルベラ選手と3位争いとなる。
最終ラップをトップで入ったのはバウティスタ選手だったが、青山選手が逆転。最後までバウティスタ選手を抑えきると今季初優勝を決めた。
「僕の地元もてぎではバウティスタ選手が勝ったので、彼の地元で勝ちたかった。できてうれしいです。マシン、タイヤとも調子よくて、レースを楽しむことができました」と青山選手。
僅かコンマ1秒差でバウティスタ選手が2位でチェッカーを受けた。
「全力を尽くしたけど、青山選手はブレーキングがよくて抜けなかった。勝ちたかったけど、2位でもうれしいです。」とバウティスタ選手。
続いて、シモンチェリ選手が3位表彰台を死守している。


「毎年シーズン序盤は難しいね。今日は青山選手、バウティスタ選手ほど速く走れなかった。最後はミスしてしまったけど、今年初の表彰台に上がれてよかった。次はもっとがんばるよ」とシモンチェリ選手は語った。
また、富沢選手は12位ポイント圏内でゴールした。
「ポイントを取れてうれしいです。お客さんがいっぱいいて、がんばらなきゃって思った。走っていて自分が成長しているのが分かった。体力をもっとつけて、今後もがんばります」と富沢選手は語った。


イギリスのスミス選手が独走で初優勝

125クラスでもスペイン人ライダーが大活躍を見せ、J・シモン選手(アプリリア)がポールポジションをゲットした。
「風が強くて、何度も転倒しそうになった。とにかく全力でアタックしていった。明日は優勝するために、がんばるよ」とシモン選手。
続いて、同じバンカハ・アスパーのチームメイト、B・スミス選手(アプリリア)が2番手に続く。「風に対応してがんばって走ったよ。ポールを取れなかったのは残念。明日も集中して走って、表彰台を狙うよ」とスミス選手。
続いて、目下2連勝中のA・イアンノネ選手(アプリリア)、M・マルケス選手(KTM)と続く。
小山知良選手(ロンシン)は20位、中上貴晶選手(アプリリア)は21位となっている。「風が強くて、うまく攻めることができなかった。車体を調整してレースに臨みます」と中上選手は話した。


決勝レースがスタートするとスミス選手がホールショット。オープニングラップから後続を離し始める。2位以下は、シモン選手、S・レディング選手(アプリリア)、M・マルケス選手(KTM)、S・コルテス選手(デルビ)などが続く。一方、2連勝中のイアンノネ選手は1周目にスリップダウン。再スタートするも、最後尾まで遅れてしまう。
さらに、トップのスミス選手を追いかけ始めたシモン選手が、6周目に転倒リタイアする。
これでスミス選手は、2位以下を大きく引き離して独走体制を築く。


2位争いは、コルテス選手、マルケス選手、S・ガデア選手(アプリリア)、P・エスパルガロ選手(デルビ)の4台が展開していく。
後半に入っても、トップのスミス選手は独走体制。4台による2位争いは続いていく。さらに終盤に入ると、後方からJ・フォルガー選手(アプリリア)、レディング選手、E・ヴァスケス選手(デルビ)も追い付いて2位争いは7台の激戦となる。


トップのスミス選手は最後までまったく後続を寄せ付けず、スタートトゥフィニッシュで初優勝を果たした。
「言葉にならないくらいうれしい。初優勝できる日を、この3年間ずっと待っていたんだ。今日はマシンは速くて、チームに感謝している」とスミス選手。
一方、2位争いは、最後まで大激戦となる。残り2周でフォルガー選手が転倒し、最後はガデア選手、マルケス選手、レディング選手を中心に展開されていく。最終ラップには激しい攻防が繰り広げられ、ガデア選手が僅差で2位。マルケス選手が3位となった。


「地元で2位になれるなんて、本当にうれしいよ。この調子で次も表彰台に上がりたいね」とガデア選手はコメント。マルケス選手は「今日は風が強くて大変だった。最後のストレートでエンジンのパワーがちょっと落ちて、ガデア選手に抜かれてしまった。でも、地元で初めて表彰台に上がれてよかった」と語った。
一方、再スタートしたイアンノネ選手は19位に終ったが、1点差で首位を守っている。


また、中上選手は16位。「セッティングを詰め切れず、苦しい走りになってしまった。気持ちを切り替えてがんばります。」と中上選手。小山選手は13位につけていたが、終盤に転倒してリタイアに終った。「終盤、周遅れを無理に抜いたときハイサイドしてしまった。だけど、やれることはやったと思う」と小山選手は話していた。