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CATEGORY
■ 2008/10/19 第17戦 マレーシア セパン
天気 気温 観客
晴れ 39度 38,560人

250CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 A.Bautista Mapfre Aspar Team Aprilia '42.56.428 DUNLOP user
2位 青山博一 Red Bull KTM 250 KTM '42.59.014 DUNLOP user
3位 M.Simoncelli Metis Gilera Gilera '43.04.771 DUNLOP user
4位 高橋裕紀 JiR Team Scot 250 Honda '43.07.460 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 G.Talmacsi Bancaja Aspar Team Aprilia '43.00.716 DUNLOP user
2位 S.Smith Poralis World Aprilia '43.04.132 DUNLOP user
3位 S.Corsi Jack & Jones WRB Aprilia '43.07.612 DUNLOP user
11位 小山知良 Red Bull KTM125 KTM '43.24.367 DUNLOP user
- 位 中上貴晶 I.C.Team Aprilia - DUNLOP user

第17戦終了時点

250CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 M.Simoncelli Metis GIlera Gilera 256 DUNLOP user
2位 A.Bautista Mapfre Aspar Team Aprilia 228 DUNLOP user
3位 M.Kallio Red Bull KTM 250 KTM 191 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 M.Di Meglio Ajo Motorsport Derbi 248 DUNLOP user
2位 G.Talmacsi Bancaja Aspar Team Aprilia 206 DUNLOP user
3位 S.Corsi Jack & Jones WRB Aprilia 200 DUNLOP user

バウティスタ選手が優勝。3位のシモンチェリ選手が初タイトルを決める

今シーズンも残すところ2戦と大詰めを迎えた。250クラスでは、イタリアのM・シモンチェリ選手(アプリリア)がランキングトップに立ち、初タイトルに王手をかけている。ランキング2位につけるのは、スペインのA・バウティスタ選手(アプリリア)で、その差は37点となっていた。


予選1回目はドライコンディションで行なわれ、青山博一選手(KTM)が1位につけていた。
翌2日目、昼ころに雨が降ったが、250クラスの予選2回目が始まるころには、ほぼドライコンディションとなる。しかし、雨上がりという難しい路面コンディションのために、多くのライダーが前日のタイムを更新することができなかった。
青山選手は初日のタイムを更新できなかったが、トップを守りきり今季初のポールポジションを獲得する。
「今回はずっといいフィーリングで走れている。去年もここで勝っていて相性もいいみたいです。明日はいいレースができると思います」と青山選手。


続いて、バウティスタ選手が2番手。「チャンピオンシップは厳しいが、優勝を狙ってがんばるよ。今日はエンジンの調子が落ちて、タイムを更新できなかった。明日まで直してもらうよ」とバウティスタ選手。
上位4人中でただひとり前日のタイムを更新したシモンチェリ選手が3位につける。「セッティングは悪くない。明日はハードなレースになると思う。暑いしね。とにかく優勝を目指してベストを尽くすよ」とシモンチェリ選手は語っていた。
続いて、フロントロー最後の4位に入ったのは、M・カリオ選手(KTM)。
また、高橋裕紀選手(ホンダ)も初日のタイムを更新して8番手2列目につけた。「今日はコンディションが難しかった。なんとかタイムを更新したけど、8位となってしまった。でも、感触はいいので序盤遅れないように上位陣についていきたい」と高橋選手は語った。


決勝レースが始まると、まずはA・エスパルガロ選手(アプリリア)がレースをリード。3周目にJ・シモン選手(KTM)がトップを奪い、エスパルガロ選手、シモンチェリ選手、青山選手、バウティスタ選手、カリオ選手と続く。
シモンチェリ選手は4周目にトップに立ち、後ろからシモン選手、青山選手、エスパルガロ選手、バウティスタ選手などが続く。
7周目に青山選手がシモンチェリ選手をパス。トップの青山選手の後方からシモンチェリ選手、バウティスタ選手、シモン選手も続き、エスパルガロ選手は遅れ始める。また、カリオ選手はマシントラブルのために6周目にピットインリタイアしている。


中盤になると、青山選手、シモンチェリ選手、バウティスタ選手、シモン選手の4台が先頭集団を形成。10周目からバウティスタ選手がトップに立つ。セカンド集団は、高橋選手、エスパルガロ選手、M・パシーニ選手(アプリリア)となっている。
そして、12周目にトップ争いに加わっていたシモン選手がマシントラブルのためにリタイアする。
この時の先頭グループは、バウティスタ選手、青山選手、シモンチェリ選手のオーダー。このままでゴールすればシモンチェリ選手は初タイトルを獲得することになる。


レース終盤、バウティスタ選手は後続を圧倒。青山選手、シモンチェリ選手は単独2、3位となっていく。
このままバウティスタ選手は今季4勝目をマーク。青山選手は今季2回目の2位表彰台をゲットした。
「暑くて大変なレースだった。スタートがいまいちだったけど、焦らずに追い上げた。トップに立ってからは100%プッシュしていった。タイトルは取れなかったけど、シーズン後半調子は上がってきている。最終戦は地元のスペインだしまた勝ちたい」とバウティスタ選手。
青山選手は「バウティスタ選手、シモンチェリ選手といいバトルができた。最後はバウティスタ選手に追いつけなかったけど、2位でもうれしいです」と青山選手。
そして、3位に入ったシモンチェリ選手が、初タイトルを獲得した。
「暑くて大変なレースだった。チャンピオンを獲得したなんて、信じられない。言葉では言い表せないくらいうれしい。今までサポートしてくれた多くの人に感謝したい」と新チャンピオンのシモンチェリ選手は感激を語った。
また、高橋選手は終盤、エスパルガロ選手などを引き離して、4位に入っている。「スタートは良かったけど、1コーナーで他のライダーに抜かれてしまい順位を下げてしまった。中盤はリズムはよかったけど、前の3台には追いつけなかった」と高橋選手は語った。


タルマクシ選手が独走で3勝目を決める

前回のオーストラリア戦で、すでにM・デ・メグリオ選手(デルビ)がタイトル獲得を決めている125クラス。
土曜日の予選2回目がウェットコンディションとなったため、125クラスの予選は1回目のドライでの結果でグリッドが決められた。
ポールポジションを獲得したのは、A・イアンノネ選手(アプリリア)で、初のポール獲得となっている。
「ポールが取れたなんて本当にうれしい。マシンの調子がすごくよくて、チームスタッフに感謝している。明日はいいレースができるようにがんばるよ」とイアンノネ選手はコメントした。
続いてG・タルマクシ選手(アプリリア)、D・ウェブ選手(アプリリア)、P・エスパルガロ選手(デルビ)までがフロントローをゲットした。


新チャンピオンのデ・メグリオ選手は9位3列目につける。
また、残り2戦をファクトリーチームのレッドブルKTMから参戦することになった小山知良選手(KTM)は、今季最高位の7位2列目と好位置につけている。「また、ファクトリーチームに戻れてうれしい。マシンセッティングがうまく進んで、すぐにいいフィーリングで走れた。今日は雨になってしまったけど、レースに向けて自信はあるよ」と小山選手は語っていた。
一方、中上貴晶選手(アプリリア)は21位となった。「今日雨になったので、1回目のタイムで21位になってしまった。まだいい感じでは走れていない。明日までに状態をよくしていきたい」と中上選手は語った。


決勝レースのスタートが切られると、タルマクシ選手がホールショットを決めて序盤からレースをリードしていく。
2位以下には、イアンノネ選手、S・ブラドル選手(アプリリア)、P・エスパルガロ選手(デルビ)、B・スミス選手(アプリリア)、M・デ・メグリオ選手(デルビ)などが続く。
序盤は、タルマクシ選手とイアンノネ選手がトップ争いを展開。セカンド集団は、ブラドル選手、エスパルガロ選手、スミス選手の3台が展開していく。


トップのタルマクシ選手は中盤に向けて、少しずつイアンノネ選手を引き離していく。イアンノネ選手に続いて、スミス選手が3位争いの集団から抜け出していく。上位3台の後方で、ブラドル選手、S・コルテス選手(アプリリア)、エスパルガロ選手、デ・メグリオ選手の4台が4位争いを演じていく。
レース中盤に入ると、タルマクシ選手が約5秒のリードを奪って独走体制。イアンノネ選手は遅れ始めて、スミス選手が代わって単独2位に上がる。 3位争いは、イアンノネ選手、ブラドル選手、コルテス選手、コルシ選手、デ・メグリオ選手などで展開され、イアンノネ選手は徐々に後退。また、9周目にブラドル選手はマシントラブルのためにリタイアとなった。
レース後半、トップはタルマクシ選手、2位スミス選手は替わらず。3位争いはコルシ選手、デ・メグリオ選手、コルテス選手の3台にしぼられる。


レースは、タルマクシ選手の独走で終わり、スミス選手が単独2位でゴール。この結果、ランキング2位に浮上している。
ウィナーのタルマクシ選手は「今年は難しいシーズンになっているけど、チームが諦めずにがんばってくれて、いい結果がでた。レースはハードで、最後までプッシュしていった。ランキング2位で終わりたいね」とタルマクシ選手。
スミス選手は「予選1回目の結果がよくなくて、4列目とグリッドが悪かったので大変だった。レースではいいペースで走れて、最後までタルマクシ選手を追いかけたが、勝つのは難しかったね」と語った。
3位争いは最後まで激戦となり、ゴール前の最終コーナーで前にでたコルシ選手が3位表彰台をゲットした。「最高のバトルだったね。マシンの調子はよかった。最後でなんとか前に出て表彰台をつかめたよ」とコルシ選手は語った。


また、小山選手は11位となる。
「エンジンの水温が70度にまで上がって大変だった。オーバーヒートしないように気をつけていった。この問題があったので、この結果はうれしい。最後はもう少しでイアンノネ選手を抜けるところだった」と小山選手はコメントした。
中上選手は3周目にハイサイドクラッシュ、そのままリタイアとなった。「スタートは悪くなかったのですが、3周目にハイサイドを起こしてしまいました。残念です。次のバレンシアはよく知っているコースなのでがんばります」とコメントした。