| 晴れ | 27度 | 113,150人 |
| 1位 | M.Simoncelli | Metis GIlera | Gilera | '41.01.787 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | A.Bautista | Mapfre Aspar Team | Aprilia | '41.01.898 | |
| 3位 | H.Barbera | Team Toth Aprilia | Aprilia | '41.13.150 | |
| 7位 | 青山博一 | Red Bull KTM 250 | KTM | '41.37.677 | |
| 12位 | 高橋裕紀 | JiR Team Scot250 | Honda | '41.58.515 |
| 1位 | M.De.Meglio | Ajo Motorsport | Derbi | '41.08.708 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | P.Espargaro | Belson Derbi | Derbi | '41.08.976 | |
| 3位 | G.Talmacsi | Bacaja Aspar Team | Aprilia | '41.09.046 | |
| 13位 | 小山知良 | ISPA KTM Aran | KTM | '41.33.721 | |
| 22位 | 中上貴晶 | I.C.Team | Aprilia | '42.10.026 |
| 1位 | M.Kallio | Red Bull KTM 250 | KTM | 106 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | M.Simoncelli | Metis GIlera | Gilera | 103 | |
| 3位 | M.Pasini | Polaris World | Aprilia | 98 |
| 1位 | M.Di Meglio | Ajo Motorsport | Derbi | 112 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | S.Corsi | Jack & Jones WRB | Aprilia | 98 | |
| 3位 | S.Bradl | Grizzly Gas Kiefer Racing | Aprilia | 77 |
イタリアGPの翌週、スペインの有名都市、バルセロナ郊外にあるカタルニアサーキットで第7戦が行なわれた。
初日の早朝に大雨が降り、1日目は難しい路面コンディションとなった。走行が始まると多くのライダーが転倒するシーンが見られ、第7戦は不穏な雰囲気の中で進んでいった。
2日目の午前中も雨がぱらつくが、午後の予選2回目は完全なドライコンディションで行なわれた。
前回トップを走行中に転倒したA・バウティスタ選手(アプリリア)は、地元スペインで初日から好調な走りを披露。今季3度目のポールポジションを獲得した。
「イタリアGPのときより、調子を上げている。今日の午後は風が強くて大変だったが、プッシュしていった。明日は地元ファンの前でいいレースをしたいです」とバウティスタ選手。
続いて、ベテランのA・デボン選手(アプリリア)、H・バルベラ選手(アプリリア)と上位3台はスペイン人が並ぶ。「いいセッティングはできている。ファンのためにいい結果を残したい」とデボン選手。前回、トップ争い中に不運な転倒を喫したバルベラ選手も「状態はいい。レースに向けて自信はある」と力強く語った。
フロントロー最後の一角に、前回のウィナー、M・シモンチェリ選手がつけた。「また勝つのは難しいと思うけど、セッティングも最後にはよくなった。全力を尽くすよ」とシモンチェリ選手はコメントしていた。
また、高橋裕紀選手(ホンダ)は、2日目の午前中に転倒したがケガはなかった。予選では7位2列目につける。
青山博一選手(KTM)は、最後のタイムアタック中にクラッシュ。ケガはなかったが、タイム更新できずに8位2列目となった。
決勝当日、早朝に雨が降ったが、決勝レースはドライコンディションで行なわれた。
レースがスタートすると、バウティスタ選手が好ダッシュ。後ろからデボン選手、シモンチェリ選手、高橋選手、M・カリオ選手(KTM)、バルベラ選手などが続く。そして、好スタートを切っていた高橋選手は1周目にL・ロカテリ選手(アプリリア)と接触してコースアウト、大きく後退してしまった。
序盤から、バウティスタ選手、シモンチェリ選手、バルベラ選手の3台がトップグループを形成して三つ巴のバトルを展開。セカンド集団はデボン選手、ルティ選手、カリオ選手、M・パッシーニ選手(アプリリア)など6台が続く。
レース中盤に入っても、上位3台の接近戦は続き、後半に入るとバルベラ選手が徐々に遅れ始める。終盤は、バウティスタ選手とシモンチェリ選手の一騎打ち。一方、バルベラ選手は単独3位、デボン選手が後続車を離して単独4位につけている。
終盤トップに立っていたのはバウティスタ選手だった。地元優勝を狙うバウティスタ選手は、ラストラップに入るとスパートをかけて、シモンチェリ選手を引き離しにかかった。ところが、後半セクションの左コーナーでマシンが振られるとワイドにはらんでしまう。この隙にシモンチェリ選手が前にでて、イタリア戦に続いて2連勝を決めた。
「ファンタスティックな結果だね。バウティスタ選手は速くてついていくのは大変だった。最後に彼がミスして、勝つことができたよ。」とシモンチェリ選手。
バウティスタ選手は2位、バルベラ選手は3位で、スペイン勢は2、3位に終わった。
「勝ちたかったけど、最後にプッシュしていたらミスしてしまった。だけど、ポイントを取れたことはよかったよ」とバウティスタ選手は語った。バルベラ選手は「タイヤの選択がよくなかった。でも、前回の不運を思えば、表彰台だからいいと思う」と語った。
125クラスでもスペイン勢が速さを見せて、17歳の新鋭、P・エスパルガロ選手(デルビ)が、初のポールポジションを獲得する。
続いて、2番手はランキングトップに立つ、M・デ・メグリオ選手(デルビ)。目下ランキング3位のスペイン人のN・テロール選手(アプリリア)が3位、イギリスのS・レディング選手(アプリリア)が4位をつかんだ。
前戦イタリアのウィナーでデ・メグリオ選手と同点首位のS・コルシ選手(アプリリア)はフロントローを逃したが、5位2列目につけている。
また、中上貴晶選手(アプリリア)は、19位となる。「今日の午前中は少しずつよくなっていた。午後は最後にソフトなタイヤでアタックしたのですが、ミスしてタイムを更新できなかった。このコースはよく知っているので、いい結果を残したいです」と中上選手。
小山選手は、22位と苦しいポジションからスタートすることになった。「タイムアタックのタイミングを逃してしまって、速い集団にうまくついて行けなかった。エンジン的には厳しい状態が続いている。車体はまだ新しいのが来ていないけど、サスペンションを調整してフィーリングは良くなっている。ひとつでもいい順位で終わりたいです」と小山選手は語った。
決勝レースがスタートすると、エスパルガロ選手がホールショット。テロール選手、セルジオ・ガデア選手、ファン・オリーブ選手などが続く。序盤は12台が僅差で続く大混戦となる。2周目にガデア選手がトップに上がり、ガデア選手、テロール選手、デ・メグリオ選手を中心にトップ争いは続いていく。
7周目になると、トップ集団はデ・メグリオ選手、テロール選手、ガデア選手、エスパルガロ選手、レディング選手、コルシ選手、オリーブ選手、G・タルマクシ選手(アプリリア)の8台に絞られていく。そして、序盤トップに立っていたガデア選手はコースアウトして遅れてしまう。
中盤になると、デ・メグリオ選手とテロール選手が後続を約1秒離してトップ争いを展開する。2台は何度も順位を入れ替えながらレースは終盤を迎えた。
残り4周になると、エスパルガロ選手、タルマクシ選手、オリーブ選手が追い付いて、5台がトップ争いを開始。しかし、オリーブ選手は20周目、テロール選手は21周目に転倒してしまう。
これでデ・メグリオ選手、エスパルガロ選手、タルマクシ選手の3台の戦いとなる。最後まで僅差の戦いは続いたが、レース中盤からトップを守っていたデ・メグリオ選手がスパートをかけると、他者を抑えきり今季2勝目を決めた。
「今日はドライになってよかった。レースではずっとプッシュしていった。いつも表彰台に上がれるように、今後もがんばります」とデ・メグリオ選手。
続いて、地元スペインのエスパルガロ選手が自己最高の2位、タルマクシ選手が3位となった。
「地元で表彰台に上がったから特別な日になった。今回は予選でも決勝でもよかった。多くの友人の前でいい結果が残せてうれしい」とエスパルガロ選手。「トップ集団についていったが、けっこう大変だった。最後は2位を狙っていたが厳しかった。毎回表彰台で終わりたいね」とタルマクシ選手はコメントした。
また、コルシ選手は後半遅れ始め、最後はS・ブラドル選手(アプリリア)に抜かれて5位に終わった。
この結果、首位のデ・メグリオ選手はコルシ選手に14点差をつけた。