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■ 2016/11/6 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第9戦 The 48th MFJ GRAND PRIX SUPERBIKE RACE in SUZUKA
天気 気温 観客
晴れ 17.5度 15,000人

加賀山選手、波乱の展開の中、1、2レースで7位に入る





2016年シーズンは最終戦を迎えた。今回は、第48回最終戦MFJグランプリということで、通常のポイントにボーナス・ポイント3点が加算される。
また、JSB1000クラスは、8周のレース1、15周のレース2が行われる。
秋晴れの中で行われた予選Q1。秋吉耕佑選手(HONDA)は9位、加賀山就臣選手(SUZUKI)は10位となり、この順位でレース2のスターティング・グリッドに並ぶ。
Q1の上位10台で行われるQ2では、加賀山選手9位、秋吉選手10位となる。この順位でレース1のスターティング・グリッドに並ぶ。
また、中冨伸一選手(YAMAHA)は12位、高橋裕紀選手(HONDA)は15位で、レース1、2とも、この順位からスタートする。

決勝当日も秋晴れに恵まれた。
午前11時5分、8周で行われるレース1がスタート。
加賀山選手は1周目、6番手につける。
序盤は、秋吉選手、山口辰也選手(HONDA)、高橋巧選手(HONDA)と6位争いを繰り広げていく。
後半に入ると、加賀山選手は高橋選手に抜かれる苦しい展開となる。
ラスト・ラップへ、山口選手、高橋選手、加賀山選手のオーダーで突入。加賀山選手は、最後の1周で意地を見せると山口選手を抜き去り、7位でチェッカーを受けた。
また、秋吉選手は9位、中冨選手11位、高橋選手は15位となった。

午後3時5分にレース2は始まった。加賀山選手は抜群のダッシュを決めて、すぐに2位にジャンプ・アップ。トップの中須賀克行選手(YAMAHA)を猛追する。ところが1周目の最終コーナー立ち上がりで、加賀山選手はハイサイドを起こして転倒。後ろから来た、L・ハスラム選手(KAWASAKI)、渡辺一樹選手(KAWASAKI)は倒れたマシンを避けきれずにクラッシュしてしまう。この混乱で赤旗が提示され、レースはやり直しとなる。

午後3時半に、この日3度目のスタートが切られた。セカンド・バイクに乗り換えて走り出した加賀山選手は、序盤は8番手につける。
後ろから秋吉選手、中冨選手が続き、3台が8位争いを展開。上位陣で1台が転倒すると、この戦いは7位争いにかわる。
そして、14周目、中冨選手が転倒。そのままリタイアしてしまう。
レース終盤に入ると、加賀山選手は秋吉選手と7位争いを展開。加賀山選手と秋吉選手は、最後までテール・トゥ・ノーズのバトルを続けるが、加賀山選手が僅かに先にチェッカーを受けた。
また、高橋選手は12位に入っている。

●コメント

レース1:7位 レース2:7位  加賀山就臣選手(SUZUKI)
「レース1では、スタートがうまくいかなかった。なんとか上げていったが、あれが精いっぱいだった。最後は山口選手、高橋選手とバトルになり、ラスト・ラップで山口選手を抜くことができた。
レース2は、今年最後のレースで意地を見せようとスタートを決めて、中須賀選手の後ろ2位に追い上げたが、ハイサイドを起こして転倒してしまった。いいポジションにつけていただけに残念です。カワサキの2台を巻き込んでしまって申し訳ない気持ちです。
転倒したときに手を打って、少し痛かったが大丈夫だった。レース用バイクはダメージを負ったので、セカンド・バイクでレースに臨んだ。再スタート後は感触的に難しく攻めることはできなかったけど、ゴールできた」

「今年は1度も表彰台争いできなかったが、全力で戦った結果なので受け止めている。また来年仕切り直しして、加賀山ここにありというところを見せたいです。今年は、J-GP2クラスで浦本選手がチーム加賀山として初タイトルを取ってくれて、本当によかったと思う。今日はプレッシャーの中、きっちりゴールしてくれた。来年また、チームとしてもさらに上を目指してがんばります」

レース1:15位 レース2:12位 高橋裕紀選手(HONDA)

「レース1では、1周目にオーバーランして19番手まで順位を下げてしまった。その後追い上げたが、前のライダーとの差を埋めることはできなかった。
レース2はスタートもうまくいって自分のポジションを上げる事ができた。トライしたセッティングが良かったと再確認できたし、20周走り切れたことでマシンに関する濃いデータを収集できた。もちろん悔しい順位ですが、得るものが多く内容の濃いレースだったと思う。
今シーズンは、大きなケガをしてチームに迷惑をかけてしまって申し訳なかった。もう少し上の順位で走りたかったです。来シーズンはもっと努力してマシンの熟成を進めて行きたいです」

レース1:9位 レース2:8位 秋吉耕祐選手(HONDA)
「トラブルがあり、木曜日の走行がほとんどできない状態でレースウイークが始まった。金曜日の走行からマシンの確認をして、セッティングを詰めていったが、思うように仕上げられずに決勝を迎えた。自分の想定しているタイムよりもコンマ5秒は遅く、レベルの低いレースになってしまった。力を出しきれないまま終わってしまい残念です」



チーム加賀山の浦本選手が初タイトルを獲得。日浦選手は2位に入る




目下、ランキング・トップの浦本修充選手(SUZUKI)は、2位の関口太郎選手(HONDA)に22.7点差で最終戦を迎えた。
35分間で行われた予選。日浦大治朗選手(MORIWAKI)が2位フロント・ローを獲得。
浦本選手は7位3列目からのスタートとなった。
また、石塚健選手(KAWASAKI)は5位、渥美心選手(TSR)は8位、國峰啄磨選手(HONDA)10位、作本輝介選手(MORIWAKI)11位につけた。

決勝レースがスタートすると、ポール・シッターの関口太郎選手(HONDA)が1周目からレースをリード。後方から水野涼選手(HONDA)、日浦選手、上和田拓海選手(YAMAHA)、石塚選手などが僅差で続く。日浦選手は4周目に2位に上がると、徐々に後続に差をつけていく。石塚選手は4番手につける。
一方、浦本選手は1周目10位で通過、慎重な走りを見せていく。
レース中盤、日浦選手は3位に約3秒の差をつけて単独2位。4位の石塚選手は上和田選手を猛追し、さらに、作本選手、生形秀之選手(SUZUKI)も追いついて、4台による3位争いとなる。
単独2位で走り続けた日浦選手は、そのままチェッカーを受けて、2位表彰台でシーズンを締めくくった。
3位争いは、4台が最後まで激しい競り合いを展開し、石塚選手はラスト・ラップの攻防で競り負けてしまい5位でゴールした。
また、渥美選手は8位、國峰選手9位となる。
浦本選手は10位でチェッカーを受けると、自身初の、そしてチーム加賀山として初のタイトルを決めた。

●コメント

2位 日浦大治朗(MORIWAKI)
「スタートして、トップの関口さんについていきたかったけど、関口さんは思って以上に速かったのでできなかった。でも、ベストは尽くしたし、自分のレースはできたと思います。表彰台でシーズンを終えたのでうれしいです」

10位 2016J-GP2チャンピオン 浦本修充選手(SUZUKI)
「今年はチームが替わって、不安と期待の入り混じる気持ちでシーズンに入った。序盤は4連勝とよかったけど、後半に入ってから、調子が悪いわけではなかったけど、成績がでなかった。今回もふがいない成績になってしまったけど、チャンピオンをとれてよかったです。チームと自分に誇りを持ちたいです。タイトルを取れたのも加賀山監督をはじめ、チームスタッフやスポンサーの方々のおかげです。本当に感謝しています」



伊達選手が3位表彰台を獲得




予選では、全日本2戦目、17歳の中村大輝選手(HONDA)が3位フロント・ローを獲得。
伊達悠太選手(HONDA)は4位、安村武志選手(プリミティブ)5位、古市右京選手(KTM)7位、宇井陽一選手(IODA)9位、関野海斗選手(HONDA)10位、岡崎静夏選手(HONDA)は14位となった。

決勝レースが始まると、序盤からポール・シッターの徳留真樹選手(HONDA)、栗原佳祐選手(HONDA)、伊達選手の3台がトップ・グループを形成。
一方、中村選手は2周目に他車と接触して転倒。安村選手は4番手、宇井選手5番手につけていく。
3周目、伊達選手は2台を抜いてトップに立つも、すぐに栗原選手に抜き返され、3台のバトルは続いていく。
中盤に入っても、伊達選手、栗原選手、徳留選手が何度も順位を入れ替えながら周回を続ける。
4位争いは安村選手と宇井選手が演じていき、宇井選手が先行する。
ゴールへ向けて、トップ争いは激化。ラスト・ラップへ栗原選手、伊達選手、徳留選手のオーダーで突入する。
伊達選手は優勝へ向けて、栗原選手に迫っていく。しかし、最後のシケインで伊達選手は、2度目のタイトルを目指す徳留選手に抜かれてしまい、栗原選手、徳留選手、伊達選手の順でチェッカーを受けた。
また、4位争いでは、終盤安村選手が先行して4位でゴール。宇井選手は5位となった。
関野選手は7位また、MotoGPもてぎ戦のMoto3クラスにスポット参戦した岡崎選手が9位、古市選手が10位となった。

●コメント

3位 伊達悠太選手(HONDA)
「今年は、トップ争いに絡むことが目標だった。シーズン前半はけっこうそれができていたけど、後半はトップ争いと離れてしまうことが多かった。鈴鹿は地元だし、一番走っているところだから、優勝を狙っていた。レースでは、栗原さんと徳留さんはひとりで走ってもタイムが速かったけど、僕はそこまでのペースはなかった。でも、最後まで優勝争いできたことはよかったです」



順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA 16'54.933  
2位 L・ハスラム Team GREEN KAWASAKI 16'55.405  
3位 渡辺一樹 Team GREEN KAWASAKI 16'56.055  
7位 加賀山就臣 Team KAGAYAMA SUZUKI 17'04.238 DUNLOP user
9位 秋吉耕佑 au&テルル・Kohara RT HONDA 17'08.011 DUNLOP user
11位 中冨伸一 HiTMAN RC 甲子園ヤマハ YAMAHA 17'12.821 DUNLOP user
15位 高橋裕紀 MORIWAKI RACING HONDA 17'34.535 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA 42'31.250  
2位 L・ハスラム Team GREEN KAWASAKI 42'34.751  
3位 高橋巧 MuSASHi RT ハルクプロ HONDA 42'36.845  
7位 加賀山就臣 Team KAGAYAMA SUZUKI 43'12.881 DUNLOP user
8位 秋吉耕佑 au&テルル・Kohara RT HONDA 43'13.024 DUNLOP user
12位 高橋裕紀 MORIWAKI RACING HONDA 44'01.019 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 関口太郎 MISTRESA with HARC-PRO. HONDA '32.52.012  
2位 日浦大治朗 MORIWAKI RACING MORIWAKI '32.56.899 DUNLOP user
3位 作本輝介 Team 高武RSC MORIWAKI '33.00.832  
5位 石塚健 Will-RAISE racingRS-ITOH KAWASAKI '33.01.885 DUNLOP user
8位 渥美心 au&テルル.Kohara RT TSR '33.17.468 DUNLOP user
9位 國峰啄磨 H43 Team-NOBBY HONDA '33.17.781 DUNLOP user
10位 浦本修充 Team KAGAYAMA SUZUKI '33.22.125 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 栗原佳祐 MuSASHi RTハルク・プロ HONDA '28.03.232  
2位 徳留真紀 CLUB PLUSONE HONDA '28.03.452  
3位 伊達悠太 BATTLE FACTORY HONDA '28.03.610 DUNLOP user
4位 安村武志 犬の乳酸菌.jpプリミティブR.T. プリミティブ '28.13.840 DUNLOP user
5位 宇井陽一 41 Planning Global Communication IODA '28.17.348 DUNLOP user
7位 関野海斗 Team P.MU 7C HONDA '28.21.195 DUNLOP user
9位 岡崎静夏 UQ&テルル・Kohara RT HONDA '28.21.762 DUNLOP user
10位 古市右京 KTMRACING.ASPIRATION KTM '28.21.858 DUNLOP user

第9戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA 196  
2位 津田 拓也 ヨシムラスズキシェルアドバンス SUZUKI 149  
3位 高橋巧 MuSASHi RT ハルクプロ HONDA 143  
8位 加賀山就臣 Team KAGAYAMA SUZUKI 100 DUNLOP user
11位 秋吉耕佑 au&テルル・Kohara RT HONDA 86 DUNLOP user
13位 中冨伸一 HiTMAN RC 甲子園ヤマハ YAMAHA 74 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 浦本修充 Team KAGAYAMA SUZUKI 142.7 DUNLOP user
2位 関口太郎 MISTRESA with HARC-PRO HONDA 134  
3位 水野涼 MuSASHi RT ハルク・プロ HONDA 99.7  
5位 石塚健 Will-RAISE racingRS-ITOH KAWASAKI 89 DUNLOP user
6位 國峰啄磨 H43 Team-NOBBY HONDA 86 DUNLOP user
7位 日浦大治朗 MORIWAKI RACING MORIWAKI 79 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 徳留真紀 CLUB PLUSONE HONDA 117  
2位 栗原佳祐 MuSASHi RTハルク・プロ HONDA 116 DUNLOP user
3位 安村武志 犬の乳酸菌.jpプリミティブR.T. プリミティブ 80 DUNLOP user
5位 伊達悠太 BATTLE FACTORY HONDA 73 DUNLOP user
6位 岡崎静夏 UQ&テルル・Kohara RT HONDA 68 DUNLOP user
7位 古市右京 KTMRACING.ASPIRATION KTM 67 DUNLOP user