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CATEGORY
■ 2008/10/5 第16戦 オーストラリア フィリップアイランド
天気 気温 観客
晴れ 19度 50,541人

250CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 M.Simoncelli Metis Gilera Gilera '39.02.553 DUNLOP user
2位 A.Bautista Mapfre Aspar Team Aprilia '39.02.776 DUNLOP user
3位 M.Kallio Red Bull KTM 250 KTM '39.17.003 DUNLOP user
7位 高橋裕紀 JiR Team Scot 250 Honda '39.28.987 DUNLOP user
- 位 青山博一 Red Bull KTM 250 KTM - DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 M.De.Meglio Ajo Motorsport Derbi '37.55.589 DUNLOP user
2位 S.Bradl Grizzly Gas Kiefer Racing Aprilia '38.05.844 DUNLOP user
3位 G.Talmacsi Bancaja Aspar Team Aprilia '38.08.695 DUNLOP user
- 位 中上貴晶 I.C.Team Aprilia - DUNLOP user

第16戦終了時点

250CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 M.Simoncelli Metis GIlera Gilera 240 DUNLOP user
2位 A.Bautista Mapfre Aspar Team Aprilia 203 DUNLOP user
3位 M.Kallio Red Bull KTM 250 KTM 191 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 M.Di Meglio Ajo Motorsport Derbi 237 DUNLOP user
2位 S.Bradl Grizzly Gas Kiefer Racing Aprilia 187 DUNLOP user
3位 S.Corsi Jack & Jones WRB Aprilia 183 DUNLOP user

ランキングトップのシモンチェリ選手が今季5勝目を達成。初タイトルに王手をかける

日本ラウンドの翌週、第16戦オーストラリアを迎えた。舞台となるフィリップアイランドは、海の見える景色の美しいサーキットとして知られている。レイアウトは、アップダウンのある高速コースとなっている。
初日の予選1回目は生憎の雨に見舞われたが、2日目は快晴に恵まれた。ドライコンディションの走行となった予選2回目の結果でグリッドが決められた。


ポールポジションを獲得したのは、もてぎのポール・シッター&ウィナーでランキングトップのM・シモンチェリ選手(ジレラ)。3戦連続今季6度目のポールとなった。目下、ランキング2位のA・バウティスタ選手(アプリリア)に32点差をつけている。
「明日タイトルを決めるのは難しいと思う。バウティスタ選手も速いしね。今回もマシンのセッティングはいいし、リズムもいい。ベストを尽くして勝ちにいくよ。」とシモンチェリ選手は語った。
続いて、2位にM・カリオ選手(KTM)が続き、バウティスタ選手(KTM)が3位に続く。「マシンに問題があって、セカンドマシンで走った。最初は戸惑ったけど、徐々によくなってタイムを出した。レースには自信があるよ」とバウティスタ選手。


青山博一選手(KTM)は、フロントロー最後の一角4位となった。
「ブレーキの安定性をよくしていた。最後にもっとタイムを詰めたかったけど、できなかったのは残念。でもいいレースできると思う」と語った。
また、高橋裕紀(ホンダ)は、予選2回目に転倒。すぐにセカンドマシンでコースインしたが、タイム更新できず。7位となっている。「転倒した後、すぐにピットに戻って再スタートしたけど、タイムを上げることはできなかった。明日の朝のウォームアップ走行でセッティングを調整して臨みます」と高橋選手。


決勝当日は快晴に恵まれた。好スタートを切ったのは青山選手で、バウティスタ選手、シモンチェリ選手、カリオ選手などが続く。
1周目にバウティスタ選手がトップに浮上。シモンチェリ選手、シモン選手、カリオ選手、青山選手も続き、この5台がトップ集団を形成する。
シモンチェリ選手は8周目に先頭に出るが、すぐにバウティスタ選手も負けじと抜き返し、2台が激しいドッグファイトを展開。シモン選手、カリオ選手も後ろから続き、トップ争いは4台に。青山選手は徐々に遅れていき、マシントラブルのために16周目にピットインリタイアしてしまう。
レース後半に入ると、シモンチェリ選手とバウティスタ選手の2台がトップ争い、カリオ選手とシモン選手が3位争いとなる。
最後までシモンチェリ選手とバウティスタ選手のデッドヒートは続くが、僅差でシモンチェリ選手がトップをキープ。5勝目を獲得した。
「ファンタスティックなレースだった。バウティスタ選手とのバトルはすごかったよ。100%プッシュしていったけど、彼はずっとついてきた。ラストラップはコーナーで抜かれないように走ってうまくいったよ。」とシモンチェリ選手。


続いて、バウティスタ選手がもてぎに続いて2位でゴール。
「すべてを出し切ったよ。最後はアタックしたけど、無理だった。でも、いいバトルができたし、いいレースだったと思う」とバウティスタ選手はコメントした。
この結果、シモンチェリ選手はバウティスタ選手に37点差をつけ、初タイトルに王手をかけた。
一方、3位争いも最後まで激戦となる。ラストラップを先に立ち上がったのはシモン選手だったが、ゴールライン直前でカリオ選手が逆転。カリオ選手が3位表彰台をゲットした。「最後はスリップストリームを使って前にでたよ。また表彰台に戻れてうれしいよ」とカリオ選手は話した。


また、高橋選手は、A・デボン選手(アプリリア)、R・ロカテリ選手(ジレラ)と5位争いを展開。最後にロカテリ選手に抜かれてしまい、高橋選手は7位でゴールした。「パシーニ、デボン、ロカテリと競り合った。もっといい結果がほしかったけど、とにかくベストを尽くしたよ」と高橋選手は語った。


フランス人ライダー、デ・メグリオ選手がチャンピオンに輝く

125クラスの予選も、1回目は雨の中での走行となる。2日目のドライでの走行で、スターティンググリッドが決められた。
ポイントリーダーのM・デ・メグリオ選手(デルビ)は、もてぎに続いて2戦連続のポールポジションを獲得。
「今週はずっと調子がいいよ。今日は、最後にもっとタイムを更新できるところだったけど、多くのライダーにひっかかってしまった。もてぎでは勝てなかったから、今回はミスなく走って勝ちたいね」とデ・メグリオ選手は語った。


今回、デ・メグリオ選手が優勝して、ランキング2位のS・コルシ選手が6位以下に終わると、デ・メグリオ選手のタイトルが決まる。そのコルシ選手は8位2列目となっている。
一方、予選2回目に軽い転倒を喫したS・スミス選手(アプリリア)が、その後タイムを更新して2位。もてぎのウィナー、S・ブラドル選手(アプリリア)が3位、N・テロール選手(アプリリア)が4位となる。
また、中上貴晃選手(アプリリア)は27番手スタートとなった。「午前中にエンジントラブルがあって、大変だった。厳しい状況だけど、がんばります」と中上選手は語っていた。
小山知良選手(KTM)はチームの事情により欠場している。


決勝レースは、B・スミス選手(アプリリア)のホールショットではじまるが、スミス選手は1周目に転倒しまう。さらに1周目にトップに立ったS・コルテス選手(アプリリア)も転倒と、序盤は波乱の展開となる。
2周目にトップに立ったのがデ・メグリオ選手。後方からタルマクシ選手、A・イアンノネ選手(アプリリア)が続き、この3台がトップ集団。ブラドル選手、J・オリーブ選手(デルビ)、S・ガデア選手(アプリリア)がセカンド集団となる。


トップのデ・メグリオ選手は引き離しにかかり、着実にリードを広げていく。10周目には約3秒のアドバンテージを築いた。
2位争いは、タルマクシ選手、オリーブ選手、ブラドル選手、イアンノネ選手の4台となる。ガデア選手は遅れをとり、14周目に転倒してしまった。
レース終盤に入るとトップのデ・メグリオ選手は約7秒のリードをとり、完全に独走体制となる。
2位争いからは、オリーブ選手が転倒して脱落。ブラドル選手、タルマクシ選手、イアンノネ選手の競り合いになり、ブラドル選手が他車を引き離していく。
フランス人ライダー、デ・メグリオ選手は独走で4勝目を達成。コルシ選手が9位に終わったため、初タイトル獲得を決めた。


「プラクティスからマシンの調子がよかった。レースではとにかくずっとプッシュしていったよ。今年は、デルビとチームがすごくいい仕事をしてくれた。みんなに感謝している。チャンピオンになったなんて、まだ信じられない気持ちだよ」とデ・メグリオ選手は語った。
続いてブラドル選手が2位に入り、ランキング2位に上がった。
「スタートがあまりよくなくて、それから追い上げた。目の前でオリーブ選手が転倒したけど、僕は転倒しなくてラッキーだった。2位になれてうれしいよ」とブラドル選手。


また、レース終盤、3位争いはタルマクシ選手とイアンノネ選手が競り合い、僅差でタルマクシ選手が3位表彰台をゲットした。「左手首がまだ痛いけど、とにかくがんばったよ。最後はブレーキングで厳しかったが、エンジンパワーをいかして勝った」とタルマクシ選手は語った。
また、中上選手は1周目に転倒。再スタートしたが、結局ピットインリタイアとなった。