| 晴れ | 19度 | 50,541人 |
| 1位 | M.Simoncelli | Metis Gilera | Gilera | '39.02.553 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | A.Bautista | Mapfre Aspar Team | Aprilia | '39.02.776 | |
| 3位 | M.Kallio | Red Bull KTM 250 | KTM | '39.17.003 | |
| 7位 | 高橋裕紀 | JiR Team Scot 250 | Honda | '39.28.987 | |
| - 位 | 青山博一 | Red Bull KTM 250 | KTM | - |
| 1位 | M.De.Meglio | Ajo Motorsport | Derbi | '37.55.589 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | S.Bradl | Grizzly Gas Kiefer Racing | Aprilia | '38.05.844 | |
| 3位 | G.Talmacsi | Bancaja Aspar Team | Aprilia | '38.08.695 | |
| - 位 | 中上貴晶 | I.C.Team | Aprilia | - |
| 1位 | M.Simoncelli | Metis GIlera | Gilera | 240 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | A.Bautista | Mapfre Aspar Team | Aprilia | 203 | |
| 3位 | M.Kallio | Red Bull KTM 250 | KTM | 191 |
| 1位 | M.Di Meglio | Ajo Motorsport | Derbi | 237 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | S.Bradl | Grizzly Gas Kiefer Racing | Aprilia | 187 | |
| 3位 | S.Corsi | Jack & Jones WRB | Aprilia | 183 |
日本ラウンドの翌週、第16戦オーストラリアを迎えた。舞台となるフィリップアイランドは、海の見える景色の美しいサーキットとして知られている。レイアウトは、アップダウンのある高速コースとなっている。
初日の予選1回目は生憎の雨に見舞われたが、2日目は快晴に恵まれた。ドライコンディションの走行となった予選2回目の結果でグリッドが決められた。
ポールポジションを獲得したのは、もてぎのポール・シッター&ウィナーでランキングトップのM・シモンチェリ選手(ジレラ)。3戦連続今季6度目のポールとなった。目下、ランキング2位のA・バウティスタ選手(アプリリア)に32点差をつけている。
「明日タイトルを決めるのは難しいと思う。バウティスタ選手も速いしね。今回もマシンのセッティングはいいし、リズムもいい。ベストを尽くして勝ちにいくよ。」とシモンチェリ選手は語った。
続いて、2位にM・カリオ選手(KTM)が続き、バウティスタ選手(KTM)が3位に続く。「マシンに問題があって、セカンドマシンで走った。最初は戸惑ったけど、徐々によくなってタイムを出した。レースには自信があるよ」とバウティスタ選手。
青山博一選手(KTM)は、フロントロー最後の一角4位となった。
「ブレーキの安定性をよくしていた。最後にもっとタイムを詰めたかったけど、できなかったのは残念。でもいいレースできると思う」と語った。
また、高橋裕紀(ホンダ)は、予選2回目に転倒。すぐにセカンドマシンでコースインしたが、タイム更新できず。7位となっている。「転倒した後、すぐにピットに戻って再スタートしたけど、タイムを上げることはできなかった。明日の朝のウォームアップ走行でセッティングを調整して臨みます」と高橋選手。
決勝当日は快晴に恵まれた。好スタートを切ったのは青山選手で、バウティスタ選手、シモンチェリ選手、カリオ選手などが続く。
1周目にバウティスタ選手がトップに浮上。シモンチェリ選手、シモン選手、カリオ選手、青山選手も続き、この5台がトップ集団を形成する。
シモンチェリ選手は8周目に先頭に出るが、すぐにバウティスタ選手も負けじと抜き返し、2台が激しいドッグファイトを展開。シモン選手、カリオ選手も後ろから続き、トップ争いは4台に。青山選手は徐々に遅れていき、マシントラブルのために16周目にピットインリタイアしてしまう。
レース後半に入ると、シモンチェリ選手とバウティスタ選手の2台がトップ争い、カリオ選手とシモン選手が3位争いとなる。
最後までシモンチェリ選手とバウティスタ選手のデッドヒートは続くが、僅差でシモンチェリ選手がトップをキープ。5勝目を獲得した。
「ファンタスティックなレースだった。バウティスタ選手とのバトルはすごかったよ。100%プッシュしていったけど、彼はずっとついてきた。ラストラップはコーナーで抜かれないように走ってうまくいったよ。」とシモンチェリ選手。
続いて、バウティスタ選手がもてぎに続いて2位でゴール。
「すべてを出し切ったよ。最後はアタックしたけど、無理だった。でも、いいバトルができたし、いいレースだったと思う」とバウティスタ選手はコメントした。
この結果、シモンチェリ選手はバウティスタ選手に37点差をつけ、初タイトルに王手をかけた。
一方、3位争いも最後まで激戦となる。ラストラップを先に立ち上がったのはシモン選手だったが、ゴールライン直前でカリオ選手が逆転。カリオ選手が3位表彰台をゲットした。「最後はスリップストリームを使って前にでたよ。また表彰台に戻れてうれしいよ」とカリオ選手は話した。
125クラスの予選も、1回目は雨の中での走行となる。2日目のドライでの走行で、スターティンググリッドが決められた。
ポイントリーダーのM・デ・メグリオ選手(デルビ)は、もてぎに続いて2戦連続のポールポジションを獲得。
「今週はずっと調子がいいよ。今日は、最後にもっとタイムを更新できるところだったけど、多くのライダーにひっかかってしまった。もてぎでは勝てなかったから、今回はミスなく走って勝ちたいね」とデ・メグリオ選手は語った。
今回、デ・メグリオ選手が優勝して、ランキング2位のS・コルシ選手が6位以下に終わると、デ・メグリオ選手のタイトルが決まる。そのコルシ選手は8位2列目となっている。
一方、予選2回目に軽い転倒を喫したS・スミス選手(アプリリア)が、その後タイムを更新して2位。もてぎのウィナー、S・ブラドル選手(アプリリア)が3位、N・テロール選手(アプリリア)が4位となる。
また、中上貴晃選手(アプリリア)は27番手スタートとなった。「午前中にエンジントラブルがあって、大変だった。厳しい状況だけど、がんばります」と中上選手は語っていた。
小山知良選手(KTM)はチームの事情により欠場している。
決勝レースは、B・スミス選手(アプリリア)のホールショットではじまるが、スミス選手は1周目に転倒しまう。さらに1周目にトップに立ったS・コルテス選手(アプリリア)も転倒と、序盤は波乱の展開となる。
2周目にトップに立ったのがデ・メグリオ選手。後方からタルマクシ選手、A・イアンノネ選手(アプリリア)が続き、この3台がトップ集団。ブラドル選手、J・オリーブ選手(デルビ)、S・ガデア選手(アプリリア)がセカンド集団となる。
トップのデ・メグリオ選手は引き離しにかかり、着実にリードを広げていく。10周目には約3秒のアドバンテージを築いた。
2位争いは、タルマクシ選手、オリーブ選手、ブラドル選手、イアンノネ選手の4台となる。ガデア選手は遅れをとり、14周目に転倒してしまった。
レース終盤に入るとトップのデ・メグリオ選手は約7秒のリードをとり、完全に独走体制となる。
2位争いからは、オリーブ選手が転倒して脱落。ブラドル選手、タルマクシ選手、イアンノネ選手の競り合いになり、ブラドル選手が他車を引き離していく。
フランス人ライダー、デ・メグリオ選手は独走で4勝目を達成。コルシ選手が9位に終わったため、初タイトル獲得を決めた。
「プラクティスからマシンの調子がよかった。レースではとにかくずっとプッシュしていったよ。今年は、デルビとチームがすごくいい仕事をしてくれた。みんなに感謝している。チャンピオンになったなんて、まだ信じられない気持ちだよ」とデ・メグリオ選手は語った。
続いてブラドル選手が2位に入り、ランキング2位に上がった。
「スタートがあまりよくなくて、それから追い上げた。目の前でオリーブ選手が転倒したけど、僕は転倒しなくてラッキーだった。2位になれてうれしいよ」とブラドル選手。