
第4回 「ブレーキングテクニック! その2」
今回は、那須スポーツランドで実施されたライディングレッスンについて紹介しよう。
サーキット走行においては、重要な要素の一つでもあるブレーキング。ブレーキングが上達することは、単にタイムが上がるだけでなく、走行ラインの自由度が増すことやバイクの挙動を自由に操ることができ、安全に走行することにも繋がるのだ!

那須スポーツランドでは、アドバンスコース参加者を対象に自由参加でブレーキングのレッスンが実施された。ブレーキング時に一瞬リアブレーキを早くかける事で、バイクの挙動が安定し制動距離が短くなり、また安定してコーナーへ進入できるようになるのだ。これを実際に北川圭一さんが、リアブレーキを使用しない時と使用したときの違いを参加者の目の前で手本を見せてくれた。それを見ながら上田昇さんが細かく説明をしてくれた。リアブレーキを使用しない場合に比べて使用した場合は、リアブレーキをかけた瞬間にリアサスが沈みそこからフロントが沈むので、安定してブレーキングできているのが一目瞭然だ。続いて、参加者が実際に走行し違いを体感してみる。何回も実施するにつれ、参加者のブレーキングは着実に上達していたようだった。参加者からも「実際に体感して見ると、違いがよくわかった。」との声を聴くことができた。是非、皆さんも一度体感して違いをわかってほしい。練習する際は、くれぐれも広くて障害物の無い安全な場所でしよう。

ブレーキングで体が前のめりになって安定しない人は、後ろの方に座るだけでなくお尻でシートを下に強く押すようなイメージを強く持って実施してみよう。意識することでバイクの挙動をつかみ易くなり、かなり安定感を増すことができるはずだ。

コーナー進入時のブレーキをリリースする場合も単にスピードをコントロールするだけでなく、同時にサスペンションの挙動をコントロールしているのだ。一気にブレーキを放した場合は、一気にフロントサスペンションが戻ろうとする。それに対してゆっくりリリースした場合は、ゆっくりとフロントサスペンションが戻ってくる。これらは、コーナーによって使い分けるのだが、このことを意識していろいろ試して見よう。そうすることで、コーナーに合わせて自分に合ったブレーキリリースを見つけることができるだろう。
ブレーキングテクニックについては、「ツインリンクもてぎ」「HSR九州」のレーシング講座でも説明しているので、是非参考にしてもらいたい。
サーキットステーションでは、わからないことや疑問に感じていることを超一流のゲストライダーから気軽教えてもらえる。苦手な部分を克服するためにも参加をお薦めします!
