IA1
成田選手が今季初優勝。福留選手、北居選手も表彰台に!
今季第2戦は、今年も春と秋の年2回開催となる近畿大会。会場は、昨年までに引き続きサンドコースの名阪スポーツランドだ。コースは、今大会前に一部のセクションに大掛かりなレイアウト変更が行われ、速度が大きく落ち込むヵ所がほとんどない超ハイスピード設定で、より観戦時の迫力が増した。予選が行われた土曜日の昼頃から激しい雨が降り、日付が変わる前に雨は上がったものの、決勝レースのヒート1は路面がかなり柔らかいコンディション。それでも、水はけの良い土質にも助けられ、午後になるとベストと言ってよい状態まで、路面は回復した。
IA1クラスの決勝ヒート1。オープニングラップを、釘村太一選手(#15)が3番手、小方誠選手(#8)が4番手、福留善秀選手(#10)が5番手、北居良樹選手(#6)が6番手、成田亮選手(#1)が7番手でクリア。3周目に釘村選手が転倒によりリタイヤし、福留選手が3番手、成田選手が4番手、小方選手が5番手、北居選手が6番手となった。5周目、成田選手はミスにより6番手に後退。ケガの影響でペースの上がらない小方選手は、7周目と8周目にひとつずつ順位を落として7番手を走行。レースが後半戦に突入した10周目の段階で、3番手に福留選手、4番手に北居選手、5番手に成田選手となった。
この段階で、2番手を走るライダーと福留選手との差は約10秒、福留選手と成田選手の差は約6秒。しかし福留選手らは、諦めることなく追い上げを続け、ラスト2周となった18周目には、ついに福留選手がライバルを抜いて2番手に浮上した。さらに最終ラップには、3台が激しい3番手争いを展開。4番手で残り1周を迎えた北居選手は、一度は成田選手にパスされたがこれを抜き返し、さらに3番手を走るライダーをパスしてゴール。2位に福留選手、3位に北居選手、5位に成田選手という結果となった。なお小方選手は、粘りの走りでポジションをキープして、7位でフィニッシュした。
決勝ヒート2では、ライバルたちがスタート直後の1コーナーでけん制し合う隙にトップを奪った成田選手が、レース序盤からスパート。3周目にはこのヒートのファステストラップを叩き出し、後続を引き離しにかかった。ライバルたちもしぶとい走りをみせるが、レース後半までに2番手との差は約5秒まで拡大。その後も安定した走りを続けた成田選手がそのまま逃げ切って、今季初優勝を挙げた。1周目7番手から追い上げた福留選手は4位入賞。1周目9番手から7番手まで追い上げていた北居選手は、7周目に転倒を喫して7位フィニッシュ。オープニングラップで転倒して17番手から追い上げた小方選手は、9位でゴールした。
IA2
ヒート1で池谷優太選手がIA初表彰台!
池谷優太選手(#55)が2番手、開幕戦ヒート2で優勝を果たしている小島太久摩選手(#935)が3番手でオープニングラップをクリア。IA1クラスの釘村太一選手と同じく今季は計6戦にのみ参戦するため、これが自身の開幕戦となった尾崎友哉選手(#56)は、大きく出遅れて1周目18番手からの追い上げレースとなった。レース序盤、トップ3台は縦に長い展開。小島選手は、3番手争いを繰り広げながらも、前の2台を追った。しかしレースがちょうど後半戦に突入した10周目に、惜しくも4番手に後退。それでも、そのまま引き離されることなくライバルに喰らいつき、逆転のチャンスをうかがった。
すると、レース後半になってペースが落ちた池谷選手に、小島選手ら2台が徐々に接近。そしてラスト2周ほどで、3台による2番手争いとなった。しかし、最後の意地をみせた池谷選手が粘り、そのまま2位でゴール。IA昇格5年目にして、うれしい初表彰台に上がった。小島選手は4位、尾崎選手は7位でフィニッシュした。「昨年秋にヒザのじん帯を切って、まだ体力も不足しているし、スピードも足りない状態ですが、2位になれてとてもうれしいです。ヒザの状態も悪くないので、今後はケガに気をつけながら乗り込みの量を増やして、初優勝できるように頑張ります」と、池谷選手はさらなる飛躍を誓った。
また決勝ヒート2では、尾崎選手が1周目3番手でレースをスタート。また池谷選手は6番手、小島選手も7番手と、好位置をキープした。ところが2周目、前の集団と差が大きく詰まった池谷選手が、コーナーでアウトのラインを選択して立ち上がったところで、インを走ってきた小島選手と接触。両者ともに転倒し、小島選手は16番手、池谷選手はほぼ最後尾の27番手まで順位を落としてしまった。また尾崎選手は、この2周目と翌周にひとつずつ順位を落とし、5番手に後退。それでも尾崎選手は、その後はペースを取り戻し、5番手をキープ。小島選手と池谷選手は、激しい追い上げを続けた。
レース時間が残り半分となった9周目には、尾崎選手は依然として5番手キープ、小島選手は6番手に浮上、池谷選手は18番手にポジションアップ。小島選手はさらにハイペースをキープして尾崎選手との差をじりじりと縮小。池谷選手はなおも追い上げを続けて、14周目には14番手まで順位を上げた。そして迎えたラスト2周。小島選手はついに尾崎選手を射程圏内に。しかし最後は尾崎選手が粘り、そのまま尾崎選手が5位、小島選手が6位でチェッカーを受けた。池谷選手は、さらに1台を抜いて13位でゴールした。次戦は4月19日(日)決勝の関東大会(埼玉県・ウエストポイントオフロードヴィレッジ)となる。