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CATEGORY
■ 2009/6/27 第7戦 オランダ アッセン
天気 気温 観客
曇り 22度 96,152人

250CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 青山博一 Scot Racing Team 250cc Honda '40.44.008 DUNLOP user
2位 H.Barbera Pepe World Team Aprilia '40.48.432 DUNLOP user
3位 M.Simoncelli Metis Gilera Gilera '40.54.347 DUNLOP user
リタイア 富沢祥也 CIP Moto-GP250 Honda '0.0.0 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 S.Gadea Bancaja Aspar Team 125cc Aprilia '39.07.577 DUNLOP user
2位 J.Simon Bancaja Aspar Team 125cc Aprilia '39.08.478 DUNLOP user
3位 B.Smith Bancaja Aspar Team 125cc Aprilia '39.19.933 DUNLOP user
17位 中上貴晶 Ongetta Team I.S.P.A. Aprilia '40.08.574 DUNLOP user
リタイア 小山知良 Loncin Racing Loncin '18.18.592 DUNLOP user

第7戦終了時点

250CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 青山博一 Scot Racing Team 250cc Honda 121 DUNLOP user
2位 A.Bautista Mapfre Aspar Team Aprilia 108 DUNLOP user
3位 H.Barbera Pepe World Team Aprilia 95 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 J.Simon Bancaja Aspar Team 125cc Aprilia 104 DUNLOP user
2位 B.Smith Bancaja Aspar Team 125cc Aprilia 98.5 DUNLOP user
3位 A.Iannone Ongetta Team I.S.P.A. Aprilia 84.5 DUNLOP user

青山選手が激戦を制して今季2勝目、首位に浮上する

第7戦は、1949年の第1回大会から開催している歴史的なサーキット、アッセンで行なわれた。
毎年、天候の変化に悩まされているオランダGPだが、今回は3日間ともドライ・コンディションに恵まれた。


250クラスのポールポジションを獲得したのは、スペイン人ライダー、H・バルベラ選手(アプリリア)で、前回のカタルニアGPに続いて2戦連続の獲得となった。
「いいフィーリングで走れた。チームもすごくがんばってくれているし、明日は勝ちたいね」とバルベラ選手。


続いて、好調を維持している青山博一選手(ホンダ)が2位。「最初からうまく走れて、プッシュしていった。あと少しでポールを取れなかったのは残念。明日も全力で走ります」と青山選手。
続いて、ポイントリーダーのA・バウティスタ選手(アプリリア)、M・シモンチェリ選手(アプリリア)と続いた。バウティスタ選手は「予選ではフロント周りに問題があったが、なんとか解決してタイムを出した。レースまでにセッティングをもう少し詰めるよ」とコメントした。
また、富沢祥也選手(ホンダ)は16位となった。「徐々にタイムを上げることができた。ここ数戦ゴールできてないので、完走したいです」と話した。


決勝当日は雲が広がっていたが、ドライコンディションで決勝を迎えた。スタートが切られるとバルベラ選手が好スタートを切り、A・エスパルガロ選手(アプリリア)、シモンチェリ選手、A・デボン選手(アプリリア)、バウティスタ選手、青山選手と続く。
1周目にシモンチェリ選手が先頭に立つが、後続者も僅差で続く。青山選手はやや出遅れたが、徐々に追い上げると先頭集団に追い付いていった。
5周目に入ると、シモンチェリ選手、バウティスタ選手、バルベラ選手、デ・メグリオ選手、青山選手の5台がトップグループとなり、接近戦を始める。


中盤に入ると、デ・メグリオ選手が遅れ始め、シモンチェリ選手、バルベラ選手、バウティスタ選手、青山選手の4台の戦いとなる。
レース後半、一旦トップのシモンチェリ選手が約1秒のリードを奪うが、すぐにバウティスタ選手、青山選手が追い付いて、3台のバトルが始まる。バルベラ選手も必死で上位3人を追いかけていく。

終盤に入るとシモンチェリ選手が遅れ始め、最後はバウティスタ選手と青山選手の一騎打ち。
ラストラップに入る直前、バウティスタ選手がパッシングしようとして青山選手と接触。バウティスタ選手は転倒したが、青山選手はそのまま走り続け、今季2勝目を飾った。
「スタートで出遅れたが、追い上げていって中盤からいいペースで走れた。バウティスタ選手とのバトルになって、彼とぶつかって僕は転倒せずにゴールできてよかったです。」と青山選手。


バウティスタ選手の転倒で、バルベラ選手とシモンチェリ選手の戦いは2位争いとなる。終盤、シモンチェリ選手がコースを外れるミスを犯すと、バルベラ選手が2位。シモンチェリ選手は3位を死守した。
「また表彰台に上がれて良かった。シモンチェリ選手とのバトルは大変だったよ。」とバルベラ選手。
「バウティスタ選手の転倒でラッキーな表彰台になった。僕は終盤マシントラブルがあって苦しかったよ」とシモンチェリ選手は語った。
この結果、青山選手は首位に上がり、バウティスタ選手に13点差をつけることになった。
また、富沢選手はスタート直後に転倒して、リタイアに終った。「スタート直後の1コーナーで前のマシンと接触してブレーキが壊れて、そのまま壁にぶつかってしまった。次まで3週間あるので、体調を整えて臨みます」と富沢選手は語った。


ガデア選手が混戦を制して今季初優勝を達成

予選終盤S・コルテス選手(アプリリア)は、最終ラップにJ・シモン選手(アプリリア)の後ろについていき、タイム更新に成功。自身初のポールポジションを獲得した。続いて、目下ランキングトップに立つシモン選手が僅かに百分の1秒差で2位となる。
「コルテス選手が僕についてきているのは知っていた。だけど、時間もなかったからそのままアタックした。今日は、ちょっとギアボックスに問題があったけど、いいタイムを出すことができた。明日は接戦になると思うけど、がんばるよ。勝ちたいけど、僕はタイトルを狙っているから、必要以上のリスクは負わないよ」とシモン選手は語った。


続いて、3位にN・テロール選手(アプリリア)、4位に今季初のフロントローを得たS・ブラドル選手(アプリリア)が続いた。
一方、シモン選手に1.5点差でランキング2位のB・スミス選手(アプリリア)は5位2列目からのスタートとなった。
また、27位の中上貴晶選手(アプリリア)は、「エンジンが調子悪くなって予選後半は走れなかった。明日は追い上げたいです」とコメント。32位の小山知良選手(ロンシン)は「エンジントラブルでまともに走れなかった」と話した。


決勝レースが始まると、スタートよく飛び出したのはスミス選手で、テロール選手、S・ガデア選手(アプリリア)、A・イアンノネ選手(アプリリア)、シモン選手などが続く。
序盤から125クラスらしい大混戦が展開されていき、3周目ころから、テロール選手、イアンノネ選手、ガデア選手、シモン選手、スミス選手の5台が先頭集団を形成。激しい戦いを演じていった。
中盤になると、スミス選手とイアンノネ選手が徐々に遅れ始め、テロール選手、シモン選手、ガデア選手の3台によるトップ争いとなる。


後半に入っても、3台は何度も順位をかえながら戦いを繰り広げていく。
そして、最終ラップ、シモン選手、テロール選手、ガデア選手の順で続いたが、シモン選手とテロール選手が接触して、2台はコースアウト。テロール選手は2位でコースに戻ったが、シモン選手は3位に後退する。これでガデア選手がトップに浮上。ガデア選手のそのまま快走していくと今季初優勝を決めた。
「今週はうまくいったね。大変なバトルだった。最後、他の2人がミスして僕がトップに立った。最後までトップを守ろうと必死で走ったよ」とガデア選手。


テロール選手は2位でゴールしたが、接触したことが危険行為と見なされ、20秒のペナルティを受けると5位に後退した。
これで、シモン選手が繰り上がり2位となった。
「接触した後、転倒しなくてよかった。マシンの調子がいまいちよくなかったから、表彰台で終われてよかったよ」というシモン選手は話した。
また、スミス選手とイアンノネ選手の4位争いは、スミス選手が僅差で4位でゴール、テロール選手の降格が決まるとスミス選手が3位となった。「最後までトップ争いできなかったのは残念だけど。結果的に3位になれてよかったよ」とスミス選手。
この結果、ポイントテーブルでは、シモン選手が、ランク2位のスミス選手との差を5.5に広げている。
一方、ポールシッターのコルテス選手は序盤で転倒リタイアしている。


また、中上選手は17位でゴール。「1周目に前で転倒があって、コースアウトして遅れた。最後は13位にまで追い上げたんですが、最終コーナーでミスして落ちてしまいました」と中上選手。
小山選手は10周目に転倒してリタイアとなっている。「今週はまともに走れなかったので、サスペンションのセッティングがよくなかった。新しいエンジンをつかっていい感触はつかんだので、次に生かします」と小山選手は話した。