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■ 2016/10/23 MFJ/MX 2016全日本モトクロス選手権 第9戦(最終戦) 第54回MFJグランプリモトクロス大会
宮城県 スポーツランドSUGO
天気 気温 観客
晴れ 18℃ 6,700人(2日間)

スポット参戦のコール・シーリー選手が圧勝!


全日本モトクロス選手権は、いよいよ今季最終戦。第9戦となる第54回MFJグランプリモトクロス大会が、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。天候は、各クラスの予選が実施された土曜日が曇りで、翌日の決勝日はやや雲が多めながらも晴れ。ダイナミックなハイスピードレイアウトを持つこのコースは、乾くとかなり固く締まる土質だが、事前からの入念なコース整備でベストな状態が保たれ、走行によってコーナーにはワダチが深く刻まれていく攻略しがいのあるドライコンディションとなった。この最終戦は、海外の競技ライセンス所持者も参加可能な国際格式を採用。IA1には、AMAからコール・シーリー選手(#114)、世界選手権から山本鯨選手(#400)が、ダンロップタイヤを履いてスポット参戦した。

IA1決勝ヒート1、山本選手は2番手、シーリー選手は4番手で1周目をクリア。翌周には、山本選手が先頭に立ち、これをシーリー選手が追撃すると、コース確認を終えたとばかりに4周目からシーリー選手が2秒以上もペースを上げ、トップに立った。シーリー選手は、一気に後続とのリードを拡大して、すぐに単独走行へ。全日本ライダーをまったく寄せつけることなく、2位と約24秒差のトップでゴールした。山本選手は、シーズンを戦ってきた愛機とは異なるマシンのアジャストにやや苦戦して、中盤以降に順位ダウン。4位でフィニッシュした。その山本選手とわずか約1.5秒差の5位には、1周目14番手から終盤まで追い上げを続けて残り2周で2台をパスした、スズキに乗る深谷広一選手(#13)が入った。

決勝ヒート2では、山本選手とシーリー選手がホールショット争い。1周目こそ、シーリー選手が2番手、山本選手が3番手となったが、すぐにシーリー選手がトップに浮上。路面が荒れて、より実力差が現れる状況になったこともあり、シーリー選手はヒート1以上に後続との差を拡大し、終わってみれば2位に約37秒もの大差をつけての勝利となった。山本選手は、レース終盤まで4番手グループの先頭を守ったが、ミスにより後退して9位。これで5番手となった深谷選手が、残り2周でさらに1台をパスして、3位とわずか約0.2秒差の4位でゴールした。なおこのレースをもって、ダンロップタイヤを履いてIA1に参戦してきたカワサキファクトリーチームの田中教世選手(#8)とKTMを駆る北居良樹(#100)が、現役引退を表明。レース前後には引退セレモニーも行われた。


能塚智寛選手がシリーズタイトルを獲得!


シリーズランキング上位をダンロップ勢が独占するこのクラスでは、ポイントリーダーの能塚智寛選手(#28)がランキング2番手の岡野聖選手(#31)を22点差でリードして、この大会を迎えた。決勝ヒート1は、その能塚選手がホールショットを奪い、これを渡辺祐介選手(#32)が追撃。さらに岡野選手と古賀太基選手(#122)が続いた。レース序盤、能塚選手にバトルを挑んだ渡辺選手が先行。しかし、抜かれた能塚選手は遅れることなく渡辺選手をマークすると、レースが中盤に入ったところで再逆転。渡辺選手を引き連れたまま周回を重ねた。そして終盤、能塚選手が大きくペースアップしてリードを拡大。トップチェッカーを受けた。岡野選手はペースが上がらず、徐々に順位を落として9位。この結果、能塚選手のシリーズタイトル獲得が決まった。なお、3位の座は古賀選手が守った。

決勝ヒート2では、渡辺選手が好スタート。1周目だけで、2秒ほどのリードを奪った。2番手以下は古賀選手、横澤拓夢選手(#36)、森優介選手(#05)、田中雅己選手(#113)、能塚選手、小川孝平選手(#912)、竹中純矢選手(#29)らが、やや縦に長いトップグループを形成。竹中選手は転倒で順位を落とし、集団の中で能塚選手は少しずつ順位アップ。レース序盤を終えて渡辺選手、横澤選手、古賀選手、能塚選手のトップ4となった。ここからさらに追い上げを続けた能塚選手は、レースが後半を迎えた10周目に2番手。この段階で、トップの渡辺選手と2番手能塚選手は、約7.5秒差だった。その後、しばらく両者の間隔に大きな変化はなかったが、終盤になって能塚選手がペースアップ。残り2周では2秒近くもタイムアップすると、最終ラップの最後に渡辺選手を抜き、能塚選手が優勝した。渡辺選手は2位、横澤選手は古賀選手を抑えて3位となり、最終戦で今季初表彰台に登壇した。


竹内優菜選手が今季4勝目で有終の美!


ダンロップタイヤを使用する竹内優菜選手(#2)は、トップと13ポイント差のランキング2番手でこの最終戦へ。このクラスは1大会1ヒート開催なので、2014年以来となるシリーズタイトル奪還はかなり難しい状況ながら、シーズンを締めくくる勝利を目指してスターティングゲートに並んだ。ホールショットを奪ったのは、その竹内選手。序盤で一気に後続を引き離すと、その後は安定したペースで周回を重ねて、十分なリードを保ち続けた。

一方、今季はチャンピオンゼッケンを装着してシーズンを戦ってきた安原さや選手(#1)は、3番手と12ポイント、5番手と6ポイント差のランキング4番手でこの最終戦に。1周目10番手と出遅れたが、2周目に4台を抜くと、翌周にもひとつ順位アップ。レース中盤からは、4台による2番手争いに加わった。そしてレースは、竹内選手が最後まで独走を続けて今季4勝目。安原選手は、ラストラップのゴール直前で1台に競り勝ち、4位に入賞した。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 C.Seely Team Honda HRC HONDA `32.08.310 DUNLOP user
2位 小島 庸平 Team SUZUKI SUZUKI `32.32.282  
3位 平田 優 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA `32.34.684  
4位 山本 鯨 Team HRC HONDA `32.38.422 DUNLOP user
5位 深谷 広一 SRF Teamブルーイーグルス SUZUKI `32.39.597 DUNLOP user
9位 小方 誠 グリーンクラブ ピュアテックレーシング KAWASAKI `32.49.466 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 C.Seely Team Honda HRC HONDA `32.17.596 DUNLOP user
2位 平田 優 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA `32.55.060  
3位 小島 庸平 Team SUZUKI SUZUKI `33.00.982  
4位 深谷 広一 SRF Teamブルーイーグルス SUZUKI `33.01.562 DUNLOP user
6位 小方 誠 グリーンクラブ ピュアテックレーシング KAWASAKI `33.03.422 DUNLOP user
8位 田中 教世 K.R.T. KAWASAKI `33.20.877 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 能塚 智寛 Team HRC HONDA `32.33.802 DUNLOP user
2位 渡辺 祐介 YAMALUBE RACING TEAM YAMAHA `32.41.226 DUNLOP user
3位 古賀 太基 N.R.T. HONDA `32.50.274 DUNLOP user
4位 竹中 純矢 Team SUZUKI SUZUKI `32.53.755 DUNLOP user
5位 田中 雅己 TEAMナカキホンダ HONDA `32.59.383 DUNLOP user
6位 植田 翔太 グリーンクラブ八尾カワサキ&ANNEX CLUB KAWASAKI `33.09.028 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 能塚 智寛 Team HRC HONDA `33.02.764 DUNLOP user
2位 渡辺 祐介 YAMALUBE RACING TEAM YAMAHA `33.03.141 DUNLOP user
3位 横澤 拓夢 N.R.T. HONDA `33.19.083 DUNLOP user
4位 古賀 太基 N.R.T. HONDA `33.20.735 DUNLOP user
5位 小川 孝平 Team ITOMO HONDA `33.34.614 DUNLOP user
6位 森 優介 Team ITOMO HONDA `33.35.002 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 竹内 優菜 TEAM HAMMER ホンダ学園 HONDA `18.33.291 DUNLOP user
2位 畑尾 樹璃 グリーンクラブ TEAM MOTOBOY KAWASAKI `18.37.942  
3位 中野 洋子 T.E.SPORT HONDA `18.40.172  
4位 安原 さや 名阪レーシング YAMAHA `18.41.202 DUNLOP user
7位 神田橋 芽 グリーンクラブピュアテックレーシング KAWASAKI `18.58.587 DUNLOP user
8位 本田 七海 TEAM KOH-Z YAMAHA `18.59.973 DUNLOP user

第9戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 成田 亮 Team HRC HONDA 357  
2位 新井 宏彰 K.R.T. KAWASAKI 342  
3位 小島 庸平 Team SUZUKI SUZUKI 332  
6位 田中 教世 K.R.T. KAWASAKI 242 DUNLOP user
7位 深谷 広一 SRF Teamブルーイーグルス SUZUKI 231 DUNLOP user
8位 星野 裕 グリーンクラブ八尾カワサキ&ANNEX CLUB KAWASAKI 206 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 能塚 智寛 Team HRC HONDA 396 DUNLOP user
2位 岡野 聖 フライングドルフィン サイセイ YAMAHA 350 DUNLOP user
3位 渡辺 祐介 YAMALUBE RACING TEAM YAMAHA 320 DUNLOP user
4位 小川 孝平 Team ITOMO HONDA 301 DUNLOP user
5位 古賀 太基 N.R.T. HONDA 291 DUNLOP user
6位 竹中 純矢 Team SUZUKI SUZUKI 287 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 中野 洋子 T.E.SPORT HONDA 208  
2位 竹内 優菜 TEAM HAMMER ホンダ学園 HONDA 200 DUNLOP user
3位 畑尾 樹璃 グリーンクラブ TEAM MOTOBOY KAWASAKI 179  
4位 安原 さや 名阪レーシング YAMAHA 163 DUNLOP user
6位 本田 七海 TEAM KOH-Z YAMAHA 118 DUNLOP user
9位 勝股 七海 Team ITOMO HONDA 91 DUNLOP user