FIMロードレース世界選手権
全日本ロードレース選手権
全日本モトクロス選手権
全日本トライアル選手権
アジアロードレース選手権
FIM世界耐久選手権
モトクロス世界選手権
トライアル世界選手権
AMAスーパーバイク
AMAスーパークロス/ナショナルモトクロス

全日本ロードレース
CATEGORY
■ 2017/4/9 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 in 筑波
天気 気温 観客
15.2度 4,500人

榎戸選手が、1、2レースで2位表彰台に上がる




2017年の全日本ロードレースは、茨城県にある筑波サーキットで始まった。JSB1000以外のJ-GP2(2レース)、J-GP3クラスが行われる。
J-GP2クラスは、土曜日に公式予選とレースが行われた。生憎のウェット・コンディションとなり、計時予選で 榎戸育寛選手(HONDA)が2位フロント・ローを獲得した。
また、タイ人の母を持つケミン・クボ選手(YAMAHA)が5位、石塚健選手(KAWASAKI)6位、大木崇行選手(HONDA)8位、柴田陸樹選手(KAWASAKI)9位につけた。この順位でレース2のグリッドに並ぶ。
予定されていた予選上位10台によるスーパーポールは中止され、10台による計時予選となる。
ウェットの中で好タイムを出した榎戸選手がポール・ポジションを獲得。石塚選手4位、大木選手8位、クボ選手9位、柴田選手10位となり、レース1のグリッドに並ぶ。
また、Team KAGAYAMAに加入したた三原壮紫選手(SUZUKI)は計時予選で15位になり、レース1、2とも15位からスタートする。

 土曜日の午後に行われた第1レース。少しウェット・パッチが残るコンディションの中、ライダーたちはスリック・タイヤで出走した。
フロント・ローからスタートした榎戸選手は、好スタートを切ると1周目をトップで戻ってくる。
しかし、その後はペースをうまく上げることができず、関口太郎選手(HONDA)、水野涼選手(HONDA)に抜かれて3位に後退する。また、石塚選手は4位につけていく。
トップ争いは水野選手と関口選手が展開。榎戸選手は単独3位を走行していく。そして、最終ラップの最終コーナーで関口選手が転倒。榎戸選手は繰り上がって2位でチェッカーを受けた。
続いて、石塚選手が3位でゴールラインを通過した。
また、クボ選手は5位、柴田選手6位、大木選手は7位、三原選手は9位に入った。

翌日曜日は、朝からレイン・コンディションとなった。
第2レースがスタートすると、榎戸選手は3番手につける。そして、3周目に生形秀之選手(SUZUKI)を抜き去ると2位に浮上し、榎戸選手はトップの水野選手の後方につける。
水野選手と榎戸選手はトップ争いを展開していくが、中盤になると榎戸選手がやや遅れをとってしまう。
その後、榎戸選手は単独2位をキープ。
最終ラップに石塚選手が転倒するとレースは赤旗終了。18周目終了の順位が最終結果となり、榎戸選手は2位を獲得した。
また、クボ選手は序盤の7位から追い上げて、終盤には関口選手を抜いて4位入賞を果たした。
柴田選手は8位、三原選手13位。石塚選手は転倒リタイアとなった。

●レース後のコメント

1レース 2位 榎戸育寛選手(HONDA)
「セッティングをがらっと変えて臨んだが、あまり当たらずという感じだった。ペースはあまり落ちなかったが、先行する2台には対応できなかった。あと、ウェット・パッチの影響が大きくて、セッティングが合わない部分あったのは、悔しいです。でも、第1レースではポール・ポジションからスタートできて、明日の第2レースも2番手グリッドからスタートなので、山ほどある今日の反省点を整理して、日曜日の第2レースに活かしたい」

2レース 2位 榎戸育寛選手(HONDA)
「水野選手との一騎打ちになるのかと思い、少し気を抜いたら、第2ヘアピンでハイサイド気味になって遅れてしまった。そこからペースをすぐに取り戻せず、後半になってペースを上げて差を詰めたが、勝負ができるところまで行けず赤旗で終わってしまった。自分のミスによるハイサイドでした。そこで転倒しなかったことは、よかったです。2レースとも水野選手に負けたと思うと、すごく悔しいですが、J-GP2クラスで最初のレースだし、次回のSUGOは好きなコースなので勝ちを狙いたいです」

1レース 3位 石塚 健選手(KAWASAKI)
「序盤はトップ争いしていた。ペース的にも悪くなかったので、中盤から後半にかけて勝負できるかな、と思っていた。しかし、途中エンジン。トラブルが出てしまい、残りの周回は本当に我慢のレースになった。トラブルがなかったら、と思うと悔しいレースでした。第2レースではもっと良いレースをしたいです」



伊達選手がウェット・コンディションで初優勝を飾る




ウェット・コンディションの中で行われた予選で、小室旭選手(HONDA)2位、伊達悠太選手(HONDA)が3位でフロントローを獲得。
また、中島元気選手(HONDA)4位、古市右京選手(KTM)5位、ベテランの宇井陽一選手(IODA)11位につけた。
前日よりも雨が強い中で決勝は行われた。
小室選手が好ダッシュを決めるが、1周目は中島選手、伊達選手、小室選手のオーダーで続く。翌周、伊達選手がトップに浮上。小室選手も続き、中島選手は3位に後退する。
レース中盤に向けて、厳しいコンディションの中で小室選手と伊達選手は僅差のトップ争いを展開。中島選手は少し遅れをとり単独3位で続く。
トップの2台は何度も順位を入れ替えていくが、ラストラップの攻防で前に出た伊達選手が小室選手を抑えきって、初優勝を達成した。
僅かの差で小室選手は2位。中島選手は3位となった。
また、宇井選手は4位でゴールした。

●レース後のコメント

優勝 伊達悠太選手(HONDA)
「雨には強い方だと思っているので、“いけるかな”と思っていたが、雨の量が変化する難しい路面でした。小室選手とのバトルになり、最後の勝負どころでは、第1ヘアピンで前に出た。小室選手は最終コーナーが速いので、ゴール・ラインに着くまで勝てたのが分からなかった。初優勝ができて素直にうれしいです。次は逃げていけるようにがんばりたいです」

2位 小室旭選手(HONDA)
「少しずつ雨量が少なくなり始めた残り8ラップ目に前に出たが、伊達選手が第1ヘアピンで来るとは思ってなかった。それでも最終コーナーでトライしたが、届きませんでした。ホーム・コースの筑波には、応援してくれる人がたくさんいるので、期待に応えたかったです。勝つことができずに悔しいです。次は優勝できるようにしたいです」

3位 中島元気選手(HONDA)
「監督に落ち着いていけと言われた。筑波の走行経験がなく、初戦だったこともあって、思ったようにはいかなかった。もう少しトップ争いに加わりたかった。事前テストではトップ・タイムを記録することができていて、もう少しいけるのではと思っていたので残念です。ただ、表彰台に上がることができたのはよかったです。次もがんばります」



順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 水野涼 MuSASHi RT HARC-PRO. HONDA '19.31.189  
2位 榎戸育寛 MOTO BUM HONDA HONDA '19.38.234 DUNLOP user
3位 石塚健 WILL-RAISEracingRS-ITOH KAWASAKI '19.44.777 DUNLOP user
5位 ケミン・クボ Thailand ヤマハチームノリック YAMAHA '19.53.947 DUNLOP user
6位 柴田陸樹 RS-ITO&AUTOBOY KAWASAKI '20.00.182 DUNLOP user
7位 大木崇行 T.Pro HARC HONDA '20.00.376 DUNLOP user
9位 三原壮紫 Team KAGAYAMA SUZUKI '20.00.812 DUNLOP user
16位 井筒仁康 WillraiseracingRS-ITOH KAWASAKI '20.21.390 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 水野涼 MuSASHi RT HARC-PRO. HONDA '18.45.049  
2位 榎戸育寛 MOTO BUM HONDA HONDA '18.46.317 DUNLOP user
3位 生形秀之 エスパルスドリームレーシング SUZUKI '18.49.322  
4位 ケミン・クボ Thailand ヤマハチームノリック YAMAHA '18.50.558 DUNLOP user
8位 柴田陸樹 RS-ITO&AUTOBOY KAWASAKI '19.11.338 DUNLOP user
11位 井筒仁康 WillraiseracingRS-ITOH KAWASAKI '19.27.206 DUNLOP user
12位 大木崇行 T.Pro HARC HONDA '18.47.073
-1 lap
DUNLOP user
13位 三原壮紫 Team KAGAYAMA SUZUKI '18.47.416
-1 lap
DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 伊達悠太 BATTLE FACTORY HONDA '27.49.571 DUNLOP user
2位 小室旭 P.MU 7C HONDA '27.49.571 DUNLOP user
3位 中島元気 TEAM SRS-Moto HONDA '28.10.183 DUNLOP user
4位 宇井陽一 41Planning IODA '28.19.532 DUNLOP user
7位 山本恭裕 チームライフ・ドリーム北九州 HONDA '28.31.231 DUNLOP user
8位 安村武志 犬の乳酸菌.jp/プリミティブRT プリミティブ '28.37.519 DUNLOP user
9位 古市右京 KTMRACING.ASPIRATION KTM '28.38.541 DUNLOP user

第1戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 水野涼 MuSASHi RT HARC-PRO. HONDA 50  
2位 榎戸育寛 MOTO BUM HONDA HONDA 44 DUNLOP user
3位 生形秀之 エスパルスドリームレーシング SUZUKI 38  
4位 ケミン・クボ Thailand ヤマハチームノリック YAMAHA 34 DUNLOP user
6位 柴田陸樹 RS-ITO&AUTOBOY KAWASAKI 28 DUNLOP user
9位 石塚健 WILL-RAISEracingRS-ITOH KAWASAKI 25 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 伊達悠太 BATTLE FACTORY HONDA 25  
2位 小室旭 P.MU 7C HONDA 22 DUNLOP user
3位 中島元気 TEAM SRS-Moto HONDA 20 DUNLOP user
4位 宇井陽一 41Planning IODA 18 DUNLOP user
7位 山本恭裕 チームライフ・ドリーム北九州 HONDA 14 DUNLOP user
8位 安村武志 犬の乳酸菌.jp/プリミティブRT プリミティブ 13 DUNLOP user