■ 2008/5/11 第3戦 スポーツランドSUGO
REPORT
IA1
成田選手が、今季初の両ヒート優勝!
今季第3戦は、ダンロップタイヤを履くヤマハの成田亮選手(#1)のホームコースとも言える、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。今大会は、残念ながら天候に恵まれず、予選が行なわれた土曜日は寒い曇り空。さらに土曜日夜から日曜日朝にかけて降雨に見舞われ、決勝がスタートする頃に雨は上がったものの、冬に近い寒さのなかレースが行なわれることになった。しかしコースは、大雨とならなかったことや、入念かつ完璧なメンテナンスが行なわれたこともあって、ベストと言っても差し支えのないコンディションだった。
ダンロップタイヤを履きく成田亮選手(#1)は、今季も序盤戦から大活躍を続け、今大会でもその好調を維持。決勝ヒート1では、1周目に早々とトップに立つと、コースを攻略しつつ徐々にペースアップ。そして8周目には、このヒートのファステストラップを記録して完全なアドバンテージを築き上げ、勝負を決めた。結局、成田選手は18周をまったく危なげなく走りきり、今季3勝目を挙げた。なおこのヒートでは、1周目を6番手でクリアした北居良樹選手(#5)が、一時は8番手へと後退したものの、粘りをみせて7位でゴールしている。
また決勝ヒート2も、成田選手がスタート直後にトップへと浮上し、そのまま逃げ切りを試みる展開。このヒートでは、4周目にファステストラップを叩き出した成田選手は、レース前半だけで10秒近いリードを獲得。またしても圧倒的な内容で勝利を奪った。またこのヒートでは、序盤に福留善秀選手(#952)が3番手争いを展開。しかし福留選手は、レース中盤に順位を落とし、8位でゴールした。また1周目13番手と大きく出遅れた北居選手は、大混戦により順位の上下が多いレースを走りきり、9位でチェッカーを受けた。
両ヒートの総合成績では、もちろん成田選手が優勝。また北居選手が8位、ヒート1は1周目のトラブルが響いて11位に終わった福留選手は、総合9位という結果となった。今季初の両ヒート総合優勝を達成し、ポイントランキングでもトップに浮上した成田選手は、「SUGOは地元なので、どうしても勝ちたかった。今回は雨の影響で難しいコンディションとなり、転倒だけはなんとしても避けようと思っていましたが、ダンロップタイヤがすごくグリップしてくれて、危なげなく勝つことができました」と、今大会を振り返った。
IA2
井上眞一選手がヒート1で優勝争いを展開!
4スト250ccマシンで競われるIA2クラスの決勝ヒート1は、直前まで降った雨の影響で、柔らかい路面でのレースとなった。このなか、雨のレースを得意とするカワサキの井上眞一選手(#41)は、期待どおりの好スタートを決めて、1周目を2番手でクリア。大きく離されることなく、トップのライダーをマークし続けた。すると7周目に、相手のライダーが転倒により後退。これで井上選手は、労せずトップに浮上した。しかしその後も井上選手は、後続を引き離すべく、攻めの走りを続け、9周目にはベストタイムも記録した。
ところが10周目、その井上選手がまさかの転倒。これにより6番手まで後退してしまった。それでも井上選手は、翌周にすぐさま順位を2つ回復。最終ラップとなった17周目に1台に抜かれたものの、5位でフィニッシュした。「もったいなかったですが、攻めての転倒なので悔いはないです」と、レース後の井上選手は意外にもサバサバとした表情で、このレースを振り返った。なおこのヒートでは、1周目7番手から一時は5番手まで追い上げた星野裕選手(#444)が7位。1周目に3番手を走った池谷優太選手(#47)は、9位でゴールした。
また決勝ヒート2では、池谷選手が5番手、星野選手が6番手で1周目をクリア。しかし井上選手は、スタートで若干出遅れて、1周目10番手からの追い上げレースとなった。ここから、井上選手は2周目に8番手へと浮上。また星野選手は、3周目に5番手、4周目には4番手へとアップした。さらに井上選手は、7周目には7番手にポジションアップ。星野選手は8周目にベストラップを叩き出し、3番手のライダーへと迫った。ところが12周目に、星野選手は転倒を喫し、すぐに再スタートを切ったものの若干後退。この影響により、4位のままフィニッシュすることになった。また井上選手は、ラスト5周でさらに順位を上げて6位。池谷選手は10位でゴールした。なお次戦は、2週間後に広島県で開催される。