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CATEGORY
■ 2008/9/7 第5戦 鈴鹿サーキット
天気 気温 観客
晴れ 31.8度 17,000人

JSB1000

第1レース

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 秋吉耕佑 YOSHIMURA SUZUKI with JOMO Suzuki '32.23.533  
2位 中須賀克行 YSP & PRESTO レーシング Yamaha '32.29.148 DUNLOP user
3位 伊藤真一 KEIHIN Kohara R.T. Honda '32.29.650  
4位 大崎誠之 SP忠男レーシングチーム Yamaha '32.37.646 DUNLOP user
9位 佐藤裕児 ワイズギアレーシング Yamaha '32.57.713 DUNLOP user
10位 亀谷長純 Team 桜井ホンダ Honda '33.04.875 DUNLOP user

第2レース

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 秋吉耕佑 YOSHIMURA SUZUKI with JOMO Suzuki '32.16.293  
2位 中須賀克行 YSP & PRESTO レーシング Yamaha '32.24.164 DUNLOP user
3位 伊藤真一 KEIHIN Kohara R.T. Honda '32.24.742  
5位 大崎誠之 SP忠男レーシングチーム Yamaha '32.38.051 DUNLOP user
6位 山口辰也 モリワキMOTULレーシング Honda '32.38.890 DUNLOP user
9位 佐藤裕児 ワイズギアレーシング Yamaha '32.50.086 DUNLOP user

ST600

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 岩田悟 F.C.C.TSR Honda '27.44.005  
2位 出口修 DyDO Miu Racing Honda '27.47.493  
3位 高橋英倫 TEAM GREEN Kawasaki '27.48.700  
8位 津田拓也 チームOSG&モトスポーツ Honda '27.56.604 DUNLOP user
14位 稲垣誠 バーニングブラッドRT Honda '28.05.010 DUNLOP user
- 位 武田雄一 HitMan RC甲子園ヤマハ Yamaha '16.23.428 DUNLOP user

GP250

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 高橋巧 バーニングブラッドRT Honda '26.51.987 DUNLOP user
2位 宇井陽一 SEV.spruce/PRO-TEC Yamaha '26.52.111 DUNLOP user
3位 関口太郎 Henkel プラスミュー Yamaha '27.02.590  
4位 濱本裕基 SP忠男レーシングチーム Yamaha '27.09.193 DUNLOP user
6位 富沢祥也 Team ProjectμFRS Honda '27.11.964 DUNLOP user
16位 山崎郡 HiTMAN RC甲子園 Yamaha '28.26.948 DUNLOP user

GP125

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 菊池寛幸 F.C.C.TSR Honda '28.26.176  
2位 尾野弘樹 BATTLE FACTORY Honda '28.29.616 DUNLOP user
3位 波平伊織 Honda 鈴鹿レーシングチーム Honda '28.30.076  
6位 柳沢祐一 18 GARAGE RACING TEAM Honda '28.34.801 DUNLOP user
11位 仲城英幸 Team ProjectμFRS Honda '28.36.313 DUNLOP user
- 位 日浦大治朗 TEAM NOBBY Honda '4.53.192 DUNLOP user

第5戦終了時点

JSB1000

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 中須賀克行 YSP & PRESTO レーシングチーム Yamaha 116 DUNLOP user
2位 大崎誠之 SP忠男レーシングチーム Yamaha 98 DUNLOP user
3位 秋吉耕佑 YOSHIMURA SUZUKI with JOMO Suzuki 97  

ST600

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 小西良輝 急募.com HARC-PRO Honda 80
2位 小林龍太 急募.com HARC-PRO Honda 58  
3位 宮崎敦 TEAM DAYTONA GIM Yamaha 46  

GP250

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 高橋巧 バーニングブラッドRT Honda 93 DUNLOP user
2位 及川誠人 WILL-ACCESS&SJR Yamaha 69  
3位 富沢祥也 Team ProjectμFRS Honda 68 DUNLOP user

GP125

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 菊池寛幸 F.C.C.TSR Honda 77  
2位 徳留真紀 チームテック2 Yamaha 66  
3位 尾野弘樹 BATTLE FACTORY Honda 54 DUNLOP user

中須賀選手が2レース共2位に入り、ランキングトップに浮上

全日本選手権シリーズも、残すところ今回を含めて2戦と大詰めを迎えている。第4戦鈴鹿は2戦が行なわれるために、タイトル争いは正念場を迎えた。
公式予選当日、早朝に雨が降ったものの、予選が行なわれるころには天気は回復し、真夏のような暑さの中で行なわれた。
ヤマハの中須賀克行選手は、午前の1回目から2番手と好位置につける。午後の2回目にさらにタイムを更新。トップの秋吉耕佑選手(スズキ)を追いかけたが、最後に無念の転倒。それでも、中須賀選手はフロントロー2番手グリッドを獲得する。
続いて、前回の菅生戦でランキングトップとなった山口辰也選手(モリワキMOTULレーシング)が4位に僅かに千分の6秒差で5番手グリッドとなる。
また、大崎誠之選手(ヤマハ)は9位、佐藤裕児選手(ヤマハ)は11位、亀谷長純選手(ホンダ)は14位、波多野祐樹選手(スズキ)は15位、西嶋修選手(カワサキ)は25位となっている。
一方、手島雄介選手(ホンダ)は予選1回目に転倒して左手甲を骨折ししたため、欠場している。


第1レース

決勝当日も真夏のような暑さとなる。
午前11時45分に、第1レースのスタートが切られた。中須賀選手は順当なスタートを切り、1周目から2位につけてトップの秋吉選手の後方につける。
3位争いの集団は、安田毅史選手(ホンダ)、徳留和樹選手(ホンダ)、伊藤真一選手(ホンダ)、山口選手、大崎選手がダンゴ状態で続く。
トップの秋吉選手、2位中須賀選手は単独走行。伊藤選手が3位に上がり、中須賀選手を追いかけ始める。山口選手は、徳留選手の後方で単独5位、大崎選手が6位につける。
4周目、中須賀選手は一旦伊藤選手に抜かれるが、離されずについていく。その後方で、山口選手5位、大崎選手が6位で、それぞれ単独走行していく。


終盤に入ると、中須賀選手がラストスパート。残り2周目で伊藤選手を抜き去ると、中須賀選手は2位を獲得した。
「秋吉選手は、レースウィークのはじめから速く、今日も間違いなくトップに出てくるだろうなとは思っていました。どれだけ付いていけるかが勝負だと思っていたんです。でも、今日は路面のコンディションが悪く、僕自身も集中力を維持するのが難しい状況でした。秋吉選手に抜かれてからはペースを維持できなくなって、伊藤選手にもパスされて、そこに付いていくのがやっとだったのですが、意地で何とか2位になれました。第4戦SUGOで転倒してからは、もう勝ちしかいらないと思っています。レース2も攻めた走りをして頑張ります」と中須賀選手は語った。

一方、山口選手は終盤に徳留選手を抜いて4位に浮上、大崎選手も徳留選手をパスして5位に上がる。しかし、山口選手は残り2周というところで転倒してしまい、リタイア。大崎選手が4位となってチェッカーを受けた。
また、佐藤選手は9位、亀谷選手は10位、波多野選手は16位、西嶋選手は18位となっている。


第2レース

第2レースは午後3時15分にスタート。再び秋吉選手が飛び出して、中須賀選手、伊藤選手、安田選手、山口選手が2位集団を形成する。
徐々に2位争いは中須賀選手と伊藤選手に絞られていき、山口選手は安田選手と4位を争っていく。中須賀選手は、伊藤選手の後方にピタリとつけてチャンスをうかがっていく。


終盤に入ると、中須賀選手は伊藤選手をパスして2位に浮上。また、山口選手も安田選手を捕らえて4位に上がる。この2台の後方から大崎選手、徳留選手も近づいて、最後は4台の4位争いとなる。
中須賀選手は、秋吉選手には離されたものの最後まで2位を守りきった。この結果、再びランキングトップに上がっている。
「レース1と同じような展開になりました。でもレース1よりもうまく走れたと思います。伊藤選手に付いていくのがやっとだったんですが、何とか抜き返すことができてホッとしています。路面状況はレース1よりよかったのですが、レース前半でタイヤを酷使する走りをしてしまったので、後半はきつかったです。勝ちをねらって最後まであきらめずに走った結果が2位につながったと思うので満足しています。僕は常に勝ちをねらって攻めるレースがしたい。最終戦岡山は得意だし、タイヤも合っているコースだと思うので、今日よりももっといいレースで、秋吉選手を一人旅にさせないようなバトルのあるレースを見せたいです」と中須賀選手は語った。

また、4位争いは最後まで接近戦となり、安田選手、大崎選手、山口選手の順でチェッカーを受けた。
一方、佐藤選手は9位、亀谷選手は10位、波多野選手は17位、西嶋選手は19位となっている。


津田選手が8位を獲得

ST600クラスは、金曜日の合同走行で一番厳しいコンディションとなった。1回目は豪雨となり、午後の2回目はハーフウェットとセッティング調整には最も難しい状況だった。 公式予選日は、打ってかわってドライコンディション。津田拓也選手(ホンダ)は12位につける。前回2位に入っていた稲垣誠選手(ホンダ)は、セッティングに苦しむと16位となってしまう。 また、武田雄一選手(ヤマハ)も調子が上がらず17位となった。 決勝レースが始まると、津田選手は1周目11位につける。その後、津田選手は宮崎敦選手(ヤマハ)、高橋江紀選手(ホンダ)、寺本幸司選手(スズキ)などと接近戦を展開。高橋選手に次ぐ8位でゴールした。 また、稲垣選手は森新選手(ホンダ)、清水直樹選手(カワサキ)などと競り合い、14位でフィニッシュ。武田選手は8周目にリタイアしている。


高橋選手が4勝目を決めて初タイトルを獲得

250クラスの予選は、40分1回のみの戦いとなった。
宇井陽一選手(ヤマハ)は、序盤から順調にタイムを更新していくと今季2度目のポールポジションを獲得した。
「湿度が高くて、2ストロークマシンにとって、すごく悪い条件だった。バイクは走らないし、全体的にタイムが遅いのはそこに原因がある。アクセルを開けられるところは全開でいくんだけれど、何をやっても走らない。ガソリンが燃えずにパワーが出ない感じ。走り始めは、鈴鹿8耐で走ったJSBの癖が出てしまって困った。その結果のポールポジションなので、ラッキーかな。朝のウォームアップ走行でまだいろいろ試してみるけど、条件次第では決勝はどうなるか予想がつかないですね」と宇井選手は語っていた。

ランキングトップの高橋巧選手(ホンダ)は、最後に逆転を狙ったがオーバーランしてしまい2番手に留まった。続いて、3番手フロントローに山崎郡選手(ヤマハ)が入り、ダンロップ勢がフロントローを独占した。 続いて、4位2列目には濱本裕基選手(ヤマハ)4位、秋谷守選手(ヤマハ)が6位2列目につける。富沢祥也選手(ホンダ)はセッティングに苦しみ12位と苦しい位置からのスタートとなった。


決勝レースは宇井選手のホールショットで始まる。後方に高橋選手が続き、序盤から2台が激しいトップ争いを開始する。
トップ2台の後方では、濱本選手と関口太郎選手(ヤマハ)が3位争い、富沢選手と及川誠人選手(ヤマハ)が5位争いを繰り広げていく。
中盤に入っても、高橋選手と宇井選手のバトルは続いていった。濱本選手は、徐々に関口選手に遅れて単独4位に。及川選手と富沢選手は5位争いを続けていく。
レース後半、高橋選手が先行したまま接近戦は続き、高橋選手がトップのままで最終ラップへ。宇井選手は逆転のチャンスをねらっていたが、高橋選手が巧みにブロックしていくと、今季4勝目を達成。高橋選手は、最終戦を残して初タイトルを獲得した。
「今日でチャンピオンが決まるとは思っていませんでした。今日はとりあえず優勝だけを考えていて、チャンピオンのことは考えていませんでした。決勝は、スタートに気をつけて置いていかれないようにしました。離されなければチャンスはあると思っていたし、宇井選手が前にいても離されませんでした。シーズン前半戦はよかったのに、SUGOがだめだったので、今日は勝ちたいと思っていました。だから勝ててよかった。最終戦の岡山でも、事前テストからセッティングを詰めて、優勝を目指して頑張ります」と高橋選手。
宇井選手は「今日はバトルになるだろうと思っていました。オートポリスと同じように上が伸びるセッティングにして鈴鹿で勝てるかと思ったのですが、今日は人間が負けたんだと思います。最終ラップはいろいろなところで仕掛けていったのですが、ハイサイドしそうになってスクリーンが割れたりしたこともあり、届きませんでした。いいバトルができて、おもしろかったです。高橋選手とは同じチームだったこともありますが、成長が見えましたね。去年、岡山は負けていますが、今年はもう少しバイクが詰まればいけると思います」とコメントした。


また、濱本選手は4位。富沢選手は最後まで及川選手を追いかけていったが届かず、6位。秋谷選手が7位となる。
一方、山崎選手は1周目のミスで大きく遅れをとり、16位に終わっている。


尾野選手が初の表彰台2位をゲット

125クラスも40分1回の予選で、スターティンググリッドが決められた。日浦大治朗選手(ホンダ)は順調にタイムを上げていったが、惜しくも4 番手2列目。続いて、尾野弘樹選手(ホンダ)が5番手に続く。また、仲城英幸選手(ホンダ)は6位。柳沢祐一選手(ホンダ)は17位となっている。


決勝レースが始まると、序盤から10台がトップ集団を形成する大混戦が展開されていく。菊池寛幸選手(ホンダ)、岩田裕臣選手(ホンダ)、竹内吉弘選手などに、ダンロップ勢の尾野選手、仲城選手、柳沢選手も加わり、激しいトップ争いを展開していく。
徐々にトップグループはふたつに分かれはじめ、尾野選手、竹内選手、岩田選手、波平伊織選手(ホンダ)、菊池選手の5台が先頭集団。柳沢選手、仲城選手、山田亮汰選手(ホンダ)などはセカンド集団となる。
後半に入ると、トップ争いは菊池選手、波平選手、尾野選手、竹内選手の4台に絞られる。徐々に菊池選手がトップに立ちレースをリード。波平選手、尾野選手、竹内選手が激しい2位争いを始める。さらに、後方から岩田選手も追い付いて、終盤は4台が激しいバトルを展開。
尾野選手は、激しい戦いを制して全日本初の表彰台2位をつかんだ。
「5番手からのスタートだったので、表彰台を目指して決勝に挑みました。スタートはうまく決まったのですが、みんなも速くて少し焦りました。菊池選手は本当に速かったですね。追いかけようと頑張ったのですが、ちょっと厳しかったです。でも2位はうれしいです。次の最終戦岡山では優勝を目指して頑張ります。そして、最終戦の前には日本GPがあるので、そこでも頑張りたいです」と尾野選手は語った。
一方、柳沢選手、仲城選手とも、上位集団には遅れをとったが、渡辺一馬選手(ホンダ)、徳留真紀選手(ヤマハ)などと競り合いを展開。柳沢選手はこのグループのトップ、6位に入っている。
また、仲城選手は後半遅れたが、11位に入りポイントを獲得した。
日浦選手は3周目にリタイアしている。