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CATEGORY
■ 2008/8/31 第13戦 サンマリノ ミサノ
天気 気温 観客
晴れ 35度 51,157人

250CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 A.Bautista Mapfre Aspar Team Aprilia '43.15.831 DUNLOP user
2位 高橋裕紀 JiR Team Scot250 Honda '43.17.919 DUNLOP user
3位 H.Barbera Metis Gilera Gilera '43.19.583 DUNLOP user
- 位 青山博一 Red Bull KTM 250 KTM '5.07.423 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 G.Talmasci Bancaja Asper Team Aprilia '41.09.939 DUNLOP user
2位 B.Smith Polaris World Aprilia '40.09.081 DUNLOP user
3位 S.Corsi Jack & Jones WRB Aprilia '40.18.067 DUNLOP user
18位 小山知良 ISPA KTM Aran KTM '41.09.914 DUNLOP user
19位 中上貴晶 I.C.Team Aprilia '41.09.939 DUNLOP user

第13戦終了時点

250CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 M.Simoncelli Metis GIlera Gilera 190 DUNLOP user
2位 M.Kallio Red Bull KTM 250 KTM 164 DUNLOP user
3位 A.Bautista Mapfre Aspar Team Aprilia 163 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 M.Di Meglio Ajo Motorsport Derbi 186 DUNLOP user
2位 S.Corsi Jack & Jones WRB Aprilia 158 DUNLOP user
3位 G.Talmasci Bancaja Asper Team Aprilia 147 DUNLOP user

バウティスタ選手が今季3勝目。高橋選手が今季最高の2位を獲得する

チェコGPから2週間後、イタリア南東部にあるミサノサーキットで、サンマリノGPが開催された。初日から晴天に恵まれ、暑い日差しの中で走行が行なわれていった。
予選では、スペイン人ライダー、H・バルベラ選手(アプリリア)がイタリアGP以来今季2度目のポールポジションを獲得。

「チームががんばってくれて、いいタイムを出すことができた。でも、イタリア人ライダーは速いし、レースはハードになるだろう。全力で戦うよ」とバルベラ選手。


続いて、自宅がサーキットから約3キロのところにあるという首位のM・シモンチェリ選手(アプリリア)が2位。A・エスパルガロ選手(アプリリア)が自身初のフロントロー3位。高橋裕紀選手は今季初の4位1列目をつかんでいる。
「やっとフロントローに並べました。メカニックたちがすごくがんばってくれたおかげで、いいセッティングができました。レースでも表彰台に上がれるようにがんばります」と高橋選手。

青山博一選手(KTM)は惜しくも5位。「ブルノとは違うセッティングで走ったらよかったけど、フロントフォークのセッティングを変えたら状態が変わってしまって、前のセッティングに戻した。ちょっとの差で1列目を逃して悔しいです。レースでは上位陣についていきたいです」と青山選手。

また、ランキング2位のM・カリオ選手(KTM)は、新しい車体で臨んだが、セッティングに苦しみ10位となった。


決勝レース当日も、イタリアらしい晴天に恵まれた。スタートが切られると、高橋選手がホールショット。バルベラ選手、シモンチェリ選手、エスパルガロ選手、青山選手などが続く。1周目にバルベラ選手が前にでて、シモンチェリ選手、高橋選手、エスパルガロ選手の4人がまずは先頭集団を形成する。
8周目、トップに立ったシモンチェリ選手がコースアウト、つられてバルベラ選手も遅れると高橋選手が先頭に立つ。後方からM・パシーニ選手(アプリリア)、A・バウティスタ選手(アプリリア)、J・シモン選手(KTM)が追い付いて、7台が先頭集団を形成。そして、パシーニ選手が10周目にトップに浮上した。
しかし、12周目、トップに立ったパシーニ選手がバルベラ選手と接触して転倒リタイアしてしまう。これでバルベラ選手が再び前にでる。
中盤、トップ集団はバルベラ選手、シモンチェリ選手、高橋選手、バウティスタ選手の4台に。シモン選手、エスパルガロ選手は後退していった。


後半に入ると、バルベラ選手とシモンチェリ選手のトップ争いは何度も接触するほど激しさを増していく。2台がバトルしているうちに、19周目にバウティスタ選手がトップに浮上。シモンチェリ選手、ベルベラ選手、高橋選手と続く。
そして、22周目、シモンチェリ選手とバルベラ選手が接触して後退。翌周にも2台は激しいバトルを見せ、シモンチェリ選手はリズムを崩して転倒してしまう。これで高橋選手が2位、3位バルベラ選手となる。シモンチェリ選手はすぐに再スタートしたが、6位に後退してしまう。

トップのバウティスタ選手は終盤に入ると、高橋選手を離して今季2勝目を達成。
「今朝のウォームアップでいいセッティングができて、速く走れるようになった。だけど、上位陣に追い付くのは大変だった。最後はシモンチェリ選手とバルベラ選手が接触したので、前にでることができたよ」とバウティスタ選手。


高橋選手は今季最高の2位、バルベラ選手が3位となる。
「今回は厳しいレースになると思っていた。バルベラ選手とシモンチェリ選手のバトルが激しくて、僕はついていくのが精一杯だった。ついていけばチャンスがあると思っていました。ここはチームの地元なので、表彰台に上がれてうれしいです」と高橋選手は語った。


また、シモンチェリ選手は6位に終わったが、カリオ選手が転倒リタイアしたため、点差を26点に広げている。
一方、青山選手はカリオ選手と接触して転倒リタイアに終わっている。「カリオ選手がぶつかってきて、ふたりとも転倒してしまった。ケガはなかったからよかったです。リタイアに終わって本当に残念です」と青山選手は語った。


タルマクシ選手が今季2勝目を達成

125クラスでは、ディフェンディングチャンピオンのG・タルマクシ選手(アプリリア)が3戦連続、今季3度目のポールポジションを獲得する。
「今日はマシンがパーフェクトだった。前回からセッティングを変えてよくなっている。ブレーキングのフィーリングがよくなって、アクセルをはやく開けることができるよ。3戦連続ポールを取れたから、この調子で毎回優勝を狙っていきたい」とタルマクシ選手。


続いて、2位にB・スミス選手(アプリリア)が続き、P・エスパルガロ選手(デルビ)、S・レディング選手(アプリリア)の4台がフロントローに並んだ。
また、首位のM・デ・メグリオ選手(デルビ)は6位2列目につけている。
一方、小山知良選手(KTM)は22位、中上貴晶選手(アプリリア)は25位となっている。
小山選手は「水温が上がって、エンジンがうまく回らない状態で苦しいです。なんとかひとつでもいい順位を上げたいです」とコメント。中上選手は「タイムがなかなか出なくて悔しいです。スタートを決めて、追い上げていきたいです」と語った。


決勝レースがスタートすると、ブラドル選手がホールショット。すぐにタルマクシ選手が前に出て、そのままレースをリードしていく。ブラドル選手がすぐ後ろに続き、3位以下はN・テロール選手(アプリリア)、エスパルガロ選手、M・マルケス選手(KTM)、S.コルシ選手(アプリリア)などが続き、 3位争いは序盤から混戦模様となっていく。
中盤に向けて、タルマクシ選手が逃げ切りを図り、ブラドル選手が必死でついていく。3位以下は徐々に離されていき、テロール選手、S・ブラドル選手(アプリリア)、デ・メグリオ選手、コルシ選手、エスパルガロ選手など7台が激しい順位争いを見せていく。


レース中盤の12周目、タルマクシ選手がコーナーでアウト側にオーバーランしてしまい、その隙にスミス選手が前に出る。しかし、タルマクシ選手は15周目には抜き返して再びトップに立つ。
3位争いからは、首位のデ・メグリオ選手が15周目に転倒リタイア、ブラドル選手がマシントラブルでリタイア、エスパルガロ選手もピットインリタイアと波乱の展開。
終盤に入ると、後方から追い上げてきたJ・オリーブ選手(デルビ)とコルシ選手の2台の戦いとなる。
レース終盤、トップのタルマクシ選手はスミス選手を引き離していき今季2勝目を決める。
「暑くて大変だった。途中でミスして少し滑ってしまった。それからはリズムを取り戻してペースを戻したよ。また勝てて本当にうれしいよ」とタルマクシ選手。


2位のスミス選手は「最後まで速いペースで走れたのでうれしい。今日、セッティングを変えたのがよかったんだと思う。2位でもうれしいよ」と語っていた。
一方、3位争いはラストラップが勝負となった。最終ラップでオリーブ選手をパスしたコルシ選手は必死で3位をキープ。直後につけたオリーブ選手は逆転を狙ったが、最終コーナーで転倒。これでコルシ選手が3位表彰台を死守した。オリーブ選手は再スタートしたものの12位へと後退した。
この結果、首位のデ・メグリオ選手とランキング2位のコルシ選手の差は28点に詰まっている。


一方、小山選手は18位、中上選手は19位でチェッカーを受けた。
「今日もエンジンがうまく回らなくて苦しかった。ブレーキのトラブルもでてしまった。」と小山選手。
中上選手は「朝のウォームアップからエンジンにトラブルが出て、厳しいレースだった。気持ちを切り替えて次に臨みます」と語っていた。