| 晴れ | 27度 | 123,340人 |
| 1位 | 青山博一 | Scot Racing Team 250cc | Honda | '45.08.805 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | A.Bautista | Mapfre Aspar Team | Aprilia | '45.08.937 | |
| 3位 | M.Simoncelli | Metis Gilera | Gilera | '45.11.511 | |
| 12位 | 富沢祥也 | CIP Moto-GP250 | Honda | '45.43.046 |
| 1位 | B.Smith | Bancaja Aspar Team 125cc | Aprilia | '41.49.556 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | S.Gadea | Bancaja Aspar Team 125cc | Aprilia | '42.03.080 | |
| 3位 | M.Marquez | Red Bull KTM Motosport | KTM | '42.03.109 | |
| 16位 | 中上貴晶 | Ongetta Team I.S.P.A. | Aprilia | '42.34.294 | |
| リタイア | 小山知良 | Loncin Racing | Loncin | '38.41.494 |
| 1位 | 青山博一 | Scot Racing Team 250cc | Honda | 58 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | A.Bautista | Mapfre Aspar Team | Aprilia | 54 | |
| 3位 | H.Barbera | Pepe World Team | Aprilia | 43 |
| 1位 | A.Iannone | Ongetta Team I.S.P.A. | Aprilia | 37.5 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | B.Smith | Bancaja Aspar Team 125cc | Aprilia | 36.5 | |
| 3位 | P.Espargaro | Derbi Racing Team | Derbi | 31.5 |
日本GPの翌週、舞台をヨーロッパに移してスペイン・ヘレスで第3戦が行なわれた。
第2戦まで悪天候に悩まされてきたが、ヘレスでは初日から晴天に恵まれた。
250クラスの予選では、地元スペインのベテラン、A・デボン選手(アプリリア)がポールポジションを獲得する。
「とにかくうれしいよ。今年はまた参戦するのか分からなくて、ようやくこのプロジェクトに参加してGPにエントリーすることができたんだ。サポートしてくれた人々に感謝しているよ。明日もいいレースがしたいね」とデボン選手。
2番手もスペイン人ライダー、H・バルベラ選手(アプリリア)がつける。「昨日はエンジントラブルがあって大変だった。地元だし、レースもがんばるよ」とバルベラ選手。
ディフェンディング・チャンピオンのM・シモンチェリ選手(アプリリア)は予選終盤に転倒したが、3番手を死守。4番手にA・バウティスタ選手(アプリリア)が続き、フロントローに3人のスペイン人が並んだ。
一方、青山選手は6番手2列目となった。「風が強くて大変だった。他のライダーの方が、このコンディションにうまく対応したね」と青山選手。
富沢祥也選手(ホンダ)は、17位となっている。「風が強くて、自分のラインを守るのも難しかった。ヘレスを走るのは2度目なので、データも少なくて厳しかった」と富沢選手はコメントした。
決勝当日も晴天に恵まれた。ホールショットを決めたのはデボン選手で、後ろからバルベラ選手、シモンチェリ選手、バウティスタ選手、J・クルーゼル選手(アプリリア)、青山選手と続く。
序盤から、シモンチェリ選手、バウティスタ、バルベラ選手、青山選手の4台がトップ争いを開始。すぐに5位以下を離して激しい順位争いを繰り広げていく。
序盤はシモンチェリ選手が前に出ていたが、バウティスタ選手が何度も先頭に出る。さらに、青山選手もアグレッシブな走りを見せて、ラテン系の走りを見せる2人に食らいつき、バルベラ選手は必死に前の3台についていくという展開となる。
一方、ポールシッターのデボン選手は6位につけていたが、10周目にクラッシュ。そのままリタイアしてしまった。
そして、11周目になると青山選手がついにトップに浮上。バウティスタ選手、シモンチェリ選手、バルベラ選手も離されずについていく。
終盤に入っても、4台は息詰まるような激戦を展開。何度も順位を替えていくドッグファイトを繰り広げ、サーキットにつめかけた10万人以上の大観衆を魅了していく。
残り4周になると、地元の大声援を受けるバウティスタ選手が再びトップに奪回し、青山選手が続く。シモンチェリ選手は遅れをとり、最後はバルベラ選手と3位争いとなる。
最終ラップをトップで入ったのはバウティスタ選手だったが、青山選手が逆転。最後までバウティスタ選手を抑えきると今季初優勝を決めた。
「僕の地元もてぎではバウティスタ選手が勝ったので、彼の地元で勝ちたかった。できてうれしいです。マシン、タイヤとも調子よくて、レースを楽しむことができました」と青山選手。
僅かコンマ1秒差でバウティスタ選手が2位でチェッカーを受けた。
「全力を尽くしたけど、青山選手はブレーキングがよくて抜けなかった。勝ちたかったけど、2位でもうれしいです。」とバウティスタ選手。
続いて、シモンチェリ選手が3位表彰台を死守している。
125クラスでもスペイン人ライダーが大活躍を見せ、J・シモン選手(アプリリア)がポールポジションをゲットした。
「風が強くて、何度も転倒しそうになった。とにかく全力でアタックしていった。明日は優勝するために、がんばるよ」とシモン選手。
続いて、同じバンカハ・アスパーのチームメイト、B・スミス選手(アプリリア)が2番手に続く。「風に対応してがんばって走ったよ。ポールを取れなかったのは残念。明日も集中して走って、表彰台を狙うよ」とスミス選手。
続いて、目下2連勝中のA・イアンノネ選手(アプリリア)、M・マルケス選手(KTM)と続く。
小山知良選手(ロンシン)は20位、中上貴晶選手(アプリリア)は21位となっている。「風が強くて、うまく攻めることができなかった。車体を調整してレースに臨みます」と中上選手は話した。
決勝レースがスタートするとスミス選手がホールショット。オープニングラップから後続を離し始める。2位以下は、シモン選手、S・レディング選手(アプリリア)、M・マルケス選手(KTM)、S・コルテス選手(デルビ)などが続く。一方、2連勝中のイアンノネ選手は1周目にスリップダウン。再スタートするも、最後尾まで遅れてしまう。
さらに、トップのスミス選手を追いかけ始めたシモン選手が、6周目に転倒リタイアする。
これでスミス選手は、2位以下を大きく引き離して独走体制を築く。
2位争いは、コルテス選手、マルケス選手、S・ガデア選手(アプリリア)、P・エスパルガロ選手(デルビ)の4台が展開していく。
後半に入っても、トップのスミス選手は独走体制。4台による2位争いは続いていく。さらに終盤に入ると、後方からJ・フォルガー選手(アプリリア)、レディング選手、E・ヴァスケス選手(デルビ)も追い付いて2位争いは7台の激戦となる。
トップのスミス選手は最後までまったく後続を寄せ付けず、スタートトゥフィニッシュで初優勝を果たした。
「言葉にならないくらいうれしい。初優勝できる日を、この3年間ずっと待っていたんだ。今日はマシンは速くて、チームに感謝している」とスミス選手。
一方、2位争いは、最後まで大激戦となる。残り2周でフォルガー選手が転倒し、最後はガデア選手、マルケス選手、レディング選手を中心に展開されていく。最終ラップには激しい攻防が繰り広げられ、ガデア選手が僅差で2位。マルケス選手が3位となった。
「地元で2位になれるなんて、本当にうれしいよ。この調子で次も表彰台に上がりたいね」とガデア選手はコメント。マルケス選手は「今日は風が強くて大変だった。最後のストレートでエンジンのパワーがちょっと落ちて、ガデア選手に抜かれてしまった。でも、地元で初めて表彰台に上がれてよかった」と語った。
一方、再スタートしたイアンノネ選手は19位に終ったが、1点差で首位を守っている。